【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング
街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。
ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。
そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。
そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。
華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?
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【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(41〜50)
キリストの幼時Hector Berlioz

日本では忘れられがちですが、クリスマスとは本来、イエス・キリストの生誕を祝うイベントです。
もちろん楽しい曲を聴くのも1つの楽しみ方ですが、神聖なイメージのメロディーを聞きたいという方も多いでしょう。
そんな方にオススメしたいのが、エクトール・ベルリオーズによって作曲されたこちらの名曲、『キリストの幼時』。
3部からなる声楽作品で、重い雰囲気が非常に印象的です。
ストーリーもしっかりとしているので、ぜひとも和訳を見ながら聞いていただきたい作品です。
カノンJohann Pachelbel

結婚式などでよく聴かれるポピュラーなクラシック音楽、パッヘルベル作曲の1曲です。
『カノン』で流れるコード進行はカノンコードとして知られ、日本の音楽でも度々使用されています。
幸せな印象を受けるこの曲はクリスマスのステキな昼にも夜にもぴったりです。
クラシック音楽の入門曲としても使用されることが多いため、クリスマスに向けて練習してみるのもいいですね!
G線上のアリアJ.S.Bach

バッハ作曲の日本でもテレビや映画のBGMとしてもよく使用される1曲です。
『G線上のアリア』という通称は、4本のバイオリンの弦のうち最低音であるG線のみで演奏できることから由来しています。
この曲はなんと言ってもそんなバイオリンの美しい音色に心を奪われる曲です。
クリスマスの華やかで美しい雰囲気にもこのバイオリンの音色はしっくりきます。
マニフィカトJ.S.Bach

バロック音楽の巨匠であり、宗教音楽をたくさん作ったバッハが1723年に作った曲がこちらです。
その後彼はこの曲を調を変えて改訂したのですが、改定前の変ホ長調で書かれたバージョンにはクリスマス用の挿入曲が4曲入っています。
神への喜びに満ちた、トランペットやティンパニが活躍する華やかな曲は、クリスマスの気分を盛り上げてくれるでしょう。
初稿と改訂版の両方を聴き比べてみるのも楽しいので、ぜひ聴いてみてほしいです。
Christmas Eve: Orchestral SuiteNikolai Rimsky-Korsakov

リムスキー=コルサコフが手掛けたこの作品はオペラから編曲された管弦楽組曲で、星空の煌めきや魔女のダンスなど、幻想的な情景が華やかに描かれています。
1895年に初演されたオペラを元に作られた本作は、ウクライナの民話を題材にした物語。
若い鍛冶屋の恋物語が、超自然的な要素と共に展開されるんですよ。
ロシアの民謡やクリスマスの歌を取り入れつつ、色彩豊かなオーケストレーションが魅力的。
厳かな聖夜に思いを馳せながら、ファンタジックな音の世界に浸りたい方におすすめです。
トロイカSergei Prokofiev

ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフが作曲した交響組曲『キージェ中尉』の中の一曲です。
1933年に同名映画のための音楽を作曲したプロコフィエフは、映画公開後にそれらの主題やオーケストレーションに手を加え、交響組曲として作品を完成させました。
トロイカとは、ロシアの三頭立ての馬車のこと。
鈴の音のようなタンバリンの「シャンシャン」という音色が、サンタクロースを乗せた馬車が雪の中を駆けるシーンを連想させる、クリスマスにふさわしい作品です。
Carol SymphonyVictor Hely-Hutchinson

たとえクリスマスの騒がしさに興味がなかったとしても、何となく雰囲気にあてられて楽しげな気持ちにさせられてしまうという方も多いのでは?
そんな季節にぴったりな楽曲が、ヴィクター・ヘリー=ハッチンソンの交響曲です。
1927年に作曲されたこの作品は、4つの楽章からなり、「おお、来たれ、すべての信者たち」や「神の御子は今宵しも」といったクリスマスキャロルをオーケストラで編曲しています。
1984年にはBBCのテレビドラマでも使用され、イギリスの冬の風物詩となりました。
厳かな雰囲気の中でクリスマスを過ごされたい方は、ぜひこの曲をBGMとして神聖な時間を迎えてください。






