ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選
「ピアノ初心者のうちは有名な曲なんて絶対に弾けない!」と思い込んでいませんか?
実は、クラシック作品の中には、ピアノを練習し始めて間もない方でも挑戦しやすい名曲がたくさんあるんです。
そこで本記事では、ピアノ初心者の方にオススメのクラシック作品をピックアップ!
バロックから近現代まで、幅広い時代のピアノ曲や管弦楽作品のピアノ編曲版をご紹介します。
一部分のみ取り出して弾くもよし、テンポを落としてゆっくり弾くもよし、ご自分に合った方法で名曲の演奏を楽しんでみてください!
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ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選(21〜30)
トルコ風ロンドJohann Burgmüller

イ短調からイ長調への転調を伴う華やかでリズミカルな曲調が特徴的な本作は、軽快なスタッカートと流れるような16分音符のフレーズが印象的です。
異国情緒があふれる旋律とリズムに、アウフタクトを意識した自然な流れと躍動感が加わり、聴衆を魅了します。
アレグレットのテンポ指定で、全体的に生き生きとした表現が求められ、スタッカートとレガートの対比を明確にすることでキャラクターがより際立ちます。
滑らかな演奏技術と表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
リズム感や指の独立性を養いながら、多彩な音楽スタイルへの理解も深められます。
発表会やコンクールでも人気があり、技術と表現力をアピールできる絶好の機会となるでしょう。
6つのエコセーズ 第1番Ludwig van Beethoven

2/4拍子の軽快なリズムが印象的なスコットランド風の舞曲です。
1806年にピアノ独奏用として作られた本作は、明るく親しみやすい雰囲気を持ち、短い曲の中にベートーヴェンらしいユーモアと遊び心が詰まっています。
全体の演奏時間は約2分半と短めながら、男女が向かい合って踊るスタイルに合わせた活発とした旋律が魅力です。
サロンや家庭での演奏を目的に書かれており、ピアノを学習されている方にぴったりです。
フェルッチョ・ブゾーニさんやカール・ライネッケさんなど、著名な音楽家たちによる編曲版もあり、さまざまな楽器編成でも楽しめます。
『蝶々』作品2 第12曲「終景と帰り行く兄弟たち」Robert Schumann

ロベルト・シューマンの作品2『蝶々』のフィナーレである第12曲は、仮面舞踏会の終わりを描いた優美な小品です。
1831年に出版されたこの曲は、舞踏会の終焉と参加者たちの帰路を繊細に表現しています。
軽やかでありながらも感傷的な雰囲気を持ち、伝統的な「祖父の舞曲」の旋律が引用されているのが特徴です。
音が徐々に静まっていく終盤は、まるで舞踏会の灯が一つずつ消えていくような情景が目に浮かびます。
ピアノ演奏の基礎を身につけた方で、ロマン派の情感が豊かな表現に挑戦したい方におすすめです。
物語性を大切にしながら、シューマンの詩的な世界観を味わってみましょう。
舟歌 第12番 変ホ長調 Op.105-2Gabriel Fauré

1921年に作曲された本作は、6/8拍子の流れるようなリズムに、温かみのある変ホ長調の響きが魅力のピアノ曲です。
穏やかな情感と深い精神性を感じさせます。
優雅な旋律の流れに、フランス音楽特有の洗練された和声が織り込まれており、心地よい余韻を残してくれます。
和声進行や転調の妙も楽しめますが、基本的な技術があれば演奏可能な難度となっています。
静かな時間の中でじっくりと音楽に向き合いたい方や、フランス音楽の繊細な表現を味わってみたい方におすすめです。
音楽大学の試験やコンクールでも取り上げられることがあり、教育的な観点からも価値のある作品となっています。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第19曲「アヴェ・マリア」Johann Burgmüller

カテドラル教会に響き渡る聖歌隊の合唱をイメージして作られた宗教曲です。
荘厳で敬虔な雰囲気を持ち、豊かな和音の響きが印象的な名曲です。
1851年にパリで出版された本作は、祈りの心を込めた美しい旋律が特徴です。
4声のハーモニーと3声の部分を巧みに織り交ぜながら、カテドラル教会の残響のような豊かな響きを生み出しています。
和声の変化も色とりどりで、まるでステンドグラスの光のように曲を彩ります。
音楽を通して心を癒やしたい方や、宗教音楽に興味をお持ちの方におすすめです。
また、ペダルワークを学びたい方にとっても、格好の教材となるでしょう。
優雅な雰囲気と深い精神性を兼ね備えた本作は、きっと皆様の心に響くはずです。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller

