ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選
「ピアノ初心者のうちは有名な曲なんて絶対に弾けない!」と思い込んでいませんか?
実は、クラシック作品の中には、ピアノを練習し始めて間もない方でも挑戦しやすい名曲がたくさんあるんです。
そこで本記事では、ピアノ初心者の方にオススメのクラシック作品をピックアップ!
バロックから近現代まで、幅広い時代のピアノ曲や管弦楽作品のピアノ編曲版をご紹介します。
一部分のみ取り出して弾くもよし、テンポを落としてゆっくり弾くもよし、ご自分に合った方法で名曲の演奏を楽しんでみてください!
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ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選(1〜10)
ジムノペディ 第1番Erik Satie

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家エリック・サティ。
彼の代表作である本作は、ゆったりとした3拍子のリズムと美しい和音の響きが特徴的な楽曲です。
1888年に作曲されたこの曲は、サティが22歳の時の作品。
従来のロマン派音楽とは一線を画す斬新なスタイルで、後の印象派音楽やミニマル音楽に大きな影響を与えました。
シンプルながらも深い感情を表現するメロディーラインは、聴く人の心に静かな余韻を残します。
ピアノ初学者の方にもおすすめの一曲で、ゆっくりと練習を重ねることで、クラシック音楽の魅力を存分に味わえるでしょう。
乙女の祈りTekla Badarzewska

ポーランドの作曲家、テクラ・バダジェフスカの『乙女の祈り』は、多くのピアノ曲集に収録されている有名な作品です。
「乙女」という言葉がしっくりくる甘美なメロディが印象的なこの曲は、跳躍が多いため音ミスなく仕上げるのはなかなか大変!
ですが、テーマが変奏曲のように形を変えて繰り返されるシンプルな構成なので、譜読みや暗譜に苦労することはないでしょう。
メロディが1オクターブの重音になっているため、手を開いた状態で固まって音が硬くならないよう気を付けてください。
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV 846 プレリュードJ.S.Bach

音楽の父と称される偉大な作曲家、ヨハン・セバスチャン・バッハ。
『メヌエット』や『G線上のアリア』に次ぐ有名な作品で、難易度としては中級クラスです。
本作はやや変わった作品で、コンクールでは抑揚をつけない淡々とした演奏の方が評価される傾向にあります。
最初の右手の16分音符やペダルの操作で強弱がつきやすいので、そういった部分を軽やかに演奏することを意識することで、より良い演奏になるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選(11〜20)
人形の夢と目覚めTheodor Oesten

ピアノの定番曲としてもおなじみのテオドール・エステン作曲の作品。
「子守歌」「夢」「目覚め」の3部からなる、とてもかわいらしい小品です。
1862年に発表され、人形が眠りにつき、夢を見て、目覚める様子を描いています。
副題が添えられていることもあり、曲のイメージをつかみやすいため、演奏に取り組みやすいはず!
お子さまなら、お母さんの子守歌で自分が眠ったり夢を見たりしている姿を思い浮かべながら弾くのもよいでしょう。
人形の世界を、ピアノで表現してみませんか?
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノ曲としてはもちろん、さまざまなアーティストによって歌謡曲やポップスなどにアレンジされ広く親しまれているルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲『エリーゼのために』。
左手と右手をなめらかにつないでいく穏やかな最初のフレーズや、中間の明るく華やかなフレーズ、その後の激しい怒りのようなフレーズなど変化に富んだ構成が魅力的なこの曲は、テクニック面と表現面両方の練習に最適です!
各場面の雰囲気の違いに注目しながら、たっぷりと抑揚をつけて弾いてみましょう!
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ピアノで弾いてみたいと憧れる曲の1つに数えられる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作。
左手で一定のリズムを刻みながら、勇ましい兵隊の行進を表すようなメロディを力強く演奏します。
1811年に作曲されたこの曲は、オスマン帝国の軍楽隊にインスピレーションを受けた西欧の作曲家による作品です。
落ち着いたテンポで進んでいくため、速い指の動きは求められませんが、途中で出てくる装飾音符をきれいに弾くためには、正しい手のフォームや指の形の習得が必須!
初級から中級にスムーズにレベルアップするための練習曲として、ピッタリの作品といえるでしょう。
G線上のアリアJ.S.Bach
バッハの名曲として知られるこの楽曲は、実はバッハの『管弦楽組曲第3番』の一部として作曲されたものです。
バッハは1717年から1723年の間にこの組曲を作曲しました。
本作は、その美しいメロディーと和声により、多くの人々に愛されています。
穏やかで優美な旋律は、聴く人の心に深く響きます。
ピアノ初心者の方でも、ゆったりとしたテンポで弾くことができるので、クラシック入門にぴったりの曲といえるでしょう。
左手のパートは比較的簡単なので、右手のメロディーに集中して練習できます。
音楽の奥深さを感じながら、自分なりの表現を楽しんでみてはいかがでしょうか。






