RAG MusicEDM
おすすめのEDM
search

ダークサイケの名曲|暗く怪しいサイケの世界へ…

サイケトランスの派生ジャンル、ダークサイケ。

定義が曖昧なジャンルでさまざまなスタイルが存在するのですが、要するにダークな雰囲気のサイケトランスと思っていただければ結構です。

今回はそんなダークサイケの名曲たちをセレクトしました。

おどろおどろしい楽曲が多く登場するので、ノイズやゴシック・メタルのようなジャンルが好きな方も必見です。

また低音がズンズンと響いている楽曲も多いため、低音厨の方も楽しめると思います。

それではごゆっくりとダークサイケの世界をお楽しみください……。

ダークサイケの名曲|暗く怪しいサイケの世界へ…(1〜10)

Dark Prog MonsterBraindrop

突然ですが、あなたはアンビエント・ミュージックというジャンルをご存じでしょうか?

環境音楽と呼ばれているジャンルで、環境音を音楽に昇華させたものなのですが、このジャンルはホラー系のジャンルと非常に相性が良い傾向にあります。

ダークサイケの名曲である、こちらの『Dark Prog Monster』は、そんなアンビエント・ミュージックの要素をふんだんに盛り込んだ楽曲です。

雰囲気だけではなく、サウンドからしっかりとおどろおどろしいという、作り込みが深い作品ですね。

Defence MechanismPost Modern Music

SFテイストのダークサイケが好きな方にオススメしたい作品が、こちらの『Defence Mechanism』。

ダークサイケはアコースティックな打ち込みを使うことが多いのですが、この曲は電子音楽だけで構成されています。

簡単なことのように思えるかもしれませんが、電子的なサウンドでダークサイケを構成するのは意外にも難しいんですよね。

そういった点からも、この曲の構成力の高さやアレンジのうまさがうかがえます。

LockdownLogic Ufo

ダークサイケはホラーテイストの楽曲ばかりではありません。

なかには宇宙人をイメージさせるような機械的なものも存在します。

こちらの『Lockdown』はまさにそれに当てはまる作品で、とにかく楽曲の全体を通して「宇宙人」や「UFO」の雰囲気がすごいんですよね。

不協和音が見事にミックスされた複雑な構成のため、初心者の方にとっては聞きづらいかもしれませんが、ダークサイケが好きな方にとっては、この曲の個性の強さがクセになると思います。

ダークサイケの名曲|暗く怪しいサイケの世界へ…(11〜20)

Bells Of ChaosCrone

サイレント・エネミーさんと同様にダークサイケ・シーンの最前線で活躍している偉大なコンポーザー、クローンさん。

彼のダークサイケはホラーなテイストは比較的、抑えめに作られています。

ホラーなテイストが少ない代わりに、サイケデリック・トランスの要素を全面に打ち出しているため、全体を通してノリやすい楽曲が多いイメージです。

こちらの『Bells Of Chaos』は、前半は宇宙人をイメージさせるようなもの、中盤はアラビアンなライン、後半は目まぐるしく変化するサイケデリック・トランスという構成でまとめられています。

細かい部分まで作り込まれた名曲ですね。

FOLCLÓRICARaio de Luz

Dark Psy Boitatá – Folclórico Trance – Raio de Luz
FOLCLÓRICARaio de Luz

今までダークサイケをまったく聴いてこなかった方は、怪奇なノイズ・ミュージックのような印象を抱いているかもしれません。

もちろん、そういった変則的な楽曲も多いのですが、なかにはキャッチーなメロディーにまとめられた楽曲も存在します。

こちらの『FOLCLÓRICA』はそんなキャッチーな1曲で、メディアやゲームのセリフをサンプリングしたり、コミカルな雰囲気をただよわせた楽曲です。

いくつもの叫び声がトラックに含まれているのですが、決して怖すぎる雰囲気にならないのは、ある意味、すごい技術と言えるのではないでしょうか?

Divine Moments of TruthAstrix, Loud & The Lost Secret Door

Divine Moments of Truth (Astrix, Loud & The Lost Secret Door Remix)
Divine Moments of TruthAstrix, Loud & The Lost Secret Door

あなたは、ホーミーのような超低音のハミングに怖さを覚えたことはありませんか?

特に合唱のホーミーは神聖さとともに、怖さも感じますよね。

こちらの『Divine Moments of Truth』はそんなホーミーや、複数人による合唱をうまく加工し、ダークサイケに落とし込んでいます。

それだけでも十分に魅力的な作品なのですが、後半からはこのホーミーのようなボーカルパートにエフェクトをかけて、ダブ・ステップのエレクトロニカのようなアレンジも加えているんですよね。

何人もの有名なコンポーザーが共演しているということもあって、1曲の中にさまざまな魅力が詰め込まれた名曲です。

AfricaAvalon

トランスを代表する2大ジャンルといえば、やはりサイケデリック・トランスとゴア・トランスですよね。

ダークサイケはサイケデリック・トランスから派生したジャンルなのですが、最近はスタイルの幅も増えたことでゴア・トランスの要素を含んだダークサイケが登場するようになりました。

こちらの『Africa』はダークサイケとゴア・トランスが良いバランスでミックスされた作品です。

キレのあるダークな世界観が最高ですよね。