【だるま製作】1月に取り組みたい製作アイデア。材料や技法別に紹介
赤くて丸いフォルムがかわいいだるま。
1月の製作活動では、そんなだるまを作ってみませんか?
使う材料や技法を工夫すれば、さまざまな年齢の子供たちが楽しめるアイデアが見つかりますよ。
だるまを製作しながらだるまの由来やどうやって飾るかなどを子供たちに伝えるのもいいですね。
今回はタイトルに材料や技法を表記しています。
探しているイメージにぴったりなアイデアが見つかると思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【だるま製作】1月に取り組みたい製作アイデア。材料や技法別に紹介
【風船】だるまさんの起き上がりこぼし

押しても倒れない、お子さんのおもちゃにぴったりなおきあがりこぼしのだるま。
風船の中にビー玉を入れてふくらませることで、おきあがりこぼしのように押しても倒れないだるまが完成します。
ビー玉は風船の中で動き回らないように、風船のてっぺん部分で外から輪ゴムでとめておくのがポイントです。
だるまの顔は紙に描いたものを貼ったり、割れないように気をつけながら風船に直接描いたりしてみてくださいね。
いろいろな色のだるまを作って、遊んでみましょう!
【まゆ玉転がし】だるまさんを転がして遊ぼう

コロコロと転がして遊べる、だるまさんのまゆ玉転がしを制作してみませんか?
フォルムが小さくてかわいいアイテムなので、子供たちから人気を集めるでしょう。
はじめに、長方形にカットした画用紙をのりで貼り合わせましょう。
中にビー玉を入れてつつんだら、最後にだるまの顔を貼り付けて完成です!
だるまの顔の表情を自由に描くことで、子供たちのアイデアが広がります。
お正月のインテリアとしても飾っておける、立体的なだるまを作ってみてくださいね。
【ガムテープ芯】起き上がりだるま

ガムテープの芯を使った、コロコロと揺れる起き上がりだるまを作ってみましょう!
まずは、ガムテープの芯を使って丸い色画用紙を2枚作ります。
ガムテープの芯の中に重りになるものを入れてしっかりと止め、色画用紙で芯をくるりと巻き込み外側の余った部分には切り込みを入れて内側へ畳んでいきます。
その上から、顔を描き込んだり模様を貼り付けた、先ほどの丸い色画用紙を貼り付ければできあがりです。
いろいろな色で作るとカラフルなだるまになってかわいいですよ。
【トリレットペーパー芯】厄落としだるま

切り込みが「だるま落とし」風の、ユニークな「厄落としだるま」です。
まず、土台になる体を作ります。
トイレットペーパーの芯を抑えて平らにして、1.6cm間隔で切り込みを入れましょう。
芯の半分は切らずに残しておきます。
次に、半分には切り込みと同じ細さに切った折り紙を貼り、残り半分には大きな折り紙を貼りましょう。
そして下部分はだるまの頭になるので、切って丸みをつけます。
最後に顔を描いた白い紙を貼って、だるまの出来上がり。
平面を組み合わせて立体を作るおもしろさも味わえますよ。
【墨と筆】だるまの顔を描いてみよう

だるまさんの力強い顔を墨で描いて、心意気も新たに新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
墨と筆に触れるのは気が引き締まるような新鮮な経験で、特に5歳児さんにオススメです。
何度倒れても起き上がることから、縁起の良いものとして知られる「だるま」。
願いが成就した時に目を描く「目入れ」は、「目標や夢を実現するぞ」という強い決意を込める意味があり、だるまに魂を込めるということでもあります。
そんな文化も伝えつつ、かっこいいだるまを仕上げてくださいね!
【牛乳パック】だるまさんのコマ

牛乳パックを使った工作は、園で材料を用意しやすいのでいいですよね。
こちらのだるまはコマのように回せるので、できあがった後も楽しく遊べます。
だるまの表と裏を違う表情にすれば、とまった時にどちらの顔になるか、楽しみながら遊べます。
作り方はシンプルで、牛乳パックの底を切りとりコマの台にします。
残りの牛乳パックでだるまを作り、油性ペンで色を付け、コマの台につければ完成です。
牛乳パックはのりしろのないところを使うときれいにできますよ。