【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品
ピアノを弾けるようになりたい方にとって憧れとも言えるクラシックの作品は、ある程度ピアノが弾けるようになってからでないと無理……そんなふうにお考えの方、多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたい、初心者向けの弾けたらかっこいいクラシック作品をピックアップしてみました!
華やかでダイナミックなピアノ曲はどうしても高度な技術を要求される場合も多いですが、今回紹介しているピアノ曲は初心者でも十分に手の届くレベルで、短いながらもかっこいいフレーズを楽しめる名曲ばかりです。
初心者向けにアレンジされた有名な曲もご紹介しているので、お子さまの発表会曲をお探しの方も、大人になってからピアノを始めた方も、ぜひチェックしてみてくださいね!
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【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品(41〜60)
ソナチネ 第7番 第1楽章Muzio Clementi

優美で軽快な旋律が光る華やかなピアノ作品です。
生き生きとした明るい雰囲気の曲調に、1781年にウィーンで行われたモーツァルトとの演奏対決を思わせるような技巧的な要素も随所に感じられます。
右手で奏でる滑らかなメロディーと左手の伴奏が見事に調和し、まるでオーケストラの響きを1台のピアノで表現しているかのような豊かな音楽性が魅力です。
アレグロのテンポで始まり、2つの対照的なテーマの掛け合いを通じて、音楽の多彩な表情を描き出しています。
本作は、華やかなステージでの演奏にも適しており、ピアノの表現力を存分に活かしたい方におすすめです。
また、心躍るような明るい曲調に癒やしを求める音楽ファンにもぴったりの1曲といえるでしょう。
「こどものピアノ曲」より 土人のおどり中田喜直

1分間の短いながらも迫力が溢れるこの楽曲は、アルバム『こどものピアノ曲』に収録された17曲の中でも異彩を放っています。
イ短調を基調とした力強いリズムパターンが、独特の緊張感と躍動感を生み出しています。
本作の魅力は、日本の伝統的な五音音階を用いながらも、民族音楽的な活力を持つ印象的な旋律にあります。
Pitinaピアノステップの課題曲としても採用され、基礎5のレベルで親しまれている楽曲です。
手の交差を伴う演奏技法は、観客に強い印象を与え、発表会やコンクールでの演奏に最適です。
聴衆を魅了する表現力と、奏者の技術を引き出す工夫がちりばめられた、見事な小品となっています。
ソナチネ 第8番 第1楽章Muzio Clementi

豊かな響きと軽やかな旋律が印象的なピアノ曲を求めているなら、こちらの作品をおすすめしたいと思います。
ト長調の明るい調性で綴られた本作は、華やかで躍動感のあるメロディと、それを支える力強い伴奏が見事に調和しています。
1797年に出版された教育的作品でありながら、コンサートピースとしても十分に通用する芸術性を備えています。
順次進行を多用した優美な第1主題と、忙しなく動き回る第2主題という対照的な旋律の掛け合いも聴きどころです。
技巧的な面白さと音楽的な魅力を兼ね備えた本作は、ピアノの表現力を存分に引き出したい方や、華やかで力強い曲調を好む方にぴったりの1曲となっています。
ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

活気に満ちた3部構成の快活な作品で、低音部の同音連打から始まる印象的な第1主題と、スタッカートが特徴的な軽やかな第2主題が魅力的に展開されます。
1797年の初版以来、ピアノ学習者の重要なレパートリーとして愛され続けているこの楽曲は、2分30秒ほどの演奏時間ながら、華やかで表情が豊かな旋律が息づいています。
本作は、レガートとスタッカートの対比、ダイナミクスの変化など、表現力を養うのに最適な要素を含んでいます。
明るく力強い曲調と親しみやすい旋律で、華やかな表現を体験したい方や、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめの1曲です。
ソナチネOp.13-1 第1楽章Dimitri Kabalevsky

明るく快活な雰囲気が漂う3つの楽章構成の本作は、音楽の楽しさが溢れるすてきな作品です。
第1楽章では、強い和音が3回響き渡るインパクトのある冒頭から始まり、優美な旋律と躍動感のあるリズムが印象的。
ソナタ形式で書かれ、活気のある第1テーマと歌うような第2テーマが対照的な表情を見せます。
音楽が目まぐるしく変化する展開部では、冗談っぽく演奏する部分と歌うように奏でる部分が交互に現れ、豊かな表現力を引き出します。
各部分のキャラクターの違いを大切にしながら、和音の響きやリズムの躍動感を意識して演奏することで、聴衆の心をぐっとつかめる演奏しがいのある作品です。
音楽を楽しみながら技術を磨きたい方に、ぜひおすすめしたい一曲です。