RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【ピアノ楽譜】無料ダウンロードも可能!簡単に弾ける作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたばかりの頃や、独学で練習を始めたばかりの頃は、弾きたい曲があってもどの楽譜なら無理なく演奏できるのか判断するのが難しいもの。

難しい楽譜を選んでしまい「自分にピアノは向いていないんだ……」と諦めてしまう方も多いんです。

しかし、今の自分のレベルに合った楽譜を選べば、ピアノ初心者の方でも耳慣れた曲や憧れの曲を十分に弾きこなせます!

今回は、初心者の方でも簡単に弾けるクラシック作品や、易しくアレンジされたポップス、映画音楽などを、オススメの楽譜とともにご紹介します。

一部の著作権が切れたクラシック作品の楽譜は、無料でダウンロードすることも可能です。

ぜひ、これから練習する曲選びの参考にしてくださいね!

【ピアノ楽譜】無料ダウンロードも可能!簡単に弾ける作品を一挙紹介(11〜20)

少年時代井上陽水

少年時代 ピアノ/ 井上陽水 ピアニスト近藤由貴/Shonen Jidai Piano, Yuki Kondo
少年時代井上陽水

耳にするだけで自然に囲まれた田舎の風景が思い浮かび、誰もが懐かしさを感じる井上陽水さんの名曲『少年時代』。

ピアノやギターでの弾き語りで楽しむ方も多くいらっしゃいますが、楽曲の持つ素朴な雰囲気はピアノのソロ演奏とも相性抜群です!

歳を重ね近くのものがやや見えにくくなってきた方でも演奏を楽しめるよう、大きめの音符で書かれた楽譜も出版されていますので、ご自分の見やすい楽譜で演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか?

思い出Wolfgang Amadeus Mozart

思い出 モーツァルト Souvenir Mozart
思い出Wolfgang Amadeus Mozart

ト長調の穏やかな雰囲気と流れるような旋律が印象的なピアノ小品です。

アルベルティ・バスと呼ばれる伴奏型を用いた美しい旋律は、シンプルながらも古典派の様式美が感じられ、聴く人の心を癒してくれます。

分散和音による流れるような伴奏は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの多くのピアノ作品に見られる特徴で、本作でもその魅力が存分に発揮されています。

演奏に取り組みやすい構成でありながら、表現力を引き出すことのできる作品です。

基本的な演奏技術を身につけた方や、クラシック音楽に親しみたい方におすすめの1曲といえるでしょう。

虹の彼方にHarold Arlen

虹の彼方に「オズの魔法使い」より
虹の彼方にHarold Arlen

長きにわたり多くの国や地域で愛されている名作ミュージカル映画『オズの魔法使い』の挿入歌である『虹の彼方に』。

穏やかな気持ちにさせてくれる淡いメロディと、透明感あふれる曲調は、ピアノの音色と相性抜群です。

もともとメロディもコード進行もシンプルな曲ですが、はじめてピアノで両手奏にチャレンジする方には、右手の単旋律を左手のベース音で支えるシンプルなアレンジがオススメです。

慣れてきたら、より華やかでファンタジーな雰囲気のアレンジにも挑戦してみてはいかがでしょうか?

パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

パッサカリア – ヘンデル 楽譜( ピアノ) (Passacaglia – Handel/Halvorsen)【Reimagined Music】
パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

バロック音楽の魅力が凝縮された楽曲です。

4小節の主題を基に15の変奏が展開され、リズムや旋律、和声が巧みに変化していきます。

荘厳な雰囲気の中にも、豊かな音楽性が感じられ、聴く人の心を捉えて離しません。

鍵盤楽器の練習曲としても人気が高く、ピアノを学び始めた方にもおすすめです。

シンプルな主題から複雑な音楽が生み出される過程を味わいながら、バロック音楽の奥深さを体感できるでしょう。

ヘンデルの音楽の普遍的な魅力を感じられる一曲です。

ガヴォットFrançois-Joseph Gossec

ゴセック/ガヴォット/演奏:金子 恵
ガヴォットFrançois-Joseph Gossec

フランス発祥の古典舞曲「ガヴォット」の名がつく曲として最も有名といっても過言ではない、ベルギー出身の作曲家フランソワ=ジョセフ・ゴセックの『ガヴォット』。

ヴァイオリンと管弦楽のために作曲された作品ですが、今では多くのピアノテキストに収録されており、ピアノ初級者の練習曲として親しまれています。

陽気な雰囲気と上品な雰囲気の両方を持ち合わせたこの曲は、跳躍する左手の伴奏が重くならないように演奏するのがポイント!

つま先で軽やかなステップを踏んでいる様子をイメージしながら、指先に意識を向けて演奏してみてください。

木星(大管弦楽のための組曲『惑星』より)Gustav Holst

イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの代表作『惑星』の第4楽章『木星』は、組曲の中で最も有名であり、イギリスの愛国歌、そしてイングランド国教会の聖歌としても親しまれている作品です。

日本ではクラシック作品としてだけでなく、平原綾香さんの代表曲『Jupiter』の原曲としてもおなじみですよね。

心を揺さぶる美しい旋律は、音の並び、リズムともにとてもシンプルなので、初心者の方でも無理なく演奏できるでしょう。

強弱を意識すると、より感動的な演奏に仕上がりますよ!

【ピアノ楽譜】無料ダウンロードも可能!簡単に弾ける作品を一挙紹介(21〜30)

G線上のアリアJ.S.Bach

G線上のアリア(入門~初級):J.S.バッハ
G線上のアリアJ.S.Bach

どこまでも広がる澄み切った空を思い起こさせるような、穏やかなメロディと美しいコード進行が魅力的な、ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の『G線上のアリア』。

シンプルな音の並びで、初心者の方でも演奏しやすい作品です。

こちらの楽譜は、本来4分音符で動き続ける左手のパートが2分音符とミックスになっていたり、右手の装飾音符が省略されていたりすることで、音符の読み方を学んでいる段階の方でも取り組みやすいレベルになっています。

演奏に慣れてきたら、楽曲が持つ奥深さを表現するために、強弱や左右の音量のバランスなどにも意識を向けてみましょう。