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ピアノって簡単!初心者でも両手で弾ける楽譜をピックアップ

「ピアノって難しい……」そう感じてしまう理由の一つに、はじめから難易度の高い曲やアレンジにチャレンジしようとしてしまうことが挙げられます。

ピアノを自由自在に演奏するYouTuberピアニストやプロの演奏家だって、はじめは簡単な曲をじっくり譜読みしながら片手でゆっくりと弾くところからスタートしています。

つまり、いきなり難しい曲をスラスラ弾ける人なんていないんです!

そこで今回は、これからピアノを始める方が無理なく両手奏にチャレンジできる、名曲の易しいアレンジをご紹介します。

クラシックから映画音楽、ポップスまで幅広く選曲していますので、ぜひ気に入った曲から挑戦してみてくださいね!

もくじ

ピアノって簡単!初心者でも両手で弾ける楽譜をピックアップ(21〜40)

東京ディズニーランド「カリブの海賊 ヨーホー」George Bruns

ディズニーランドのアトラクションから生まれた海賊をテーマにした一曲は、6/8拍子の愉快な行進曲スタイルで、長調と短調を行き来する個性的なメロディーラインが魅力です。

1967年にカリフォルニアのディズニーランドで公開されて以来、2003年公開の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』でも使用され、世界中で愛されています。

海賊たちの自由な生活や冒険心を陽気に表現した本作は、メロディーが1オクターブ以内に収まり、シンプルな構成となっているため、ピアノの練習曲としても取り組みやすい曲です。

楽しく弾けて上達も実感できる一曲として、ディズニー作品が好きな方やピアノを始めたばかりの方におすすめです。

東京ディズニーランド – ピノキオの冒険旅行メドレー「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー~星に願いを」Leigh Harline

ディズニー・ミュージック ピノキオの冒険旅行メドレー ハイ・ディドゥル・ディー・ディー~星に願いを
東京ディズニーランド - ピノキオの冒険旅行メドレー「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー~星に願いを」Leigh Harline

ディズニーを代表する名曲をメドレーにした本作は、ピノキオの物語の軸となる4つの楽曲が収録されています。

陽気なリズムの曲から切なく優しいメロディの曲まで、その時々の感情を豊かに表現した曲調が魅力的です。

物語の展開に合わせて、自由を謳歌する喜びや父性愛の温かさ、夢や希望の大切さなど、多彩なメッセージが込められています。

1940年のアカデミー賞受賞曲を含むこのメドレーは、東京ディズニーランドのアトラクションでも使用され、多くのゲストを魅了しています。

まるで物語の世界に入り込んだような気分を味わえる本作は、ピアノ演奏を楽しみながらディズニーの世界観に浸りたい方にぴったりです。

モアナと伝説の海「どこまでも~How Far I’ll Go~」Lin-Manuel Miranda

How_Far_I’ll_Go_ディズニー映画「モアナと伝説の海」【ピアノ楽譜】
モアナと伝説の海「どこまでも~How Far I'll Go~」Lin-Manuel Miranda

南太平洋が舞台のディズニー映画の中で描かれる少女の冒険と自己発見の旅を象徴的に表現した楽曲です。

メロディは1オクターブ以内に収まっており、美しい曲調に乗せて、大海原へと夢を馳せる少女の心情が、まるで目の前で歌われているかのように生き生きと描かれています。

ゆったりとした導入から次第に盛り上がりを見せる展開は、誰もが共感できる夢への一歩を後押しさせてくれます。

2017年3月には加藤ミリヤが歌う日本語版がリリースされ、花王「エッセンシャル」のタイアップソングとしても起用されました。

大切な何かに向かって一歩を踏み出したい時、ピアノの優しい音色とともに自分らしい解釈で奏でてみませんか。

パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

パッサカリア – ヘンデル 楽譜( ピアノ) (Passacaglia – Handel/Halvorsen)【Reimagined Music】
パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

バロック音楽の魅力が凝縮された楽曲です。

4小節の主題を基に15の変奏が展開され、リズムや旋律、和声が巧みに変化していきます。

荘厳な雰囲気の中にも、豊かな音楽性が感じられ、聴く人の心を捉えて離しません。

鍵盤楽器の練習曲としても人気が高く、ピアノを学び始めた方にもおすすめです。

シンプルな主題から複雑な音楽が生み出される過程を味わいながら、バロック音楽の奥深さを体感できるでしょう。

ヘンデルの音楽の普遍的な魅力を感じられる一曲です。

ピアノって簡単!初心者でも両手で弾ける楽譜をピックアップ(41〜60)

プレリュード ハ短調 作品28 – 20Frederic Chopin

簡単に演奏できる曲フレデリック・ショパンのピアノ作品として知られるこの作品。

短い演奏時間ながら、重厚で厳かな雰囲気が印象的です。

低音の和音が繰り返され、葬送行進曲を思わせる荘厳な響きが特徴的。

ゆったりとしたテンポで進行し、フォルテとピアノのコントラストが内面の感情を表現しています。

ピアノ初心者の方でも取り組みやすい曲ですが、感情表現の難しさがあるため、上級者の方にも人気があります。

クラシック音楽に興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おわりに

今回は、誰もが知っている名曲の易しいピアノアレンジをご紹介しました。

楽譜はすべてダウンロード可能!

しかも、音名のふりがな付きで、譜読みに慣れていない方でも気軽にチャレンジできます。

ピアノを両手で弾くことは、時間はかかるかもしれませんが、決して「未経験だから無理!」と諦める必要はありません。

まずはシンプルなアレンジの楽譜で自信をつけて、楽しみながらレベルアップしていきましょう!