【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング
街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。
ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。
そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。
そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。
華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?
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【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(51〜60)
Christmas Prelude for Chamber OrchestraVítězslava Kaprálová

街中が華やかな雰囲気に包まれるクリスマスの時期にぴったりの楽曲が、ヴィチェスラヴァ・カプラーロヴァの手による本作です。
1939年にパリのラジオ局のために作曲されたこの曲は、わずか3分ほどの短い作品ながら、クリスマスの神秘的な雰囲気を見事に表現しています。
ホルンやオーボエが奏でる牧歌的な旋律に、弦楽器の繊細な響きが重なり、まるで雪景色の中を歩いているかのような情景が浮かんできますよ。
チェコ出身の女性作曲家として注目を集めたカプラーロヴァさんの才能が光る一曲です。
静かなクリスマスの夜に、家族や大切な人と過ごす時間のBGMにいかがでしょうか。
オー・マグナム・ミステリウムWilliam Byrd

イギリスで生まれたウィリアム・バードが1607年に出版した曲です。
言葉では言い表せないキリストの誕生の神秘と誕生による歓喜の気持ちを歌っています。
教会に響くとムード満点な合唱曲で、まるで天使の歌声を聴いているような気持ちにさせてくれます。
遠い国の教会で歌われていることをイメージするとおごそかな気持ちになれるのではないでしょうか。
クリスマスをただのイベントととらえず、その宗教的なイメージを探ってみることもオススメです。
3つのドイツ舞曲集より第3番「そりあそび」Wolfgang Amadeus Mozart

1791年2月2日に作曲されたモーツァルトの曲です。
そりあそびという名前がついたこの曲がもっとも有名で、曲の特徴としても他の2曲に比べると趣向がまったく異なる曲になっています。
管弦楽用に作られた曲ですが、ピアノ曲として学習曲集にも掲載されているので、ピアノを弾いたことがある人は知っている人もいるかもしれません。
クリスマスにぴったりなとてもかわいらしくて楽しい一曲です。
アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト作曲の混声四部合唱曲。
モーツァルトの妻の療養をお世話した合唱指揮者の方へあてて作られた曲で、モーツァルトの晩年の傑作とされています。
ピアニストのリストはこの曲をピアノ用と編曲し、チャイコフスキーはオーケストラアレンジにした曲を残しています。
おごそかな雰囲気を感じる合唱はゆったりと教会などで祈りをささげながら聴くのにオススメです。
イン・テラ・パックス荻久保和明

こちらの曲は日本人が作った合唱曲です。
歴史も比較的新しく、1990年に荻久保和明さんが作った混声合唱組曲です。
この曲のきっかけは1985年にベトナム戦争について鶴見正夫さんが書いた詩に荻久保さんが合唱曲としてメロディーをつけたのがきっかけで、これをもとに戦争と平和についての組曲として作られたのがこちらの曲です。
クリスマスの時期は浮かれているだけでなく、命の大切さなどを再認識する機会にしてみてはいかがでしょうか。
【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(61〜70)
バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi

厳しい寒さを連想させるような激しいバイオリンの音色が印象的なヴィヴァルディ作曲の1曲。
ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲集の中から春、夏、秋、冬を描いた曲を総称したものが『四季』です。
その中の『冬』では震えるような厳しい冬の寒さと暖炉のある部屋で温かく過ごしている様子、そして氷の上を慎重に歩き春の訪れを待ちわびる様子を描いています。
クリスマスデートの待ち合わせに遅れ、急いでる瞬間に聴くと早くたどり着けそうですね!
Christmas GreetingEdward Elgar

『愛の挨拶』などで知られるエルガーが1907年、ローマ滞在中に書いた曲がこちらです。
バイオリンとピアノの伴奏により、美しい高音の合唱が歌われます、歌詞はエルガーの妻アリスが書きました。
変則的な伴奏ですが、エルガーの手腕によりとても美しくまとめられており、まるで天使に囲まれているかのような気持ちにさせられます。
彼のほかの曲などと聴き比べてみるのも彼の曲の特色がわかって楽しいかもしれません。
ぜひ試してみてください。
天には栄えFelix Mendelssohn

