高齢者にオススメ。座ったままおこなう足の血行改善エクササイズをご紹介
足の健康は、日々の暮らしを快適に過ごすための大切な基盤です。
血行を良くし、足腰を丈夫に保つには、楽しみながら続けられるエクササイズがオススメ。
今回は、高齢者の方も安心して取り組める、座ったままおこなうレクリエーションをご紹介します。
足指じゃんけんやタオルを掴む運動、フロッグハンドを活用したトレーニングなど、力加減やコントロールを意識しながら、みんなで笑顔あふれる時間を過ごしましょう。
ちょっとした工夫で、毎日の運動習慣が楽しみになりますよ。
足指と血行改善のための簡単エクササイズ(6〜10)
足を一歩踏みだす運動

ふくらはぎが第2の心臓と呼ばれていることをご存じでしょうか。
ふくらはぎは筋肉を収縮や弛緩させることで、血液の逆流を防ぎながら、心臓に血液を押し戻すポンプのような役割をしています。
そんな重要な役割を担っている、ふくらはぎの運動をおこなってみましょう!
足を前後に開いた状態でかかとを上げ下げします。
次にかかとを上げた状態をキープ。
キープする姿勢が不安定な方は、イスなどにつかまりながらおこなってくださいね。
その場で簡単におこなえるので、高齢者の方にぴったりの運動ですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
足指トレーニング

いつまでも高齢者の方が健康で過ごすためにも、バランス機能を保つことが大切ですよね。
歩くことは健康的ですが、転倒リスクもあります。
そんな不安な気持ちがある方におすすめなのが、足指トレーニングをしてバランス機能を鍛えること。
実は足指を鍛えることで、歩行時や立位時の安定性の向上につながるんです。
さらに外反母趾や浮き指など足のトラブルの改善や、足が疲れにくくなる効果もあるんだとか。
座ったままで簡単にできるのでどんな高齢者の方にもおすすめ。
また足指でじゃんけんなど、面白いレクリエーションもできるので、高齢者同士のコミュニケーション向上にもいかがでしょうか。
足指体操

足の握力を鍛えることで、転倒予防にも効果があるそうです。
転倒した高齢者の方のほうが、転倒しなかった高齢者の方よりも、約20パーセント握力が弱かったという実験結果もあるそうですよ。
そこで足指を鍛えるトレーニングをご紹介します。
足指を鍛えて床をとらえ、立った時や歩行の際に安定性が向上しますよ。
座ったまま、足の指でグーパー体操をしたり足元にタオルをひいて、足で手繰り寄せましょう。
座ってできる体操なので、ちょっとしたすき間時間にも、気軽におこなえるのもいいですね。
ぜひ、お試しください。
お座りスクワット

お座りスクワット運動をして、薬に頼らず血圧を下げましょう!
高血圧が続き血管がもろくなると、脳梗塞や心筋梗塞、人工透析のリスクが高まります。
事前にこれらの病気を予防するために効果的なのが、こちらのお座りスクワット。
誰もが想像する激しいものとは違い、スクワットをおこなう度にイスに座れるので高齢者の方でもチャレンジしやすいのが魅力的ですよね。
ポイントはつま先の位置と、膝を曲げる角度。
一人ひとりの体調に合わせて、無理のないペースで数を数えながらおこないましょう。
室内散歩

ふくらはぎやかかとなど、足を動かすことで血流がよくなり血圧も安定するそうです。
実は、ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれています。
理由は、ふくらはぎの筋肉を動かすことで心臓のようなポンプ作用が生まれるそうですよ。
今回は足を動かす、室内でできる早歩きやかかと落としを加えたウォーキングをご紹介します。
両腕を振って足踏みをしたり、脚を横にスライドさせましょう。
もちろん高齢者の方の、体の調子に合わせて運動してくださいね。
立つことが難しい高齢者の方も、イスに座って行うなど工夫してみて取り組んでみてください。