【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング
街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。
ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。
そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。
そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。
華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?
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【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(11〜20)
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「行進曲」Pyotr Tchaikovsky

クリスマスの時期に各地のオーケストラで演奏されるクラシック音楽です。
ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーが作曲し、冒頭のトランペットがいかにも行進曲がはじまるという導入になっているかわいらしい1曲です。
木管楽器や弦楽器がチョコチョコと動き回るのは子どもたちかおもちゃか、はたまた小動物でも表現しているかのようなイメージです。
「くるみ割り人形」は複数の組曲となっており、バレエ以外でも管弦楽組曲として聞きやすく構成されたものが有名で、よく聞くバージョンはこの管弦楽組曲であることが多いのです。
物語の舞台がクリスマス・イブということもあり、クリスマスシーズンになるとよく演奏されます。
バイオリン協奏曲「安らぎ(クリスマス協奏曲」)Antonio Lucio Vivaldi

ヴィヴァルディが作曲したバイオリン協奏曲の一曲で、別名クリスマス協奏曲と呼ばれています。
バロック時代のクリスマスなので現代とは雰囲気やイメージが異なりますが、他のヴィヴァルディの作品と比較し曲調は非常にやわらかく繊細な音色の合奏はクリスマスにふさわしい安らぎを感じさせます。
クラシックの曲でクリスマスの季節にぴったりなものを探しているのならこの曲は絶対にはずせないはずです!
冬のクラシックコンサートでは演奏曲の定番ともいえるでしょう。
ヴァイオリン奏者でクラシック音楽によるクリスマスの楽曲を探している方や、バイオリンで聴くクリスマス作品としてもおすすめです。
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「小序曲」Pyotr Tchaikovsky

バレエ『くるみ割り人形』のオープニングを飾るこの序曲は「小」とついている通り、とても可愛らしい曲です。
チェロとコントラバスは一度も登場せず、管楽器も低い音の出る楽器はお休み。
中音、高音楽器のみで奏でられる、少々特殊な曲です。
くるみ割り人形は「クリスマス・イヴにくるみ割り人形を贈られた少女が人形とともに夢の世界を旅する」という物語で、小序曲はバレエ音楽をコンサート用に聴きやすくまとめた管弦楽組曲のオープニングとして知られています。
クリスマスが舞台のため、クリスマスの時期になるとオーケストラがよく演奏するため、コンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。
合奏協奏曲集 ト短調 作品6-8「クリスマス」Arcangelo Corelli

アルカンジェロ・コレッリは、イタリアの作曲者・指揮者・ヴァイオリン奏者です。
合奏協奏曲集は、1712年に出版されました。
合奏協奏曲「クリスマス」は、ヴィオラ、ヴァイオリンチェロなどの弦楽器の奏でるト短調の旋律が、平和で神聖なクリスマスの雰囲気です。
コレッリは、『四季』で有名なアントニオ・ヴィヴァルディより25歳、『ハレルヤ』作曲のジョージ・フレデリック・ヘンデルよりも32歳も上で同時代のヴァイオリン奏者の技法に影響を与えています。
本曲『合奏協奏曲集 ト短調 作品6-8「クリスマス」』は荘厳の雰囲気の作品で、当時のクリスマスの価値観や宗教観を知りたい方におすすめの作品集です。
真夜中のノエル吉松隆

日本人作曲家吉松隆さんによる作品集『プレイアデス舞曲第5巻』に収められている曲です。
華やかなクリスマスもいいですが、一人で静かに過ごす夜にぜひ聴いて欲しい曲です。
ピアノで聴くとなおさら透明感にあふれて美しく響く曲です。
曲を聴きながら一年を振り返流のもいいのではないでしょうか。
曲集にある「プレイアデス」とは、ギリシア神話に登場する7人姉妹とプレアデス星団に因んでおり、『現代ピアノのための新しい形をした前奏曲集』への試み」として書かれています。
「真夜中のノエル」は『プレイアデス舞曲第5巻』の中の6番目の曲です。
本曲を聞くと静かでしっとりしたクリスマスを過ごせることでしょう。
そりすべりLeroy Anderson

ルロイ・アンダーソンが1948年に作曲した管弦楽曲。
スレイベルが鳴り続けることで、雪が降っているような曲の雰囲気をかもし出しています。
軽快なリズムにのりながら、温かいメロディーがさまざまな楽器によって紡がれていきます。
ジャズのような演奏に変わったり、曲の最後ではトランペットがウマの鳴き声をまねしていたりなど、聞いていてとても楽しい1曲です!
【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(21〜30)
合奏協奏曲第8番「クリスマス」Arcangelo Corelli

コレルリが作曲した、全12曲からなる合奏協奏曲集のなかでもっとも有名な曲です。
コレルリ自身「キリスト降誕の夜のために作曲した」と書いてあり、クリスマスの真夜中におこなうミサのために作曲されました。
チェンバロと弦楽器の音色が美しくも優しく響き渡り、教会の中でキリストの降誕を祝う姿が想像できそうな曲となっています。






