【クラシック】感動するオススメの曲をご紹介
音楽というのは本当に素晴らしく、たった1曲から人生が救われた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな音楽には歌詞がある曲とない曲がありますが、本記事では歌詞のない曲が多いクラシックの中で、感動する曲をご紹介します。
言葉のないメロディや響きのみだからこそ感じられるものがあり、それはときに大きな感動を与えてくれます。
クラシックファンの方はもちろん、普段あまりクラシックに触れる機会がない方も、ぜひ本記事にてクラシックの魅力を堪能してみてくださいね。
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もくじ
- 【クラシック】感動するオススメの曲をご紹介
- ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Ludwig van Beethoven
- 交響曲 第9番 作品95「新世界より」より第2楽章Antonín Dvořák
- アヴェ・マリアCharles Francois Gounod
- 管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068「G線上のアリア」J.S.Bach
- 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲Pietro Mascagni
- 練習曲 作品10-3『別れの曲』Frederic Chopin
- 組曲「惑星」作品32より「木星」Gustav Holst
- タイスの瞑想曲Jules Massenet
- ヴォカリーズ 作品34-14Sergei Rachmaninov
- 3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調Johann Pachelbel
- 夜想曲Frederic Chopin
- 夢想Claude Debussy
- 歌曲集「3つの歌」作品7より第1曲「夢のあとに」Gabriel Fauré
- オペラ「リナルド」よりアリア「私を泣かせてください」Georg Friedrich Händel
- 交響曲第3番 Op.90 第3楽章Johannes Brahms
- ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven
- 亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel
- ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy
- 子供の情景 作品15 第7曲「トロイメライ 」Robert Schumann
- 愛の夢 第3番Franz Liszt
- ラ・カンパネラFranz Liszt
- ノクターン第2番Frederic Chopin
- ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30Sergei Rachmaninov
- 花のワルツPyotr Tchaikovsky
- G線上のアリアJ.S.Bach
- 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」第4楽章より「歓喜の歌」Ludwig van Beethoven
- 交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」Franz Schubert
- ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 作品4Felix Mendelssohn
- ハンガリー舞曲集(管弦楽編)Johannes Brahms
- 連作交響詩「わが祖国」より第2曲「モルダウ」Bedrich Smetana
- 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第3楽章:緩慢なことなく、壮重に威厳をもってGustav Mahler
- ワルツ「芸術家の生涯」作品316Johann Strauss II
- 合奏協奏曲集作品「調和の霊感」作品3 第8番 イ短調Antonio Vivaldi
- 「スラヴ舞曲集」より 第2番ホ短調Antonín Dvořák
- ペール・ギュント 第1組曲 作品46「オーゼの死」Edvard Grieg
- 「リュートのための舞曲とアリア」第3組曲Respighi
- アダージョTomaso Albinoni
- クラリネット五重奏曲 変ロ長調Carl Maria von Weber
- 合奏協奏曲集 ト短調 作品6-8「クリスマス」Arcangelo Corelli
- 「水上の音楽」第1組曲 アンダンテGeorg Friedrich Händel
- フルート四重奏曲 ニ長調 第3楽章Luigi Rodolfo Boccherini
- 「3つの無伴奏チェロ組曲」第2番 ニ短調 作品131cRega
- オーボエ協奏曲「ベニスの愛」より第2楽章Alessandro Marcello
- フルート四重奏曲第1番ニ長調K285Wolfgang Amadeus Mozart
- 弦楽のためのアダージョSamuel Barber
【クラシック】感動するオススメの曲をご紹介(1〜20)
組曲「惑星」作品32より「木星」Gustav Holst

グスターヴ・ホルストが手掛けた組曲『惑星』の中でも特に有名な楽章です。
1914年から1916年にかけて作曲され、木星の神話的・占星術的な性格を反映し、壮大で祝祭的な雰囲気に満ちています。
冒頭の活気あるリズムから、中盤の美しい「讃歌のテーマ」まで、聴き手を魅了する構成となっています。
1918年に初演されて以来、多くの人々に愛され続け、後にイギリスの愛国歌としても親しまれるようになりました。
壮麗さと遊び心が共存する本作は、人生の喜びや希望を感じたい方にぴったりの1曲です。
タイスの瞑想曲Jules Massenet

ジュール・マスネが1894年に作曲したオペラからの有名な間奏曲。
ヴァイオリンの美しく切ないメロディが印象的な本作は、タイトルロールの精神的な目覚めを表現しています。
オペラの物語と切り離しても、その魅力的な旋律は多くの人々の心を捉え、様々な楽器用に編曲されてきました。
マスネ自身も声楽とキーボード用の『アヴェ・マリア』として編曲しています。
1971年にはフレデリック・アシュトンによってバレエ作品としても創作されました。
心が癒されるような穏やかな雰囲気の本曲は、静かな時間を過ごしたい時にぴったりです。
ヴォカリーズ 作品34-14Sergei Rachmaninov

言葉のないメロディがここまで心を揺さぶる曲があるでしょうか。
1915年に発表された本作は、セルゲイ・ラフマニノフの歌曲集の最後を飾る曲。
作曲者自身が「声の表現で十分に感情を伝えられる」と語ったように、一つの母音だけで歌われる美しい旋律が、聴く人の心に深く響きます。
約6分の演奏時間の中で、希望と絶望の間を行き来するような哀愁漂う旋律は、映画やテレビでも使用されるなど、幅広い層に愛されています。
多くの編曲版も存在し、どの編曲で聴いても心に染み入る美しさを感じられるので、ぜひ他の楽器での演奏も聴いてみてくださいね。
3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調Johann Pachelbel

バロック音楽の至宝とも言えるこの作品は、『パッヘルベルのカノン』として知られていますね。
ヨハン・パッヘルベルの繊細な感性が光る本作は、クラシック初心者の方にも親しみやすい1曲。
3つのヴァイオリンが織りなす美しい旋律が、まるで小川のせせらぎのように心に染み入ります。
1970年代、サンフランシスコのラジオ局で放送されたときには、リスナーからのリクエストが殺到したそうです。
結婚式での定番曲としても知られていますが、静かな夜にゆったりと聴くのもオススメ。
オーケストラ版やピアノとチェロのデュオでも演奏されており、どの編成で聴いても心が落ち着く美しい作品です。
夜想曲Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが20歳から晩年にかけて作曲したピアノ独奏曲。
全21曲からなるこの作品集は、夜の静けさや内省、時には悲哀や喜びといった複雑な感情を描き出しています。
なかでも第2番は、クラシック音楽ファンだけでなく一般にも広く親しまれている人気曲。
叙情的でロマンティックなメロディと新鮮な和声、自由な発想を特徴としており、ピアノ音楽の中でも高い評価を受けています。
また、第20番は映画『戦場のピアニスト』で使用されたことでも知られています。
その有名な2曲はもちろん、他の曲もすべて心に染み入る美しい曲なので、ぜひ21曲の中からお気に入りの曲を見つけてみてくださいね。
夢想Claude Debussy

フランス印象派音楽の巨匠クロード・ドビュッシーが1890年頃に作曲し本作は、夢幻的な雰囲気に満ちた傑作です。
分散和音にのった甘美な旋律とコラール風の中間部から成り、約4分の演奏時間で聴く者の想像力を刺激します。
ドビュッシーがドイツやバリを訪れ、さまざまな音楽的影響を受けていた時期の作品で、彼の音楽キャリアの重要な一歩を示しました。
クラシック音楽に親しみたい方や、心を落ち着かせたい方にもオススメ。
穏やかな旋律が心に染み入り、まるで夢の中にいるような感覚を味わえるでしょう。