クリスマスの代表的な讃美歌であり、イギリスでは『さかえの主イエス』などと並んで四大讃美歌のひとつとされています。
作曲したのはオーケストラ作品からピアノ小品まで数多くの作品を残したドイツの作曲家、メンデルスゾーンです。
もともとはドイツのライプツィヒ市からの委嘱で作曲された祝典歌でしたが、今ではすっかりクリスマスの定番に。
美しく重なり合う聖歌隊の歌声やイエスを讃える荘厳な歌詞は、静かに迎える大人なクリスマスにピッタリです。
きよしこの夜franz Xaver Gruber

クリスマスに歌う曲としても有名なヨゼフ・モール作詞、フランツ・クサーヴァー・グルーバー作曲のクリスマスキャロル。
日本では牧師で賛美歌作家の由木康が日本語訳した歌詞が有名です。
教会で合唱団の歌声で聴くも良し、クリスマスパーティーにみんなで歌うも良し、いろんなシチュエーションでこの曲の流れるクリスマスを楽しんでくださいね。
目覚めよと呼ぶ声が聴こえJ.S.Bach

バッハ作曲のカンタータ第140番。
全7曲から構成されており、第1曲の『コラール 目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』はオーボエと弦楽器の温かみのある音色が心地いいです。
クリスマスのディナーよりもランチやアフタヌーンティーを楽しむ際のBGMにぴったり!
上品な印象を受けるメロディーを聴いていると、自分も少し品のある人になれるような気持ちにさせてくれます。
HodieRalph Vaughan Williams

毎年クリスマスの季節が近づくと、街の空気も変わって活気づくものですよね。
そんな季節にぴったりなのが、ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズさんが1954年に発表したクリスマス・カンタータです。
聖書の物語や詩人の作品を織り交ぜた壮大な合唱曲で、クリスマスの神聖さと喜びが見事に表現されています。
ソプラノ、テノール、バリトンの独唱に加え、混声合唱や児童合唱、管弦楽まで登場する大規模な作品ですから、本格的なクリスマス音楽を楽しみたい方にはうってつけ。
イギリスの民謡風の旋律も随所に感じられ、親しみやすさも魅力です。
ゆったりとした気分でクリスマスを過ごしたい方は、ぜひこの曲をBGMに神聖な時間を迎えてくださいね。
クリスマス序曲Samuel Coleridge-Taylor

作曲する指揮者としてアメリカ国内で人気を集めたサミュエル・コールリッジ=テイラー。
37歳という若さでこの世を去った作曲家ですが、死後、彼の名曲がさまざまな編曲家によって再編されています。
彼の定番のクリスマスソングであるこちらの『クリスマス序曲』は、サミュエル・コールリッジ=テイラーが死没してから13年後の1925年にシドニー・ベインズの手によって再編されました。
その時に多くの人々に知られることになった本作は、現在でもアメリカを代表する定番のクリスマスクラシックとして人気を集めています。
グリーンスリーブスによる幻想曲Ralph Vaughan Williams

当初は、ヴォーン・ウィリアムズによる1928年のオペラ『恋するサー・ジョン』の第3幕の間奏曲として用いられていましたが、ラルフ・グリーヴズが編曲し、独立させた作品です。
1934年9月にロンドンではじめて披露され、自身による指揮でおこなわれました。
小管弦楽のための作品で、イングランド民謡『グリーンスリーヴス』から着想を得たクリスマスにぴったりな1曲。
スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel

フランスのワルツ王とも呼ばれたワルトトイフェルが作曲したワルツです。
『スケートをする人々』とも呼ばれ、日本での人気が非常に高い曲です。
曲調は非常に優雅でゆったりとした印象で、クラシックの定番でありながらピアノの練習曲やバレエ音楽としても親しまれています。
クリスマスの時期にはハンドベルを使って演奏するなど、とても親しみやすい曲です。
おわりに
クリスマスシーズンを彩るクラシック音楽の魅力は、時を超えて人々の心に深く響き続けています。
教会での厳かな声楽曲から、華やかな讃美歌、オーケストラやバイオリン、ピアノなどによるクリスマスコンサートまで、クラシック音楽ならではの荘厳な調べは、この特別な季節をより一層豊かなものにしてくれることでしょう。
静かに目を閉じ、心温まる音色に身を委ねながら、クリスマスの日に大切な人と過ごす幸せなひとときを演出してみてはいかがでしょうか。



