【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ
音楽史において最も偉大な作曲家の1人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
32曲のピアノソナタをはじめ、交響曲、室内楽曲、オペラ、宗教曲など、さまざまな形式の名曲を残したことでも知られ、生誕から250年以上経過した今でも、世界中で愛されているクラシック作曲家の1人です。
今回はそんなベートーヴェンの作品のなかでも、ピアノで演奏しやすい比較的簡単な楽曲をピックアップしました。
ピアノ独奏用に作曲されたものに限らず、交響曲のアレンジなど幅広くセレクトしていますので、ぜひご自分にピッタリの作品を見つけてチャレンジしてみてくださいね!
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【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ(16〜20)
7つのレントラー WoO 11 第7番Ludwig van Beethoven

3/4拍子の軽快なリズムと親しみやすい旋律が印象的なニ長調の曲。
シンプルな構造の中にも、ウィーンの舞踏会で愛された優雅な雰囲気が溢れています。
1799年に作曲されたこの楽曲は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが社交界からの要望に応えて書き上げた珠玉の作品です。
流麗な旋律の中に民俗舞踊の要素が巧みに織り込まれており、クラシック音楽の格調が高さと素朴な魅力が見事に調和しています。
ピアノレッスンを始めたばかりの方でも楽しく練習できる入門にうってつけの曲で、音楽の基礎を学ぶ上でも大変役立つ教材となっています。
6つのエコセーズ 第3番Ludwig van Beethoven

2/4拍子で軽快なリズムが特徴の舞曲で、スコットランド風の親しみやすい雰囲気が魅力です。
1806年にウィーンで社交ダンス用に作曲された本作は、明るく活気に満ちたメロディが印象的。
誰もが気軽に楽しめる構成で、ピアノ演奏の練習に取り入れやすい工夫が随所に施されています。
英国王立音楽検定のグレード3試験曲にも採用され、教育的価値の高さも証明されているでしょう。
ダンスパーティーの雰囲気を想像しながら弾くと、より一層楽しく演奏できる作品です。
ピアノを始めたばかりの方や、クラシック音楽に興味を持ち始めた方にぴったりの曲といえます。
ピアノソナタ 第20番 Op.49-2 第1楽章Ludwig van Beethoven

高い難易度で知られているベートーヴェンのピアノソナタ。
全楽章を演奏することは多くの方が抱く夢ですね。
そんなピアノソナタですが、第20番は難易度が低いことで知られています。
今回はそこから『ピアノソナタ 第20番 Op.49-2』を紹介したいと思います。
小鳥がさえずるのような軽快な速弾きがあるため、難易度が高いように思えますが、リズムさえつかんでしまえば、あとは繰り返しがメインなので初心者でも取り組みやすいでしょう。
交響曲第9番 ニ短調 Op.125 第4楽章より「歓喜の歌」Ludwig van Beethoven

合唱作品としても親しまれているベートーヴェンの名曲『交響曲第9番 ニ短調 Op.125 第4楽章より「歓喜の歌」』。
難易度は中級程度で子供のピアノ発表会でも演奏されることがあります。
そんなこの作品の特徴は冒頭の不協和音。
ここのインパクトが強いため、力強く演奏するようにしましょう。
その後は右手と左手のバランスを意識しながら、歌を思い浮かべて、アクセントやフレージングを表現するのがオススメです。
楽譜によっては初心者でも演奏できる作品なので、ぜひチェックしてみてください。
ソナチネ 第5番 第2楽章 ト長調Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの名曲『ソナチネ 第5番 第2楽章』。
8分の6拍子、AA-BA-BA-Cという形式をとった作品で、初心者から中級者向けの楽曲です。
この作品は拍子感をきちんと演出することで、聴こえ方が大きく変わってきます。
1音目の重心をしっかりと乗せることで拍子感が強くなるので、意識してみてください。
その他の部分は特にこれといって難しくはないので、リズム感を鍛えたい初心者の方にオススメです。
ぜひチェックしてみてください。