昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ
あなたは「春」と聞いて、どんな歌を思い浮かべますか?
戦前から戦後にかけての昭和初期には、季節の移ろいを繊細に描いた流行歌や唱歌、童謡が数多く生まれました。
本特集では、そんな時代の春にまつわる歌謡曲や唱歌をたっぷりとお届けします。
リンク先の音源動画資料には当時のオリジナル音源を選んでいる曲もありますから、レトロな響きとともに当時の春の空気を味わってみてください。
懐かしいメロディーを口ずさみながら、穏やかな春のひとときをお楽しみいただければ幸いです。
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昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ(41〜50)
春の日の花と輝くアイルランド民謡
愛する人の若さや美しさは、時とともに移ろいゆくものです。
でも本作は、そんな変化を優しく受け入れながら、心の深い絆は永遠に変わらないと歌い上げる珠玉のラブソングです。
アイルランドの伝統的な旋律に乗せて、穏やかで温かい愛の誓いが胸に染みわたります。
1807年に発表された本作は、ハーバード大学の校歌や讃美歌としても親しまれています。
日本では堀内敬三さんの美しい訳詞により、由紀さおりさんと安田祥子さん姉妹のアルバムに収録されるなど、多くの人々に愛されています。
結婚式や卒業式といった人生の節目に、変わらぬ愛の証として歌われることの多い作品です。
丘を越えて藤山一郎
『青い山脈』といった超有名曲でも知られ、歌手として初めて国民栄誉賞を生前受賞した大スター、藤山一郎さんの人気を決定付けた名曲です!
こちらの『丘を越えて』は日本が誇る国民的な作曲家、古賀政男さんが明治大学マンドリン倶楽部のマンドリン合奏曲として作曲した『ピクニック』が原曲で、後に島田芳文さんによる詞が付けられて昭和6年に映画『姉』の主題歌として発表されたのが『丘を越えて』なのですね。
古賀さんが明治大学の学生として、二度と戻らない桜が満開の青春の日々を思いながら自身のマンドリンを弾いて作曲したというエピソード自体、なんだか映画のようですてきな話ですよね。
東京音楽学校を首席で卒業したという経歴を持ち、天性の豊かな声量と正確無比な藤山さんの歌唱でこの曲を聴いて、若き日に過ごした春の情景に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
微笑がえしキャンディーズ

大切な人との別れを前にした女性の切ない思いを、爽やかな春風のような旋律に乗せて歌い上げたキャンディーズの至高の1曲です。
1978年2月のリリース後、オリコンチャートで1位を獲得し、累計100万枚を超える売り上げを記録しました。
引越しのシーンを通してカップルの別れを描いており、これまでの思い出を振り返る主人公の姿には笑顔の裏に隠された複雑な感情が映し出されています。
春の時期に大切な人との別れを経験した方に聴いていただきたい1曲です。
湖畔の乙女菊池章子

6歳で琵琶の免許皆伝となり、1939年に歌手としてのデビューを果たしたシンガー、菊池章子さん。
1942年11月15日にリリースされたシングル曲『湖畔の乙女』は、映画『湖畔の別れ』の主題歌として大ヒットとなりました。
透明感のある伸びやかなハイトーンボイスと叙情的なメロディーは、古き良き日本の音楽を感じさせられるのではないでしょうか。
日本語の美しさが詰まったリリックにも注目して聴いてほしい、エモーショナルなナンバーです。
アコーデオンの春中野忠晴

中野忠晴さんの『アコーデオンの春』は、昭和初期の歌謡曲の伝統を感じさせる素晴らしい選曲です。
2021年7月28日に発売されたアルバム『音故知新 昭和の名歌手 中野忠晴』にも収録されている本作。
海外の軽音楽風の旋律が特徴で、その牧歌的な雰囲気は、多くの春の日々を通り抜けてきたような趣深さを持っています。
やわらかな春の日差しの下、新しい季節の訪れを感じながらお楽しみいただきたいですね。
昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ(51〜60)
春の歌内田元