オープニングから神秘的な雰囲気が漂う優雅な一曲です。
ハ短調とハ長調の対比による物語性豊かな構成が魅力的で、切迫感のある前半から穏やかな中間部へと移り変わる展開に心を奪われます。
右手の連打音と左手の流麗な音型が織りなす情景は、まるで森の中を旅する孤独な旅人の姿を思い起こさせます。
ヨハン・ブルクミュラーは、豊かな表現力と技巧的な要素をバランスよく盛り込んでいます。
本作は、物語性のある作品に興味がある方や、ドラマチックな表現を楽しみたい方におすすめです。
1851年にパリで出版されたこの曲は、今なお多くの演奏家に愛され続けています。
ピアノソナタ 第20番 Op.49-2 第2楽章Ludwig van Beethoven

優雅で親しみやすい3拍子のメロディが印象的な作品です。
1795年から1796年頃に作られ、友人や生徒のために書かれた温かみのある曲調が魅力的です。
メヌエットの形式を採用し、繊細かつ落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
本作の旋律は後に『七重奏曲 Op.20』でも使用されており、作曲者自らも気に入っていた曲想だったことが伺えます。
ダニエル・バレンボイムさんやボリス・ギルトブルクさんといった著名なピアニストも演奏しており、さまざまな解釈で新たな魅力を引き出しています。
穏やかな雰囲気と親しみやすい旋律は、ピアノを練習し始めた方から上級者まで、幅広い層の方におすすめです。
クープランの墓 第2曲 フーガMaurice Ravel

第一次世界大戦で犠牲となった友人への追悼の思いが込められた、モーリス・ラヴェルの組曲『Le Tombeau de Couperin』。
その第2曲にあたる本作は、1919年4月に初演され、ジョアン・クルッピ少尉にささげられました。
この楽曲はラヴェルが手掛けた唯一のフーガで、3つの声部が対話するように静かに重なり合います。
悲しみだけでなく、今は亡き友人との穏やかな思い出を語っているかのようですよね。
古典的な形式美の中に、ラヴェル特有の揺らめくような響きが溶け込み、不思議な浮遊感に包まれる作品です。
組曲全体はバレエとしても上演されました。
各声部の旋律を大切に歌わせながら、全体の透明感を保つのがポイント!
バロック様式と印象派の繊細な表現を一度に学べる、魅力的な1曲です。
グロテスクなセレナードMaurice Ravel

モーリス・ラヴェルが18歳前後だった1893年頃に作曲した、非常に個性的で情熱的な作品です。
のちにラヴェル本人が「グロテスク」という言葉を付け加えたという逸話が残る本作は、題名が示す通り、荒々しく挑発的な響きの中に、ハッとするほど甘美な旋律が織り込まれています。
この楽曲の魅力は、中央に現れる情緒的な部分との鮮やかな対比にあり、まるで不器用で一途な愛の告白を聴いているような気持ちにさせられる1曲です。
ラヴェルの優美なイメージとは一味違う、若さあふれる大胆な一面に触れてみたい方にぴったり。
激しさと甘さをドラマティックに描き分けるのが、演奏する上での大きなポイントになるでしょう。
組曲『鏡』 第2曲-悲しげな鳥たちMaurice Ravel

芸術家仲間であったピアニストのリカルド・ヴィニェにささげられた、全5曲からなる組曲『Miroirs』。
その第2曲にあたる本作は、1906年1月にヴィニェの演奏で初めて披露されました。
モーリス・ラヴェルが描いた「夏の暑い日、暗い森で迷子になった鳥たち」という情景を題材としており、もの悲しいさえずりが静寂のなかで響き渡る、幻想的な世界に引き込まれるような一曲です。
本作は、繊細なタッチで多彩な音色を表現したい方にぴったり。
ペダルで響きを巧みにコントロールし、情景を豊かに描く練習にもなるので、ラヴェルの絵画的な音楽にじっくりと向き合ってみてくださいね。


