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クリスマスに聴きたいクラシック音楽。神聖なるクリスマスソング

街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。

ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。

そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。

そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。

華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?

もくじ

クリスマスに聴きたいクラシック音楽。神聖なるクリスマスソング(21〜40)

オンブラ・マイ・フGeorge Frideric Handel

キャスリーン・バトル(Kathleen Battle) – オンブラ・マイ・フ(Ombra mai fù)
オンブラ・マイ・フGeorge Frideric Handel

ドイツ出身の音楽家、ヘンデルが作曲した歌劇『セルセ』第1幕冒頭で披露される『オンブラ・マイ・フ』。

ペルシャ王のセルセがプラタナスの美しい木陰に向けた愛が歌われている曲です。

伸びやかな旋律が披露される伴奏に合わせた、穏やかさや優しさを感じさせる歌唱が響きます。

アリアとレチタティーヴォを絡めた独唱から、後期バロック音楽の代表的な作曲家として知られる彼の音楽性や芸術性が伝わるでしょう。

クリスマスの幻想的な雰囲気に合う、自然をたたえるクラシックに耳を傾けてみてください。

アヴェ・マリアJ.S.Bach/Gounod

バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻の第1曲「前奏曲」を伴奏として、フランスの作曲家グノーが旋律を付けて1859年に発表した賛美歌。

3大アヴェマリアの1曲として世界中で親しまれています。

現在ではクリスマスシーズンや、結婚式の聖歌、コンサートのアンコール・ピースなどとして良く演奏される人気の曲です。

G線上のアリアJ.S.Bach

バッハ作曲の日本でもテレビや映画のBGMとしてもよく使用される1曲です。

『G線上のアリア』という通称は、4本のバイオリンの弦のうち最低音であるG線のみで演奏できることから由来しています。

この曲はなんと言ってもそんなバイオリンの美しい音色に心を奪われる曲です。

クリスマスの華やかで美しい雰囲気にもこのバイオリンの音色はしっくりきます。

カノンJohann Pachelbel

Pachelbel – Canon In D Major. Best version.
カノンJohann Pachelbel

結婚式などでよく聴かれるポピュラーなクラシック音楽、パッヘルベル作曲の1曲です。

『カノン』で流れるコード進行はカノンコードとして知られ、日本の音楽でも度々使用されています。

幸せな印象を受けるこの曲はクリスマスのステキな昼にも夜にもぴったりです。

クラシック音楽の入門曲としても使用されることが多いため、クリスマスに向けて練習してみるのもいいですね!

クリスマスに聴きたいクラシック音楽。神聖なるクリスマスソング(41〜60)

真夜中のミサ曲Marc-Antoine Charpentier

Messe de Minuit (Charpentier) | Deutsch-Französischer Chor Dresden
真夜中のミサ曲Marc-Antoine Charpentier

フランス盛期のバロック音楽を代表する作曲家マルカントワーヌ・シャルパンティエ作曲の宗教曲。

明るく楽しいクリスマスというよりは、どうしてもかなえたい願いのために真夜中でも祈りをささげにいくような強い思いを抱くクリスマスにぴったりです。

全体を通して暗めの印象ですが、おごそかなミサがおこなわれる空間にはベストマッチな1曲です。

真夜中でも祈りをささげたくなるような願いがある人はぜひ聴いてみてください。

天にはさかえFelix Mendelssohn

イギリスの四大賛美歌と言われるチャールズ・ウェスレー作詞、フェリックス・メンデルスゾーン作曲のクリスマスキャロル。

印刷術発明400年記念の祝典のために作曲された男声合唱と管弦楽のためのカンタータである『祝典歌』が原曲です。

歌詞にはキリストの紹介とキリストをたたえる言葉が並んでいます。

まさにクリスマスにぴったりですね!

ロマンのあるオススメの聴き方は、キリストへ思いをはせながらクリスマスの教会にて聴く聴き方です。