昭和12年3月、NHK大阪中央放送局で国民歌謡として放送が始まった心温まる楽曲です。
内田元さんが作曲し、喜志邦三さんが作詞を手掛けたメロディは、当時の人々の暮らしに寄り添う親しみやすさを持っています。
全4番の歌詞には、花売りの愛らしいまなざしや、新鮮な野菜が並ぶ市場のにぎわい、巣立ちの鳥のさえずり、そよ風に揺れる春の情景が描かれています。
同年7月にはポリドールからレコードが発売され、翌年にはテイチクでも発売されました。
本作は、倍賞千恵子さんや、由紀さおりさん安田祥子さん姉妹など、多くのアーティストにカバーされ、春の訪れを喜ぶ気持ちを共有できる楽曲として愛され続けています。
春の始まりを感じる季節に、家族や友人と一緒に口ずさみたい一曲です。
春の夜宮城道雄

静寂に包まれた春の宵に、箏の清らかな音色が響き渡る情景を見事に表現した楽曲です。
大正3年に発表された本作は、宮城道雄さんが20歳という若さで作曲した邦楽の名作として知られています。
白梅の香り漂う夜に、一人の男性が箏の音に導かれ、美しい女性とのはかない出会いを経験する様子を繊細に描写しています。
宮城道雄さんが失明を乗り越えて紡ぎだした旋律は、春の夜の静けさと人々の心の機微を優美に表現し、邦楽の新境地を切り開きました。
本作は、日本の四季の移ろいや心情の機微に触れたい方にオススメの一曲です。
穏やかな春の夜に、箏と尺八の調べに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
さくら音頭小唄勝太郎、三島一聲、徳山環

盆踊りの定番曲でもあるこちらの『さくら音頭』は、老若男女を問わず多くの日本人が一度は耳にしたことのある有名な曲ですよね。
昭和9年に誕生したいわゆる流行歌であり、同名の映画の主題歌でもある『さくら音頭』ですが、実は映画も含めて複数のバージョンが存在しているのです。
4つの映画会社による競作として公開された『さくら音頭』は、それぞれの主題歌である『さくら音頭』をやはり4つのレコード会社が競作として発売したという経緯があり、作詞と作曲に歌唱もそれぞれ違う人が担当していますから、同じ『さくら音頭』でも実質的に別の楽曲となっているのですね。
最も有名なのが、前年の昭和8年に発表された『東京音頭』の手掛けた中山晋平さんによる作曲、作詞を佐伯孝夫さんが担当して小唄勝太郎さん、三島一声さん、徳山璉さん、小林千代子さんの4人が歌唱を務めたバージョンです。
景気の良い歌い出しを聞けば、思わず踊り出したくなってしまうはず!
みかんの花咲く丘川田正子

戦後から1年が過ぎた昭和24年の8月25日に発表され、戦後に発表された童謡としては最もヒットした曲と言われるほどの人気を誇るのが『みかんの花咲く丘』です。
みかんと言えば冬の果物というイメージですが、みかんの花が開花する時期は5月ということで、みかんの花に着目したこちらの『みかんの花咲く丘』は、まさに春の童謡なのですね。
音楽雑誌『ミュージック・ライフ』編集長の加藤省吾さんが作詞を務め、作曲は海沼實さんが担当。
歌唱を担ったのは、童謡歌手として絶大的な人気を誇った当時12歳の川田正子さんです。
川田さんが出演するラジオ向けの曲として誕生したのですが、何と楽曲が完成したのは放送が行われる前日だったというのですからすごいですよね。
加藤さんの出身地でもある静岡県には複数の歌碑も存在していますから、この曲のバックグラウンドを深く知りたい方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
春まだ浅く有島通男

26歳の若さで亡くなった明治時代を代表する歌人であり詩人、石川啄木の短編小説『雲は天才である』に登場する歌が使われたこちらの『春まだ浅く』は、昭和11年に公開された映画『情熱の詩人啄木 ふるさと篇』の主題歌として誕生した楽曲です。
作曲は日本を代表する国民的作曲家の古賀政男が務め、歌唱は有馬通男さんによるもの。
実は過去に古賀さんが手掛けた寮歌をアレンジしたものということで、そういった原曲の雰囲気が残っているのも特徴ですね。





