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【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング

街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。

ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。

そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。

そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。

華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(21〜30)

2つのトランペットのための協奏曲Antonio Lucio Vivaldi

2本のトランペットのためにヴィヴァルディが作曲したオリジナルの作品であり、何と言っても最大の特徴は曲名通り2本のトランペットがソロとして主役であることです。

トランペット以外の楽器も登場しますがこの曲では脇を固める存在となっています。

まれにスプリングコンサートなどでも演奏されますが、多くはクリスマスコンサートで演奏する演目となっています。

Coventry Carol

ANÚNA : The Coventry Carol (arr. Michael McGlynn)
Coventry Carol

厳粛なヨーロッパの聖夜に想いを馳せるなら、この曲をぜひ。

16世紀にイングランドで生まれた伝統的なキャロルで、中世の宗教劇に起源を持つ曲です。

悲哀に満ちた調子で、母親たちが幼い子供を守ろうとする無力さを表現しています。

三声のハーモニーを持つ静かな子守唄で、主にア・カペラで歌われますよ。

1940年のクリスマス、第二次世界大戦中のコヴェントリー爆撃後、破壊された大聖堂でBBCが放送したのがきっかけで広く知られるようになりました。

クリスマスシーズンのテレビ番組や映画のサウンドトラックでよく使用されていますし、多くのアーティストがカバーしています。

静かに祈りを捧げたい方におすすめですよ。

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(31〜40)

Christmas Prelude for Chamber OrchestraVítězslava Kaprálová

街中が華やかな雰囲気に包まれるクリスマスの時期にぴったりの楽曲が、ヴィチェスラヴァ・カプラーロヴァの手による本作です。

1939年にパリのラジオ局のために作曲されたこの曲は、わずか3分ほどの短い作品ながら、クリスマスの神秘的な雰囲気を見事に表現しています。

ホルンやオーボエが奏でる牧歌的な旋律に、弦楽器の繊細な響きが重なり、まるで雪景色の中を歩いているかのような情景が浮かんできますよ。

チェコ出身の女性作曲家として注目を集めたカプラーロヴァさんの才能が光る一曲です。

静かなクリスマスの夜に、家族や大切な人と過ごす時間のBGMにいかがでしょうか。

クリスマス・ツリーFranz Liszt

Liszt: Weihnachtsbaum Suite, S.186 – Transcription by Vladimir Horowitz: 10. Ehemals
クリスマス・ツリーFranz Liszt

こちらの曲はリストが1874年から1876年の間に孫のために作った曲です。

こんな曲をプレゼントされるお孫さんはうらやましいですね。

12曲からなり、クリスマスに関連した曲がおさめられています。

この曲を聴きながら、遠い国のクリスマスに思いをはせてみてはいかがでしょうか。

作品のほとんどはクリスマスキャロルに基づいて作られていますが、11曲目と12曲目は技巧的で、リストとその妻カロリーネの故郷について表した曲です。

アヴェ・マリアJ.S.Bach/Gounod

バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻の第1曲「前奏曲」を伴奏として、フランスの作曲家グノーが旋律を付けて1859年に発表した賛美歌。

3大アヴェマリアの1曲として世界中で親しまれています。

現在ではクリスマスシーズンや、結婚式の聖歌、コンサートのアンコール・ピースなどとして良く演奏される人気の曲です。

Star CarolJohn Rutter

Star Carol – John Rutter, The Cambridge Singers, City of London Sinfonia
Star CarolJohn Rutter

イギリスの著名な作曲家であるジョン・ラターさんが1972年に作曲した本作は、キリストの降誕を祝う喜びに満ちた雰囲気が特徴的です。

簡単に覚えられるメロディーと、ベツレヘムの星に導かれる人々の物語が、クリスマスの真髄を見事に表現しています。

1972年、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで初演されて以来、多くの合唱団に愛され続けている本作。

ラターさん自身が指揮する「ケンブリッジ・シンガーズ」の演奏が特に有名ですね。

クリスマスの夜、家族と過ごす静かな時間に、この曲を聴いてみるのはいかがでしょうか。

きっと、神聖な雰囲気に包まれた特別な時間を過ごせるはずです。

3つのドイツ舞曲集より第3番「そりあそび」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト: 3つのドイツ舞曲 K.605 第3番 ハ長調「そり遊び」[ナクソス・クラシック・キュレーション #クリスマス]
3つのドイツ舞曲集より第3番「そりあそび」Wolfgang Amadeus Mozart

1791年2月2日に作曲されたモーツァルトの曲です。

そりあそびという名前がついたこの曲がもっとも有名で、曲の特徴としても他の2曲に比べると趣向がまったく異なる曲になっています。

管弦楽用に作られた曲ですが、ピアノ曲として学習曲集にも掲載されているので、ピアノを弾いたことがある人は知っている人もいるかもしれません。

クリスマスにぴったりなとてもかわいらしくて楽しい一曲です。