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「今年こそは変わりたい!」そんな気持ちを後押しする楽曲10選

「今年こそは変わりたい!」そんな気持ちを後押しする楽曲10選
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「今年こそは変わりたい!」そんな気持ちを後押しする楽曲10選

音楽は「感情」で4分類できる?

世の音楽の歌詞の内容を、「感情」という視点から大きく4つに分類するという試みをされた方がいました。

「幸せ・安心」

「不安・焦燥感」

「空虚・絶望感」

「期待・勇気」

そしてこの4つは人の人生の上でリサイクルする、例えば今幸せで好調でもいつまでも続く訳ではなく、次第に不安要素も出てくる。

不安が多くなったり的中すると、絶望的な気持ちになる。

でも、絶望的な状態で何もしないと状況は変わらないので、次第に前を向いて勇気を出してアクションを起こす、そしてまた幸福な時期が訪れる。

そんなお話しでした。

音楽は「感情の揺れ」を表現したものが多いと思いますので、「なるほど」!

と感じました。

「今年こそは変わりたい!」

「今年こそは!」何か新しいことにチャレンジしたい、もしくは変わりたい、と思っておられる方も多いのではないでしょうか。

私も、「今年はもっとギターと歌も練習しよう!」そんな思いを新たにしております。

そこで今回は、特に「変わりたい」時に勇気をくれる曲、冒頭の分類で言えば「期待・勇気」の楽曲を、新旧交え10曲ご紹介できればと思います。

名もなき詩|Mr.Children

まずは定番ですが、やはりこの曲は外せないのではないでしょうか。

Mr.Childrenが1996年に放ったスマッシュヒット、当時はカラオケでこの曲が歌われないことはないのでは?

というくらい流行していました。

間奏明けの16分音符羅列箇所が超絶に歌いづらい曲ではあります。

世間を二分した「ミスチル派かスピッツ派」かで言えば私はややスピッツ派ですが、この曲は大好きな1曲です。

タイトル「名もなき詩」というネーミングもシニカルで素敵です。

さわって・変わって|スピッツ

ではスピッツからですが、変化球として「猫になりたい」もありかと思いましたが、「さわって・変わって」。

草野正宗さんの歌詞は、独特の浮遊感ある抽象的な表現が多くて、村上春樹さんの小説を読んでいるかのような感覚にもなります。

そして、大体歌詞短いですよね。

草野さんは透明感のある歌声でその声を活かした曲も多いですが、この曲のサビでは絞り出すかのような、ちょっと歪んだような歌声になってそこがゾクッとかっこいい。

力強さを感じる1曲です。

やさしくなりたい|斉藤和義

比較的最近の曲から、テレビドラマ『家政婦のミタ』でも御馴染みのこの曲。

この曲は本当にストレートに変化への希求が伝わってきます。

実は私は、この曲を知ったのがテレビでもラジオでもなく、とある音響の仕事で、出演していたバンドさんがコピーされていたのを聴いたのがきっかけでした。

曲も歌詞もすごく印象に残って、仕事の後「愛なき時代に~」のサビの部分で検索してから辿り着きました。

勇気をもらうという意味では「ベリーベリーストロング」もおススメ、バッキングギターのトーンが最高にかっこいい曲です。

明日も|Mush&co

先日も、現在封切り中の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」を取りあげましたが、この曲はその作中で結成されるバンド:Mush & coが演奏するナンバーで、銀幕を飛び出しCDにもなっています。

この映画、音楽を担当されているのが亀田誠治さんなんですね!

