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【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ

音楽史において最も偉大な作曲家の1人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

32曲のピアノソナタをはじめ、交響曲、室内楽曲、オペラ、宗教曲など、さまざまな形式の名曲を残したことでも知られ、生誕から250年以上経過した今でも、世界中で愛されているクラシック作曲家の1人です。

今回はそんなベートーヴェンの作品のなかでも、ピアノで演奏しやすい比較的簡単な楽曲をピックアップしました。

ピアノ独奏用に作曲されたものに限らず、交響曲のアレンジなど幅広くセレクトしていますので、ぜひご自分にピッタリの作品を見つけてチャレンジしてみてくださいね!

【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ(11〜20)

ピアノソナタ 第19番 Op. 49-1 第1楽章Ludwig van Beethoven

L.V.ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第19番 op.49-1 第1楽章|小林音楽教室(東京)
ピアノソナタ 第19番 Op. 49-1 第1楽章Ludwig van Beethoven

穏やかで親しみやすい楽曲で、1797年頃の作曲当時は、ベートーヴェンが弟子や友人のために書いたとされています。

2つの楽章からなる本作は、第1楽章では静かな感情を湛えながらも穏やかなメロディーが印象的。

第2楽章は明るく快活で、6/8拍子の軽快なリズムが心地よく響きます。

ピアノ演奏のテクニックにそれほどこだわらなくても楽しめ、子どもや大人、音楽ファン誰もがベートーヴェンの魅力を存分に味わえる一曲です。

音楽愛好家やピアノを学ぶ方が最初に触れるベートーヴェン作品として、ぴったりな作品といえるでしょう。

6つのエコセーズ 第3番Ludwig van Beethoven

2/4拍子で軽快なリズムが特徴の舞曲で、スコットランド風の親しみやすい雰囲気が魅力です。

1806年にウィーンで社交ダンス用に作曲された本作は、明るく活気に満ちたメロディが印象的。

誰もが気軽に楽しめる構成で、ピアノ演奏の練習に取り入れやすい工夫が随所に施されています。

英国王立音楽検定のグレード3試験曲にも採用され、教育的価値の高さも証明されているでしょう。

ダンスパーティーの雰囲気を想像しながら弾くと、より一層楽しく演奏できる作品です。

ピアノを始めたばかりの方や、クラシック音楽に興味を持ち始めた方にぴったりの曲といえます。

7つのレントラー WoO 11 第3番Ludwig van Beethoven

オーストリアの民俗舞曲「レントラー」を基にしたこの楽曲は、明るく軽快な旋律が魅力的なピアノ作品です。

1799年にウィーンで公開された本作は、シンプルで親しみやすい和声と旋律が特徴で、当時の舞踏会で人気を博していました。

3拍子のリズムとアルプス地方の素朴な雰囲気を持ちながら、洗練された音楽性が感じられます。

ピアノの表現力を養いたい方やクラシック音楽に触れてみたい方におすすめで、コンサートでの演奏曲としても映えます。

2023年のピティナ・ピアノコンペティションではB級クラシック課題曲として選定されており、その魅力は現代でも色あせていません。

ピアノソナタ 第20番 Op.49-2 第2楽章Ludwig van Beethoven

L.V.ベートーヴェン/ソナタOp.49-2第2楽章/演奏:中川 京子
ピアノソナタ 第20番 Op.49-2 第2楽章Ludwig van Beethoven

優雅で親しみやすい3拍子のメロディが印象的な作品です。

1795年から1796年頃に作られ、友人や生徒のために書かれた温かみのある曲調が魅力的です。

メヌエットの形式を採用し、繊細かつ落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

本作の旋律は後に『七重奏曲 Op.20』でも使用されており、作曲者自らも気に入っていた曲想だったことが伺えます。

ダニエル・バレンボイムさんやボリス・ギルトブルクさんといった著名なピアニストも演奏しており、さまざまな解釈で新たな魅力を引き出しています。

穏やかな雰囲気と親しみやすい旋律は、ピアノを練習し始めた方から上級者まで、幅広い層の方におすすめです。

ピアノのための11の新しいバガテル Op.119 第8曲 ハ長調Ludwig van Beethoven

ハ長調で書かれた小品は、たった20小節の中に豊かな音楽の世界が広がっています。

メロディと伴奏のバランスが絶妙で、滑らかな和声進行が心地よい雰囲気を醸し出しています。

本作には予期せぬ和声の変化が織り込まれており、聴く人の心に新鮮な感動をもたらします。

1820年から1822年にかけて作曲された本作は、誰もが親しみやすい旋律とシンプルな構成が魅力です。

レガートやスタッカートの表現を練習したい方や、短い曲で音楽性を磨きたい方におすすめです。

落ち着いた気分で音楽を楽しみたい時に、ぴったりの一曲となるでしょう。

6つのエコセーズ 第5番Ludwig van Beethoven

変ホ長調で綴られた優雅な舞曲は、明るく活気に満ちた雰囲気が印象的です。

1807年に出版されたこの楽曲は、スコットランドのフォークダンスの様式を取り入れ、約30秒という短い演奏時間ながらも、ピアノならではの音色と表現力が存分に引き出されています。

2/4拍子のリズムと軽快な旋律が織りなす優雅な世界観は、聴く人の心を魅了します。

本作は、左手の跳躍やターンなど、技術的な要素も含まれていますが、サロン音楽としての親しみやすさを兼ね備えており、ピアノを学ぶ方にとって格好の練習曲となるでしょう。

演奏者の表現力を引き出せる魅力的な1曲です。

【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ(21〜30)

ピアノソナタ 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第12番 「葬送」 変イ長調 作品26 バックハウス Beethoven Piano Sonata No.12 As-Dur “Trauermarsch”
ピアノソナタ 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの名曲『ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」』。

『田園』ほど難しい作品ではありませんが、初心者には取り組みづらい中級程度の作品です。

ただ、楽章によってムラがあり、第1楽章や第4楽章であれば中級者になりたての方でも取り組めると思います。

第2楽章は難しいため、相当な練習が必要です。

どの楽章でも速いアルペジオやパッセージが登場するため、指の回りをよくするための練習も必要でしょう。