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【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング

街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。

ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。

そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。

そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。

華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(31〜40)

アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト作曲の混声四部合唱曲。

モーツァルトの妻の療養をお世話した合唱指揮者の方へあてて作られた曲で、モーツァルトの晩年の傑作とされています。

ピアニストのリストはこの曲をピアノ用と編曲し、チャイコフスキーはオーケストラアレンジにした曲を残しています。

おごそかな雰囲気を感じる合唱はゆったりと教会などで祈りをささげながら聴くのにオススメです。

Christmas GreetingEdward Elgar

Edward Elgar – “A Christmas Greeting” Op. 52 (audio + sheet music)
Christmas GreetingEdward Elgar

『愛の挨拶』などで知られるエルガーが1907年、ローマ滞在中に書いた曲がこちらです。

バイオリンとピアノの伴奏により、美しい高音の合唱が歌われます、歌詞はエルガーの妻アリスが書きました。

変則的な伴奏ですが、エルガーの手腕によりとても美しくまとめられており、まるで天使に囲まれているかのような気持ちにさせられます。

彼のほかの曲などと聴き比べてみるのも彼の曲の特色がわかって楽しいかもしれません。

ぜひ試してみてください。

Adeste Fideles / 神の御子は今宵しも

クリスマスの季節が近づくと、にわかに街の空気も変わって活気づくものですよね。

そんな雰囲気の中で、クリスマスの本来の意味を思い出させてくれるのがこの楽曲です。

18世紀に作られたこの賛美歌は、ラテン語や英語、日本語など、様々な言語で歌われています。

荘厳な雰囲気を醸し出すメロディーと、キリストの誕生を祝う歌詞が心に響きます。

クリスマスコンサートや教会のミサなど、様々な場面で歌われる定番曲ですが、家族と静かに過ごすクリスマスの夜にも、ぴったりの一曲と言えるでしょう。

クリスマスの本質に立ち返りたい方におすすめですよ。

There is No Rose of Such Virtue

There is no rose of such virtue – Anon., John Rutter, The Cambridge Singers
There is No Rose of Such Virtue

15世紀に作られた中世イングランドのキャロルで、聖母マリアの美徳を称えるこの楽曲は、クリスマスに欠かせない名曲の1つ。

無伴奏のポリフォニーで書かれた繊細な和声と、ラテン語と英語を織り交ぜた歌詞が特徴的ですよね。

ベンジャミン・ブリテンさんが1942年に編曲したバージョンは、女性合唱に適した豊かな感情表現で評価が高いんです。

スティングさんも2009年のアルバム『If On a Winter’s Night…』に収録しており、静かで荘厳な音楽体験を味わえますよ。

厳かなヨーロッパの聖夜に思いを馳せたい方にぴったりの1曲。

ゆったりとした時間の中で、本作の神聖な雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。

もみの木

ドイツ北部で古くから伝わる民謡をもとにして作られたクリスマスキャロルです。

ヨハン・アウグスト・ツァルナックとエルンスト・アンシュッツが共同で詞をつけました。

もみの木とは日本にも自生しているクリスマスツリーの木として使用される木です。

日本語の歌詞もあるので、この曲を歌いながらクリスマスツリーの飾り付けをしたり、クリスマスパーティーの子供たちの合唱曲として歌うのもいいですね!

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(41〜50)

クリスマス・オラトリオCamille Saint-Saëns

Camille Saint-Saëns – Christmas Oratorio – Op. 12 – Royal Opera Theater Orchestra
クリスマス・オラトリオCamille Saint-Saëns

『クリスマス・オラトリオ』といえばバッハの作品をイメージする方が多いと思います。

バッハの作品しか聞いたことのない方は、ぜひこちらのサン・サーンスの作品も聞いてみてください。

この作品は10の楽曲からなりたっている作品で、それぞれの楽曲は一定の統一感を持ちながらも個性を放っています。

全体を通して幻想的な雰囲気にまとめられているので、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスにピッタリな作品です。

ぜひチェックしてみてください。

天にはさかえFelix Mendelssohn

イギリスの四大賛美歌と言われるチャールズ・ウェスレー作詞、フェリックス・メンデルスゾーン作曲のクリスマスキャロル。

印刷術発明400年記念の祝典のために作曲された男声合唱と管弦楽のためのカンタータである『祝典歌』が原曲です。

歌詞にはキリストの紹介とキリストをたたえる言葉が並んでいます。

まさにクリスマスにぴったりですね!

ロマンのあるオススメの聴き方は、キリストへ思いをはせながらクリスマスの教会にて聴く聴き方です。