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【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品

【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品
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ピアノを弾けるようになりたい方にとって憧れとも言えるクラシックの作品は、ある程度ピアノが弾けるようになってからでないと無理……そんなふうにお考えの方、多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたい、初心者向けの弾けたらかっこいいクラシック作品をピックアップしてみました!

華やかでダイナミックなピアノ曲はどうしても高度な技術を要求される場合も多いですが、今回紹介しているピアノ曲は初心者でも十分に手の届くレベルで、短いながらもかっこいいフレーズを楽しめる名曲ばかりです。

初心者向けにアレンジされた有名な曲もご紹介しているので、お子さまの発表会曲をお探しの方も、大人になってからピアノを始めた方も、ぜひチェックしてみてくださいね!

【初級】ピアノ発表会にもオススメ!弾けたらかっこいいクラシックの作品(1〜20)

組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst

木星~組曲『惑星』より~ 【初級ピアノVersion】
組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst

グスターヴ・ホルストが手掛けた組曲『惑星』の一部である本作。

快楽をもたらす者として知られる木星が題材になっています。

1918年9月、第一次世界大戦の最終週に初演され、祝祭的な喜びを表現したかったという作曲家の意図が込められています。

華やかでありながら深い背景を持つこの曲は、簡単なピアノアレンジで演奏しても変わらない魅力があり、音楽の壮大さを感じられるでしょう。

ゆったりしたテンポで、難しいリズムも出てこないので、ピアノを始めたばかりの方でも取りかかりやすいと思います。

ぜひこの美しい作品をチャレンジしてみてくださいね!

ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

ラプソディー・イン・ブルー by 作曲者:G.ガーシュイン(初級ピアノ楽譜)
ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

20世紀アメリカを代表する作曲家、ジョージ・ガーシュウィンが手掛けた傑作。

日本ではドラマ『のだめカンタービレ』のエンディング曲で使われ、人気になりましたね。

ガーシュウィンは、アメリカの活力や都市の喧騒を音楽で表現しようとこの曲を作り、この主要テーマは彼がニューヨークからボストンへの列車の中で思いついたそう。

まさに、アメリカの広大さを感じさせる逸話ですね。

クラシックとジャズが融合しているため、ほかのクラシック作品とは一味違うかっこよさを感じられます。

初心者向けに編曲された楽譜もあるので、ぜひチャレンジしてみてください!

トルコ行進曲NEW!Wolfgang Amadeus Mozart

トルコ行進曲 モーツァルト Turkish March Mozart 小3
トルコ行進曲NEW!Wolfgang Amadeus Mozart

誰もが知るモーツァルトのこのメロディは、実は名盤『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章なんです。

この作品は、18世紀後半にヨーロッパで流行した異国情緒があふれる「トルコ風」の音楽で、軍楽隊が勇ましく行進する様子が目に浮かぶようです。

きらびやかで力強い曲調は、大人への憧れを持つ小学生、中学生のお子さんの心に響くはず。

1985年にはCMソングとしても話題になりましたね。

本作は、聴きなじみのあるメロディですが、モーツァルトらしい緻密な音の並びを正確に弾きこなすのは挑戦しがいがあります。

カッコいい曲で発表会の主役になりたい!

そんなお子さんにぴったりの、弾き終えた時の達成感が格別な一曲です!

土人のおどりNEW!中田喜直

【ピアノ発表会おすすめ】土人のおどり ♫ 中田喜直 / The Dance of Aborigines, Yoshinao Nakada
土人のおどりNEW!中田喜直

力強くかっこいい曲をお探しの6歳のお子さまには、日本人作曲家中田喜直さんが手掛けた作品はいかがでしょうか。

大地を元気に踏み鳴らして踊るような、野性的でエネルギッシュな光景が目に浮かびますね。

スタッカートやアクセントをはっきりと弾き分けることが、この楽曲が持つ躍動感を表現するポイントになるでしょう。

実際に2004年に行われたコンクールでは、見事1位に輝いたという記録もあります。

本作は音の強弱で表情をつける練習にぴったりで、発表会で少し背伸びしたかっこいい曲を弾きたいお子さまにおすすめです。

ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第25番「貴婦人の乗馬」NEW!Johann Burgmüller

1851年に公開されたアルバム『25の練習曲 Op.100』を締めくくる、華やかで勇壮な一曲です。

この楽曲の原題は「騎士らしさ」を意味しており、その名の通り、凛々しくも優雅な物語の主人公になったような気分を味わえます。

馬が軽やかにステップを踏むようなスタッカートや、クライマックスへ向かう音階は聴いているだけで心が躍りますね。

演奏では音の強弱やタッチの違いで場面の移り変わりを表現できるかがカギとなるでしょう。

物語を想像しながら、自分だけの表現を見つけていく楽しさを感じられる作品です。