亀田さんらしいキャッチーさとポジティブさに溢れたナンバー。

映画内には他にも人気ロックバンド:CRUDE PLAYも登場、そちらももちろん亀田さんが手がけておられます。

と言うことは、亀田サウンドが映画館の大迫力サウンドで聴けるという、ライブとはまた違った楽しみ方ができるエンターテイメントということですよね。

原作は少女漫画で、またラブストーリーとのことですので男性の方は行きにくいかも知れませんが、バンドマン必見の映画の予感がします。

私も来週見に行こうと思っております。

Good-bye days|YUI

同じく先だってもご紹介した「タイヨウのうた」からYUIちゃんが歌う主題歌。

「カノ嘘」が「女優志望の新人がミュージシャン役として出演」に対し、こちらは「ミュージシャン志望の新人が女優として出演」と、真逆になっています。

と思ったら、監督は小泉徳宏さんという同じ方なのですね。

是非この「ミュージシャンが出演する映画」というジャンルも、バンドマンとしては是非確立してほしいところです。

儚げで健気な声と決意を決めた歌詞との対比が、変化への想いを強く感じさせます。

しもた|ティーナ・カリーナ

25歳でデパ地下販売員からアーティストデビューを目指し、見事メジャーデビューという大きな「変貌」を遂げたアーティスト:ティーナ・カリーナ。

曲というより、その生き様がかっこいいなと思って挙げさせていただきました。

大阪弁で歌う「三文字タイトル三部作」のラストを飾ったこの曲は、PVで壇蜜さんが出演されることでも話題に。

25歳でもアーティストを目指していい、そんな勇気をくれるアーティストではないでしょうか。

ドレスを脱げ|ゲスの極み乙女。

すごいバンド名ですね。

が、曲はとてもかっこいいです!

ヒップホッププログレバンドとのプロフィールでしたが、聴くと納得。

ふざけているように見えて、実はグサッと突き刺さるしかけが待っています。

ロマンティックあげるよ|初代ドラゴンボールED/h3>

変わったところで、アニメのエンディングテーマからこの曲を選びました。

リアルタイムを経験された世代には、懐かしく、そして冒険心を大いにくすぐられた曲ではないでしょうか。

Bメロやサビの「ホントの勇気」あたりのコード進行が素晴らし過ぎて泣けます。

「もっとワイルドに」「もっとたくましく」「もっとセクシーに」「もっと美しく」生きていきたいですよね。

郷愁とともに、そんなことを再確認させてくれる1曲です。

カルビーかっぱえびせん|

こちらも変わり種。

これはどちらかと言うと、「タバコをやめたい。

。」「スィーツの食べ過ぎをやめたい。

。」そんな時に戒めとして聴きたい曲。

マイケル・ジャクソン「Man In The Mirror」

ラストは、「世の中を変えるなら、まず自分から変わろう」と高らかに宣言する、マイケル渾身のメッセージソング。

「変わりたい」そう思った時、私が真っ先に思い出す大好きな曲です。

維持したいモチベーション。

年の初めに色々と目標を立てますが、色々忙しかったり、予期しないことが発生して、思い通りにはいかないことも多い世の常。

そんな時、やはり自分を奮い立たせるのは「変わってやるんだ」「やってやるんだ」という強い意志と情熱。

そんな気持ちを後押しする楽曲を聴いてモチベーションを維持し、年の最後には達成感を味わいたいですね♪

ライタープロフィール

平田 浩康

ライブスポットラグ

平田 浩康

Live Spot RAGの平田浩康です。

15歳の時、音楽特にロックのカッコ良さに痺れギターとバンドを始めました。

生まれ故郷の高知県は、ライブハウスやコンサート会場も少なく生の音楽に触れる機会が少ない、当時は情報源も雑誌やCD、VHSビデオ(!?)という時代でしたが、音楽というとてもキラキラしたものに魅了され、勉強そっちのけでギターと音楽を楽しむ毎日でした。

大学進学から京都に移住し、大学では軽音楽部を卒業(笑)。

それまでは邦楽ロックや洋楽ハードロックを中心に聴いていましたが、先輩や同期から世の中にはもっとたくさんの音楽があることを知らされ、今では「いいな」と思えるものはジャンル隔てなく聴いております。

大学卒業後にRAGに入社、約6年のオフィスや約10年の音楽スタジオを経て、現在は創業39年の老舗Live Spot RAGにて勤務、主にプロモーション業務を担当しております。

日本トップミュージシャン達が奏でる「本物の音楽」に触れ、お客様に届けることで、あらためて音楽の煌めきを実感する日々です。

今でもギター、バンドはゆるく継続しており近年は今更ながら歌も歌ってみたりしています。

もうすっかりおっさんになってはしまいましたが、あの頃「音楽に描いた夢の向こう側」を、今後もみなさんと追っていければと思っています。

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