ピアノって簡単!初心者でも両手で弾ける楽譜をピックアップ
「ピアノって難しい……」そう感じてしまう理由の一つに、はじめから難易度の高い曲やアレンジにチャレンジしようとしてしまうことが挙げられます。
ピアノを自由自在に演奏するYouTuberピアニストやプロの演奏家だって、はじめは簡単な曲をじっくり譜読みしながら片手でゆっくりと弾くところからスタートしています。
つまり、いきなり難しい曲をスラスラ弾ける人なんていないんです!
そこで今回は、これからピアノを始める方が無理なく両手奏にチャレンジできる、名曲の易しいアレンジをご紹介します。
クラシックから映画音楽、ポップスまで幅広く選曲していますので、ぜひ気に入った曲から挑戦してみてくださいね!
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ピアノって簡単!初心者でも両手で弾ける楽譜をピックアップ(11〜20)
時には昔の話を久石譲

映画『紅の豚』のエンディングを飾る、シャンソンを思わせる哀愁に満ちたメロディが心に残る楽曲ですよね。
もとは1987年に加藤登紀子さんが手掛けた作品で、映画では壮大なオーケストラアレンジが施されています。
過ぎ去った日々を温かく振り返る歌詞の世界は、主人公ポルコの人生観と重なり、物語に深い余韻を与えています。
歌詞の中の言葉がスタジオの名前に通じるという、心温まるエピソードを持つこの楽曲。
メロディラインが非常に美しいため、シンプルな伴奏でも作品の持つ切なくも優しい雰囲気を十分に味わえます。
物語に浸りながら感情を込めて演奏したい方に、ぜひチャレンジしていただきたい1曲です。
晴れた日に久石譲

映画『魔女の宅急便』で主人公が希望を胸に旅立つシーンを彩る、心が弾むワルツ調の一曲です。
アコーディオンやマンドリンが奏でる異国情緒があふれるメロディは、新しい世界への期待感を表現しているようですよね。
本作は1989年7月の映画公開に合わせて急ピッチで制作されたそうですが、そんな背景を感じさせない、伸びやかで幸福感に満ちた旋律が本当に魅力的です。
3拍子の心地よいリズムは一定でつかみやすく、ピアノに挑戦される方にもオススメです。
まずは右手の美しい旋律を歌うように弾きこんで、シンプルな伴奏から合わせていくと、スムーズに両手で演奏できるようになるでしょう。
メインテーマ星勝

主人公の胸に蘇る遠い日の思い出が目に浮かぶような、映画『おもひでぽろぽろ』の音楽です。
1991年7月に公開されたこの作品では、27歳の主人公が10歳の頃を回想する心象風景に寄り添うように、この美しいメロディが使われています。
アルバム『おもひでぽろぽろ オリジナル・サウンド・トラック』に収録された本作は、ピアノのアルペジオが中心の静かでノスタルジックな曲調が特徴です。
ゆったりとしたテンポで音の動きも穏やかなため、ピアノに初めて挑戦する方にも取り組みがしやすいでしょう。
記憶の断片がキラキラと光るような、透明感のある響きを大切に、一音一音を丁寧に弾いてみてくださいね。
フランス組曲 第2番 BWV 813 ジーグJ.S.Bach

軽やかな踊りのリズムに包まれたこの楽曲は、「フランス組曲第2番」の華やかなフィナーレを飾る一曲です。
3/8拍子の活発な動きと対位法的な構造が絶妙に組み合わさり、右手と左手の掛け合いが美しい音楽的対話を生み出しています。
1722年頃に作曲されたこの作品は、妻アンナ・マグダレーナのために編纂された音楽帳にも収録されており、家庭での音楽作りの温かさも感じられます。
ハ短調という調性が深みと緊張感を与えながらも、舞曲特有の躍動感が失われることはありません。
バロック音楽に挑戦したい方や、対位法の美しさを体感したい方におすすめです。
技術的な挑戦を含みつつも音楽的な表現力が求められる構成で、演奏する喜びと聴く楽しさの両方を味わえる魅力的な作品となっています。
よろこびの歌(交響曲第9番 第4楽章より)Ludwig van Beethoven

日本人の多くが年越しを思い起こすであろう『よろこびの歌』。
『歓喜の歌』とも呼ばれるこの曲は、もともとルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『交響曲第9番』の第4楽章の第一主題、合唱で歌われるあの有名なフレーズを取り出したものなんです。
有名で多くの方にとってなじみのある曲であることから、ピアノアレンジの楽譜も数多く出版されており、自分の演奏レベルに合ったアレンジを探しやすいのも、この曲の魅力の一つ。
両手奏にこれから挑戦する方は、ベース音を中心としたシンプルな左手と単音の右手で構成されたシンプルな編曲の楽譜からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『トルコ行進曲』は、ピアノ発表会でも大人気の名曲です!
ピアノ初心者向けの作品として知られていますが、ピアノの練習を始めたばかりの方にとって、分散和音や跳躍を含む左手と右手のメロディを同時に弾くのは決して簡単ではありません。
ですが、「クラシックは難しい」と思い込んで挑戦しないのはもったいない!
左手パートがシンプルにアレンジされた楽譜なら、初心者の方でも無理なく練習できるはずです。
まずは、両手奏に慣れながら曲の雰囲気をつかみ、自信を持って原曲にチャレンジしてみましょう!
ピアノって簡単!初心者でも両手で弾ける楽譜をピックアップ(21〜30)
虹の彼方にHarold Arlen

長きにわたり多くの国や地域で愛されている名作ミュージカル映画『オズの魔法使い』の挿入歌である『虹の彼方に』。
穏やかな気持ちにさせてくれる淡いメロディと、透明感あふれる曲調は、ピアノの音色と相性抜群です。
もともとメロディもコード進行もシンプルな曲ですが、はじめてピアノで両手奏にチャレンジする方には、右手の単旋律を左手のベース音で支えるシンプルなアレンジがオススメです。
慣れてきたら、より華やかでファンタジーな雰囲気のアレンジにも挑戦してみてはいかがでしょうか?