RAG MusicXmas
素敵なクリスマス
search

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング

街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。

ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。

そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。

そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。

華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(41〜50)

スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel

「スケーターズ・ワルツ」 ワルトトイフェル
スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel

フランスのワルツ王とも呼ばれたワルトトイフェルが作曲したワルツです。

『スケートをする人々』とも呼ばれ、日本での人気が非常に高い曲です。

曲調は非常に優雅でゆったりとした印象で、クラシックの定番でありながらピアノの練習曲やバレエ音楽としても親しまれています。

クリスマスの時期にはハンドベルを使って演奏するなど、とても親しみやすい曲です。

【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(51〜60)

バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi

厳しい寒さを連想させるような激しいバイオリンの音色が印象的なヴィヴァルディ作曲の1曲。

ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲集の中から春、夏、秋、冬を描いた曲を総称したものが『四季』です。

その中の『冬』では震えるような厳しい冬の寒さと暖炉のある部屋で温かく過ごしている様子、そして氷の上を慎重に歩き春の訪れを待ちわびる様子を描いています。

クリスマスデートの待ち合わせに遅れ、急いでる瞬間に聴くと早くたどり着けそうですね!

神の御子は今宵しも

クリスマスシーズンに歌われる賛美歌として日本でも人気を集める『神の御子は今宵しも』。

イギリスに古くから伝わるクリスマスキャロルであり、ラテン語の歌詞を中心に親しまれている歌です。

厳かさと温かさのあるオーケストラの伴奏と男女混声の壮大な合唱により、イエス・キリストの誕生を知らせるメッセージを歌い上げています。

神聖な雰囲気がただよう旋律からもクリスマスの訪れを祝福する様子が伝わる賛美歌です。

世界中の歌手がカバーしている代表的なクリスマスソングを聴いてみてくださいね。

荒れ野の果てに

Libera – Angels We Have Heard On High
荒れ野の果てに

クラシックに詳しくない方でも聴いたことがある曲の一つではないでしょうか。

古くからあるクリスマスキャロルの一つで、18世紀ころからあったといわれています。

フランス語が原語ですが、英語や日本語などにも訳されています。

子供たちが歌うバージョンも天使の歌声のようでとても美しく、心が洗われるようです。

クリスマスには教会で歌われるような合唱がより魅力的に響きますよね。

歌心のある方はご自分でも挑戦してみてください。

キャロルの祭典Edward Benjamin Britten

HARPと歌声ではじまる『キャロルの祭典』神聖な女声コーラスが教会に響き、懐かしさを感じる優しい賛美歌。

その後男声コーラスが加わり華やかなキャロルになります。

24分という長いキャロルは展開がたくさんあり、とても楽しめる楽曲となっています。

楽器もHARPだけでとてもシンプルな構成です。

それがいっそうキャロルの魅力を引き出しています。

ヨーロッパのクリスマスはクラシカルですてきですね。

小さな木Eric Whitacre

Child of Wonder (From the Sacred Veil)
小さな木Eric Whitacre

エリック・ウィテカーの発表したCD『聖なるヴェール』の収録曲です。

エリック・ウィテカーは、合唱曲と吹奏楽曲の作曲で知られるアメリカ出身の作曲家です。

2012年には合唱曲部門でグラミー賞を受賞しています。

『聖なるヴェール』は、愛、喪失、新たな旅立ちなどの、人生におけるさまざまな感情がこめられた全12曲の作品集。

最終曲にあたる『小さな木』は、胸に秘めた悲しみと、前を向いて新たな一歩を踏み出そうとする希望が感じられる美しい一曲です。

オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

キャスリーン・バトル(Kathleen Battle) – オンブラ・マイ・フ(Ombra mai fù)
オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

ドイツ出身の音楽家、ヘンデルが作曲した歌劇『セルセ』第1幕冒頭で披露される『オンブラ・マイ・フ』。

ペルシャ王のセルセがプラタナスの美しい木陰に向けた愛が歌われている曲です。

伸びやかな旋律が披露される伴奏に合わせた、穏やかさや優しさを感じさせる歌唱が響きます。

アリアとレチタティーヴォを絡めた独唱から、後期バロック音楽の代表的な作曲家として知られる彼の音楽性や芸術性が伝わるでしょう。

クリスマスの幻想的な雰囲気に合う、自然をたたえるクラシックに耳を傾けてみてください。