【古典派のピアノ名曲】発表会や演奏会で人気の名作を一挙紹介!
クラシック音楽史における「古典派時代」は、18世紀初頭に誕生したピアノの原型ともいえる楽器「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」が、私たち知る現代の「ピアノ」へと進化を遂げた重要な一時代。
古典派3大作曲家とも呼ばれるフランツ・ヨゼフ・ハイドン、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンらをはじめとする多くの作曲家が活躍し、後の作曲家に影響を与える偉大な作品を遺しました。
本記事では、そんな古典派時代に生まれた作品の中から、ピアノ独奏のために書かれた名曲をピックアップ!
曲の背景や演奏のポイントともにご紹介していきます。
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- 【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
- 【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介
- 【ロマン派のピアノ曲】発表会や演奏会の人気曲・定番曲を厳選
- 【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選
- 【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【ハイドンのピアノ曲】交響曲の父が手掛けた珠玉のピアノ作品たち
- 【クープランのピアノ曲】バロック時代の名鍵盤奏者が遺した名曲を紹介
- 【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち
- 【ピアノ発表会】小学生・中学年におすすめのクラシックの曲を厳選
- 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
【古典派のピアノ名曲】発表会や演奏会で人気の名作を一挙紹介!(21〜30)
ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K. 332(K6. 300k) 第1番Wolfgang Amadeus Mozart
W.A.Mozart – Piano Sonata No.12 in F major, K.332 (1st movement)

古典派時代の天才が遺した優雅な旋律とリズムが心に染み入る作品です。
3つの楽章で構成され、1783年に作曲された本作は、爽やかなヘ長調の響きと緩やかな変奏が印象的です。
親しみやすい主題と洗練された対位法が織りなす美しい音楽は、聴く人の心を癒やしてくれることでしょう。
映画『不滅の恋/ベートーヴェン』でも使用された第2楽章は、繊細な装飾音と情感が豊かな旋律が特徴的。
モーツァルトらしい明るく軽やかな表現力と技巧的な面白さを兼ね備えた本作は、ピアノ演奏を楽しむ全ての人におすすめの1曲です。
more_horiz
おわりに
今回は、18世紀半ばから19世紀初頭にかけての古典派時代に生まれたピアノの名曲をご紹介しました。
いずれも発表会や演奏会、コンクールなどで取り上げられることの多い名曲ばかり!
形式を重んじながらも表現や曲想にこだわりをもって作曲された古典派作品の演奏を、楽しんでみてはいかがでしょうか?





