地球に関する心がざわつく雑学&豆知識まとめ
人間をはじめとした多くの生物が暮らす地球。
宇宙と同じく、まだまだ謎に包まれたところも多く、日々研究が進められています。
この記事では、そんな地球に関する一般向けの雑学&豆知識を紹介します。
地球の歴史、ちょっと怖い未来の話、びっくりするような現象など、地球に関するさまざまな情報を集めました。
知ればちょっと胸がざわざわしたり、もっと環境に優しい行動をしようと思ったり、地球のことをもっと考えようという思いが生まれるでしょう。
地球の驚きの事実、秘密をぜひご覧ください!
地球に関する心がざわつく雑学&豆知識まとめ(21〜30)
地球1周の距離が初めて計られたのは紀元前

あなたは地球1周分の距離を計算できますか?
もしかすると「パソコンや世界地図がないと無理だよ」と思ったのではないでしょうか。
ところが紀元前3世紀、計算機すらない時代に答えを導いた人物がいたんです。
それがエジプトの天文学者、エラトステネス。
彼は夏至の日に太陽の光が当たる場所と当たらない場所があることから、両地点の距離を元に計算し45000kmとの答えを導き出しました。
ちなみに実際の距離は40075kmで、少しずれてはいるのですが、それでもすごいですよね。
地球1周は約4万km

地球の1周の長さは約4万キロですが、キリのよい長さです。
理由は現在使用されている長さの基準は、地球の周囲の長さを基にしたからです。
18世紀の終わりころ、世界の長さの単位は異なっていました。
当時は大航海時代で、世界との距離は縮まっていましたが、長さの単位がそれぞれの国で異なると問題が生じるように。
そこで、長さの世界基準を作ることになり、1mの長さは北極と南極を結ぶ子午線上における赤道から北極までの距離と決めました。
地球の極点から赤道まで1万mなので、地球一周の長さは4倍すると出てきますよ。
地球上で使用できる水は約0.01%

我々が住む地球は、その70%が水で覆われています。
そのうち97.5%は海などの塩水、淡水は2.5%しかありません。
さらに淡水のほとんどは氷河なので、飲み水として使える水はもっと少なく0.01%しかないといわれています。
普段我々は当たり前のようにきれいな水を使っていますが、それはとても貴重なものだったんですね。
ちなみに地球にある水をブロック状に切り出したとすると、その大きさは14億立方kmにもなるそうです。
地球の海洋酸性化が進んでいる

地球の表面は7割が海におおわれていることもあり、海の状態は地球にとって重要なことだと考えられますよね。
そんな地球全体の環境にも大きな影響を与えている海洋の酸性化が進んでいることを知っているでしょうか。
これは大気中の二酸化炭素が増加したことが原因だといわれていて、それにより海が酸性か、生物にも影響を与えています。
環境や食べ物など、生きていくうえで必要なさまざまなことへの影響を知れば、二酸化炭素への対策にも真剣になれそうですね。
地球の重力は場所によって違う

地球には重量があり、これがあるからこそ自分たちは地面にしっかりと立てているのだと感じますよね。
そんな誰にでも同じように作用しているようなイメージがある重力が、場所によって違うことを知っているでしょうか。
これは自転と地球の形によるもので、自転による遠心力と回転楕円体と呼ばれる地球の形の作用で、場所にかかる力が変わり、それによって重量も違うという仕組みですね。
重力の違いを体では実感しにくいからこそ、重力が違うという事実におどろきを感じますよね。