【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品
ピアノを弾けるようになりたい方にとって憧れとも言えるクラシックの作品は、ある程度ピアノが弾けるようになってからでないと無理……そんなふうにお考えの方、多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたい、初心者向けの弾けたらかっこいいクラシック作品をピックアップしてみました!
華やかでダイナミックなピアノ曲はどうしても高度な技術を要求される場合も多いですが、今回紹介しているピアノ曲は初心者でも十分に手の届くレベルで、短いながらもかっこいいフレーズを楽しめる名曲ばかりです。
初心者向けにアレンジされた有名な曲もご紹介しているので、お子さまの発表会曲をお探しの方も、大人になってからピアノを始めた方も、ぜひチェックしてみてくださいね!
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【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品(41〜50)
道化師Dimitri Kabalevsky

子供向けの楽曲を多く世に送り出した近代のロシアの著名な作曲家、ドミトリー・カバレフスキー。
『道化師』といえば日本では運動会のBGMとしてよく使われる『道化師のギャロップ』が思い出されますが、本稿で取り上げているのは1944年に作曲されて翌年に出版された作品集『24の子供のためのやさしい小品』に収録された『道化師』です。
4分の2拍子で臨時記号を用いた半音で変化していく旋律と、スタッカートを活用した躍動的な左手の伴奏が特徴で、短いながらもインパクトを与えられる楽曲ですね。
単に音符を追うだけではなく、次々と変化していく楽曲の展開を楽しみながら弾いてみましょう。
【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品(51〜60)
インディアンの踊りWilliam Gillock

アメリカ先住民の文化やリズムをモチーフにしたこの楽曲は、シンプルながらも力強いリズムと独特の旋律が魅力です。
太鼓のような左手の伴奏が印象的で、右手の旋律がそれに呼応するように展開されていきます。
一定のビートと三連符の組み合わせが用いられた本作は、男の子が憧れる力強さと躍動感にあふれています。
アルバム『Two Indian Dances』に収録された作品で、楽曲の背景にある文化や物語を想像しながら表現力を養える点も見どころ。
Gメジャーの調性で書かれた明るく活発な曲調は、発表会やコンクールでも映えることが間違いなしです。
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。
手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。
ジプシーの踊りHeinrich Lichner

ハインリッヒ・リヒナーの名作『ジプシーの踊り』。
『忘れな草』と並んで有名な作品ですね。
ピアノ発表会でも頻繁に演奏されるため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
そんなこの楽曲のポイントは、速度表記。
この作品は初心者の方でも取り組みやすい楽曲なのですが、速度表記に関してはややこしいものが多く、特に「アレグロ・アジタート」という興奮した感じで速く弾くという速度表記の部分は、技術的に演奏が難しいかもしれません。
始めに指番号を決めて、徐々にテンポを上げてみたり、速いテンポと遅いテンポを交互に弾いたり、という練習をしてみてくださいね!
ダヴィッド同盟舞曲集 第18曲 Non presto ハ長調 速くなくRobert Schumann

『Davidsbündlertänze』の最終曲にある静謐な小品は、ロベルト・シューマンの詩情があふれる世界に誘います。
「速くなく」という指示通り、穏やかに流れるメロディと優しいハーモニーが心を落ち着かせるような温かみを感じさせます。
1838年1月に初版が出版された作品の中でも、特に内省的な雰囲気が漂い、シューマンの繊細な感性が表れています。
穏やかな終止を迎える本作は、入門レベルのピアノ学習者にも取り組みやすい曲で、ロマン派の情感を手軽に味わえる魅力があります。
ゆったりとしたテンポで演奏することで、シューマン独特の詩的表現を楽しめるでしょう。
フランス組曲 第2番 BWV 813 ジーグJ.S.Bach

軽やかな踊りのリズムに包まれたこの楽曲は、「フランス組曲第2番」の華やかなフィナーレを飾る一曲です。
3/8拍子の活発な動きと対位法的な構造が絶妙に組み合わさり、右手と左手の掛け合いが美しい音楽的対話を生み出しています。
1722年頃に作曲されたこの作品は、妻アンナ・マグダレーナのために編纂された音楽帳にも収録されており、家庭での音楽作りの温かさも感じられます。
ハ短調という調性が深みと緊張感を与えながらも、舞曲特有の躍動感が失われることはありません。
バロック音楽に挑戦したい方や、対位法の美しさを体感したい方におすすめです。
技術的な挑戦を含みつつも音楽的な表現力が求められる構成で、演奏する喜びと聴く楽しさの両方を味わえる魅力的な作品となっています。
エチュード・アレグロ中田喜直

ピアノを始めたばかりの方にオススメの曲といえば、中田喜直さんの作品は外せません。
1923年生まれの中田喜直さんは、3000近くの作品を残した日本を代表する作曲家です。
本作は、ブルクミュラー程度の難易度で演奏可能な子供向けの作品。
約2分20秒の演奏時間で、教育的配慮が行き届いた構成となっています。
中間部には調を変えて歌うべきメロディアスな部分があり、最後には子供たちの心を捉えるグリッサンドが特徴的。
発表会でも人気があり、ピアノを学ぶ子供たちにとって楽しい挑戦を提供する曲として親しまれています。


