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昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ

あなたは「春」と聞いて、どんな歌を思い浮かべますか?

戦前から戦後にかけての昭和初期には、季節の移ろいを繊細に描いた流行歌や唱歌、童謡が数多く生まれました。

本特集では、そんな時代の春にまつわる歌謡曲や唱歌をたっぷりとお届けします。

リンク先の音源動画資料には当時のオリジナル音源を選んでいる曲もありますから、レトロな響きとともに当時の春の空気を味わってみてください。

懐かしいメロディーを口ずさみながら、穏やかな春のひとときをお楽しみいただければ幸いです。

昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ(31〜40)

仰げば尊し唱歌

春の歌の定番となっているのが、卒業式などでお馴染みの『仰げば尊し』です。

この曲を聴くと、春がやって来た事を思い出す人も多いでしょう。

この曲は詳細が不明とされていますが、明治17年の『小学唱歌』に初めて掲載されました。

春が来た

はるがきた【童謡】春が来た♪どこに来た♪
春が来た

童謡『春が来た』は、日本の四季の美しさを感じさせる名曲ですね。

山や里、野に春が訪れる様子を、シンプルで親しみやすいメロディと歌詞で表現しています。

花が咲き、鳥が鳴く春の情景が目に浮かぶようです。

明治時代に作られたこの曲は、100年以上にわたり日本の音楽教育や文化行事で親しまれてきました。

春の訪れを喜ぶ気持ちが込められた歌詞は、長い冬を乗り越えた喜びを感じさせてくれます。

懐かしい思い出とともに、春の訪れを感じたいときにぴったりの曲ではないでしょうか。

春の小川

【歌詞付き】「春の小川」文部省唱歌
春の小川

春を歌った童謡として、まっ先にこの歌が思い浮かぶ、という方もきっと多いのではないでしょうか?

この曲『春の小川』は1912年に文部省唱歌として発表された楽曲で、長きに渡り季節の童謡として愛されている1曲です。

1912年に発表されたものは3番まで歌詞がありますが、その後1942年と1947年に歌詞が変更されていて今の歌詞になりました。

春に聴きたくなる、というよりも春が近くなるとウキウキとした気持ちになる、その気分を盛り上げるために2月頃から取り入れたい楽曲ですね。

春よ来い

♪春よ来い – Haru Yo Koi|♪春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが【日本の歌・唱歌】
春よ来い

早く冬が終わってほしいな、と春を心待ちにしていた方も多いでしょう。

そんな春を待ち焦がれる様子と、春が近づいてきて浮足立つ気持ちを描いたのが『春よ来い』です。

製作されたのは1923年なのですが、今なお多くの人に愛されている名曲です。

メロディーがゆっくりなので歌いやすいですし、歌詞が短いのでおぼえやすくもあります。

また、春の温かみを感じられる曲でもありますね。

ちなみに、曲中に登場する女の子は、作詞を担当した相馬御風さんの娘さんのことだそうですよ。

さくらさくら唱歌

~さくら さくら~ 杉並児童合唱団
さくらさくら唱歌

春といえば真っ先に思い浮かぶのは桜の花ではないでしょうか?

他にも有名は花はたくさんありますが目を閉じてまぶたの裏に思い描くのは桜並木ですよね。

そしてこの曲『さくらさくら』は日本を代表する楽曲、さくらソングですよね。

お琴の練習曲としても有名な1曲ですよね。

よく日本を象徴するような場面でもBGMとして流れています。

昭和16年より前は歌詞も少し違っていたようでまた古い歌詞で歌ってみるのも楽しいです。

日本の美しい四季、春を代表する1曲です。

昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ(41〜50)

うれしいひなまつり

2006年、日本において文化庁とが親子に長く歌い継がれてほしいという名目で童謡や唱歌、歌謡曲などから選定した101曲が「日本の歌百選」として発表されました。

本稿で紹介している『うれしいひなまつり』は、その101曲に選ばれた楽曲の1つです。

説明するまでもなく有名な童謡ですし、誰もが聴いたことのある曲ですよね。

昭和10年にサトウハチローさんの作詞、河村直則さん作曲による童謡として発表され、タイトル通りひな祭りをテーマとした『うれしいひなまつり』ですが、ひな祭りを楽しく過ごす時間を情緒的に描いた歌詞にもかかわらず、マイナーコードを基調としたいわゆる「短調」の曲というのがおもしろいですよね。

また、実際のひな人形に対して不正確な描写があることも事実ではあるのですが、楽曲の素晴らしさは変わらないからこそ、冒頭で述べたように日本を代表する春の童謡としていつまでも愛され続けているのでしょう。

さくら道成寺三門順子

1937年、三門順子さんによってリリースされヒット曲となりました。

「道成寺もの」といえば、『安珍・清姫伝説』をベースに作られた作品のことで、「能、歌舞伎、日本舞踊にも取り上げられるポピュラーなテーマです。

どんな伝説かというと、旅の僧、安珍に一目惚れし、思いに応えてもらえない清姫が大蛇となり、最後には安珍を焼き殺してしまうという、なんとも怖ろしくも真っすぐな愛の物語。

桜吹雪の中、狂おしく咲き乱れるドラマチックな愛の劇場にひととき身を置き、しっとりと聴き入ってみてください。