【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品
ピアノを弾けるようになりたい方にとって憧れとも言えるクラシックの作品は、ある程度ピアノが弾けるようになってからでないと無理……そんなふうにお考えの方、多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたい、初心者向けの弾けたらかっこいいクラシック作品をピックアップしてみました!
華やかでダイナミックなピアノ曲はどうしても高度な技術を要求される場合も多いですが、今回紹介しているピアノ曲は初心者でも十分に手の届くレベルで、短いながらもかっこいいフレーズを楽しめる名曲ばかりです。
初心者向けにアレンジされた有名な曲もご紹介しているので、お子さまの発表会曲をお探しの方も、大人になってからピアノを始めた方も、ぜひチェックしてみてくださいね!
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【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品(11〜20)
舞踏の時間にHeinrich Lichner

ピアノ初級者向けの作品を数多く残したことで知られている、ドイツの作曲家ハインリッヒ・リヒナーの『舞踏の時間に』。
リヒナー作曲の『忘れな草』や『短いお話』などと並んで、発表会で取り上げられることの多い作品です。
軽やかなワルツのリズムを保ちながら、かわいらしいメロディーや途中で現れる装飾音符のような三連符を、明るくキラキラした音で弾けるとよいでしょう。
伴奏の1拍目のベース音が伸びているところにも、注目してみてくださいね!
魔法の木William Gillock

20世紀に活躍したウィリアム・ギロックは、ピアノ教師であり音楽教育の分野において多くの作品を残した作曲家です。
「音楽教育界のシューベルト」と称されるほどのメロディの美しさを持ち合わせながら、それほど高度な技術を必要としない彼のピアノ曲は、初級から中級向けのピアニストたちにも好んで演奏されているのですね。
今回紹介している『魔法の木 』はいわゆるアウフタクト、最初の小節線の前に現れるフレーズが特徴的で前半は左手が旋律を奏でることもあって、左手の良い練習となるでしょう。
中間部で旋律を弾くのが右手へと切り替わるなど、ある程度ピアノに慣れた方でないと難しく感じる場面も多々ありますが、この楽曲を弾きこなせれば中級者への道が開かれるかもしれません!
パレードMaurice Ravel

壮大な物語の始まりを告げるような、力強くドラマティックなサウンドが聴く人の心を揺さぶる一曲。
広島県で教壇に立ちながら、吹奏楽作品を数多く手掛ける堀内俊男さんの作品です。
静かなパートでの繊細な音の対話から、全合奏が一体となって突き進むクライマックスへの展開は圧巻で、まるで伝説の序章を音楽で体験しているかのような没入感が味わえます。
この楽曲は2006年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲として書かれ、参考演奏がアルバム『全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集2005‑2008』に収められています。
個々の技術だけでなくバンド全体の表現力が問われる本作は、仲間と一つの壮大な物語を紡ぎたい時にこそ演奏してほしい名曲です。
愛らしいタランテラStreabbog

技術的にはまだまだ未熟だけど、両手をばっちり使ったダイナミックな曲を弾いてみたい……そんな初級の方にぜひおすすめしたい作品が『愛らしいタランテラ』です。
ストリーボッグという芸名で知られるジャン・ルイ・ゴバールツが作曲したこちらの『愛らしいタランテラ』は、アップテンポで力強い8分の6拍子を軸としたなかなか激しく情熱的な楽曲で、ピアノの発表会でも演奏される機会の多い作品なのですね。
「タランテラ」とはイタリアはナポリの舞曲ということも踏まえると、シンプルな構成ながら情熱的な演奏は必須と言えましょう。
左手は非常にシンプルな伴奏で、よく動く右手の強弱を意識しながらミスタッチのないように繰り返し練習してみてくださいね。
ジャングル・フィーバーCatherine Rollin

ピアノ初級者や子供向けのピアノ作品を数多く発表している、アメリカの作曲家キャサリン・ロリンさんの『ジャングル・フィーバー』は、動物をモチーフにした作品が収録されたピアノ曲集『ビーニー動物園』のなかの一曲。
軽快なリズムとロックテイストの曲調が、演奏する本人だけでなく、観客のテンションも盛り上げる、発表会にピッタリの作品です!
左手の伴奏は、3つのポジションをおぼえれば弾けるので、両手奏に慣れていなくても、チャレンジしやすい楽曲といえるでしょう。
ジプシーの群れFranz Behr

600もの小品を残したとされているドイツの作曲家、フランツ・ベール作曲の『ジプシーの群れ』。
軽やかなメロディーと伴奏が華やかな、演奏効果の高い作品です。
速いパッセージを弾きこなす練習になるのはもちろん、中間部で大きく曲想が変化するため、幅広い表現力を身につける練習にもなります。
切なさをたたえた美しいメロディーをきれいに響かせるためには、伴奏との音量のバランスをとることが重要!
右手の細かく動くメロディーをかき消さないよう、左手の伴奏は極力静かに軽く弾けるといいですね。
【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品(21〜30)
ブルグミュラー25の練習曲 「アラベスク」Johann Burgmüller

ドイツ生まれでその生涯のほとんどをフランスはパリで過ごした作曲家兼ピアニスト、ヨハン・ブルグミュラーといえば「25の練習曲」がピアノの教則本として採用されたこともあって日本でも知名度が高いですよね。
中でも第2曲『アラベスク』は有名で、両手でピアノを弾けるようになってしばらく経つというくらいの初級レベルの方にぜひ挑戦してもらいたい楽曲なのですね。
どこか行進曲のようなリズムを持った左手の和音と滑らかな右手のフレーズ、中盤には左手の細かい運指も登場することもあって最初は難しく感じられるかもしれませんが、強弱をつけながらドラマチックに弾くことができればあなたのピアニストとしてのレベルも確実に上がるはず!