【クラシック】感動するオススメの曲をご紹介
音楽というのは本当に素晴らしく、たった1曲から人生が救われた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな音楽には歌詞がある曲とない曲がありますが、本記事では歌詞のない曲が多いクラシックの中で、感動する曲をご紹介します。
言葉のないメロディや響きのみだからこそ感じられるものがあり、それはときに大きな感動を与えてくれます。
クラシックファンの方はもちろん、普段あまりクラシックに触れる機会がない方も、ぜひ本記事にてクラシックの魅力を堪能してみてくださいね。
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【クラシック】感動するオススメの曲をご紹介(1〜10)
3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調Johann Pachelbel

バロック音楽の至宝とも言えるこの作品は、『パッヘルベルのカノン』として知られていますね。
ヨハン・パッヘルベルの繊細な感性が光る本作は、クラシック初心者の方にも親しみやすい1曲。
3つのヴァイオリンが織りなす美しい旋律が、まるで小川のせせらぎのように心に染み入ります。
1970年代、サンフランシスコのラジオ局で放送されたときには、リスナーからのリクエストが殺到したそうです。
結婚式での定番曲としても知られていますが、静かな夜にゆったりと聴くのもオススメ。
オーケストラ版やピアノとチェロのデュオでも演奏されており、どの編成で聴いても心が落ち着く美しい作品です。
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲Pietro Mascagni

ピエトロ・マスカーニの代表作『カヴァレリア・ルスティカーナ』から、オーケストラによる静かな楽曲が生まれました。
1890年5月、ローマで初演されたこの作品は、シチリアの村を舞台に愛と復讐が絡み合う物語の中で、美しい静寂を表現しています。
優雅で抒情的な旋律が特徴的で、宗教的なヒムのモチーフを取り入れ、深い感動を引き起こします。
映画『ゴッドファーザー・パートIII』のクライマックスシーンでも使用され、作品全体に劇的効果を与えました。
心に深い余韻を残したいときや、静かな時間を過ごしたいときに、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
夜想曲Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが20歳から晩年にかけて作曲したピアノ独奏曲。
全21曲からなるこの作品集は、夜の静けさや内省、時には悲哀や喜びといった複雑な感情を描き出しています。
なかでも第2番は、クラシック音楽ファンだけでなく一般にも広く親しまれている人気曲。
叙情的でロマンティックなメロディと新鮮な和声、自由な発想を特徴としており、ピアノ音楽の中でも高い評価を受けています。
また、第20番は映画『戦場のピアニスト』で使用されたことでも知られています。
その有名な2曲はもちろん、他の曲もすべて心に染み入る美しい曲なので、ぜひ21曲の中からお気に入りの曲を見つけてみてくださいね。
【クラシック】感動するオススメの曲をご紹介(11〜20)
タイスの瞑想曲Jules Massenet

ジュール・マスネが1894年に作曲したオペラからの有名な間奏曲。
ヴァイオリンの美しく切ないメロディが印象的な本作は、タイトルロールの精神的な目覚めを表現しています。
オペラの物語と切り離しても、その魅力的な旋律は多くの人々の心を捉え、様々な楽器用に編曲されてきました。
マスネ自身も声楽とキーボード用の『アヴェ・マリア』として編曲しています。
1971年にはフレデリック・アシュトンによってバレエ作品としても創作されました。
心が癒されるような穏やかな雰囲気の本曲は、静かな時間を過ごしたい時にぴったりです。
子供の情景 作品15 第7曲「トロイメライ 」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが作曲した『トロイメライ』。
子供心を描いた大人のためのピアノ作品として作曲された曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲目に収録されている楽曲です。
心休まる旋律が子供時代の無邪気な世界を思い出させてくれるような、夢見心地な美しい旋律が特徴的。
ピアノだけでなく、バイオリンやチェロ、フルートなど、さまざまな楽器で演奏されており、クラシックファンだけでなく多くの方に愛されている楽曲です。
ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品の中でも、親しみやすい曲想で知られる『ベルガマスク組曲』。
その中の第3曲『月の光』は、静かな夜の空にぼんやりと浮かぶ月と、その光が降り注ぐ神秘的な空間が目の前に浮かぶ、幻想的で美しい作品です。
静かな夜に、月を眺めながら聴くとより一層曲の雰囲気を感じられるかもしれませんね。
演奏するうえでは、テクニック的にはそれほど難しくないものの、曲の世界観を表現するのは至難の業!
月の浮かぶ風景の写真などを見て、具体的なイメージを膨らませて演奏するのもオススメですよ。
練習曲 作品10-3『別れの曲』Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが1832年に作曲した練習曲作品10は全12曲からなり、その中の3曲目『別れの曲』は、美しい旋律が特徴的な作品です。
彼自身が「最も美しいメロディ」と称賛しており、感情豊かで叙情的な表現が印象的。
緩やかな旋律が心に沁みわたり、深い悲しみや切なさを感じさせます。
1833年にフランス、ドイツ、イギリスで出版され、ピアノの技術と表現力を磨くための教材としても広く使用されています。
映画『愛しのローズマリー』での使用や、ティノ・ロッシさんによる1939年のヒット曲「Tristesse」など、さまざまな形で親しまれてきました。
美しい旋律に心を癒されたい方にオススメの1曲です。





