【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング
街中を彩るデコレーションにキラキラのイルミネーション……思わずワクワクしていますクリスマスですが、もともとはイエス・キリストの降誕を祝う神聖な日。
ヨーロッパではミサに参加し、家族でゆっくり過ごすのが一般的だそうです。
そんなクリスマスには、古くからたくさんの曲が作られてきました。
そもそもクラシック音楽の始まりは教会音楽だったことを思えば、どの曲もふさわしいと言えるのかもしれませんが、今回はとくにおすすめの曲を集めました。
華やかなパーティ向けではありませんが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いをはせてみるのもステキだと思いませんか?
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【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(51〜60)
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主」J.S.Bach

音楽の父バッハ作曲の賛美歌。
ミラノのアンブロジウスによるとされている『来ませ、異邦人の贖い主よ』というキリスト教の聖歌をもとにしています。
バッハの曲にかかせないと言っても過言ではないパイプオルガンの音色がおごそかな雰囲気を演出しています。
街にあふれる明るく華やかなクリスマスソングとは違いますが、神をたたえる賛美歌として教会などで祈りをささげながら清らかな気持ちで聴くのがオススメです。
God is With UsJohn Tavener

クリスマスの到来を静かに、そして荘厳に祝う楽曲といえば、こちらは外せません。
宗教音楽を得意とする作曲家ジョン・タヴナーさんが1987年に発表したこの楽曲は、正教会のクリスマス・イブの儀式をもとに作られています。
旧約聖書のイザヤ書からの引用を含んだ歌詞は、「神の臨在」というテーマを軸に、救世主キリストの誕生を高らかに宣言。
静寂と荘厳さが交錯する音楽は、クリスマスの神聖さを見事に表現しています。
ウィンチェスター大聖堂の合唱指揮者へのオマージュとして作られたこの曲は、クリスマス・イブの礼拝でしばしば演奏され、多くの人々の心に深い感動を与え続けています。
厳かな雰囲気の中でクリスマスを過ごしたい方におすすめの一曲ですよ。
真夜中のミサ曲Marc-Antoine Charpentier

フランス盛期のバロック音楽を代表する作曲家マルカントワーヌ・シャルパンティエ作曲の宗教曲。
明るく楽しいクリスマスというよりは、どうしてもかなえたい願いのために真夜中でも祈りをささげにいくような強い思いを抱くクリスマスにぴったりです。
全体を通して暗めの印象ですが、おごそかなミサがおこなわれる空間にはベストマッチな1曲です。
真夜中でも祈りをささげたくなるような願いがある人はぜひ聴いてみてください。
合奏協奏曲ヘ短調「クリスマス」Pietro Antonio Locatelli

イタリア後期のバロック音楽の作曲家であり、バイオリニストであったピエトロ・ロカテッリ作曲の曲です。
クリスマスというタイトルがついているにもかかわらず、短調で奏でられるメロディーが印象的。
短調のため決して明るくはありませんが、ただおごそかというだけではなく弦楽器の持つ力強さも所々に感じる1曲です。
少し寂しいクリスマスを過ごす方、バイオリニストが作ったこの曲で弦楽器の音色を楽しんでみてください。
【クリスマス】クリスマスに聴きたいクラシック音楽。おすすめの神聖なるクリスマスソング(61〜70)
「四季」より「12月 クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家チャイコフスキーがロシアの1年の風物を描いたピアノ曲『四季』の12月の描写です。
12月はロシアでもやはりクリスマスが風物なんですね。
4分の3拍子で奏でられる音色は寂しげな雰囲気のように聴こえますが、曲の穏やかさからクリスマスに家族で過ごす温かな風景にもなじみます。
大きな展開はありませんが、ピアノの音色にゆったりと耳を傾けられる曲です。
オー・マグナム・ミステリウムWilliam Byrd

イギリスで生まれたウィリアム・バードが1607年に出版した曲です。
言葉では言い表せないキリストの誕生の神秘と誕生による歓喜の気持ちを歌っています。
教会に響くとムード満点な合唱曲で、まるで天使の歌声を聴いているような気持ちにさせてくれます。
遠い国の教会で歌われていることをイメージするとおごそかな気持ちになれるのではないでしょうか。
クリスマスをただのイベントととらえず、その宗教的なイメージを探ってみることもオススメです。
イン・テラ・パックス荻久保和明

こちらの曲は日本人が作った合唱曲です。
歴史も比較的新しく、1990年に荻久保和明さんが作った混声合唱組曲です。
この曲のきっかけは1985年にベトナム戦争について鶴見正夫さんが書いた詩に荻久保さんが合唱曲としてメロディーをつけたのがきっかけで、これをもとに戦争と平和についての組曲として作られたのがこちらの曲です。
クリスマスの時期は浮かれているだけでなく、命の大切さなどを再認識する機会にしてみてはいかがでしょうか。






