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【高齢者向け】心に染みる冬の名曲。懐かしい歌謡曲や唱歌で温まるひととき

冬の寒さがしみる季節、懐かしい歌の調べが心にそっと寄り添ってくれますよ。

凛と澄んだ空気の中で聴く昭和の名曲や懐かしい唱歌には、心を温かく包み込む不思議な力があります。

北国の寒さや恋心、ふるさとへの思いが織り込まれた冬の楽曲が、高齢者の方の心に深く響くことでしょう。

今回は高齢者の方と一緒に楽しめる、心に染み入る冬の名曲をご紹介します。

思い出話に花を咲かせながら語り合う時間も良いですし、目を閉じて歌詞に浸ってみるのもすてきです。

冬の名曲とともにゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【高齢者向け】心に染みる冬の名曲。懐かしい歌謡曲や唱歌で温まるひととき(1〜10)

針葉樹NEW!野口五郎

冬の恋の切なさを雪景色と重ねあわせた、野口五郎さんが1976年にリリースした楽曲です。

作詞を麻生香太郎さん、作曲を筒美京平さんが手がけ、オリコン週間チャートで2位を記録しました。

凛として立つ針葉樹のように、別れたあとも相手を思いやる男性の心が描かれており、悲しみと優しさが交差します。

木枯らしにも枯れない強さと、雪のように冷たいため息という対比が印象的ですね。

本作で野口五郎さんは日本レコード大賞の歌唱賞を受賞し、紅白歌合戦でも披露されました。

昔の恋を思い出したり、冬の情景を思い浮かべながら聴いてみてはいかがでしょうか。

施設のお仲間と思い出話を語りあうきっかけにもなりますよ。

街の灯り堺正章

冬の夜長に心が沈みがちな時、そっと寄り添ってくれるような温かみを感じさせてくれる堺正章さんの楽曲。

1973年にリリースされたこの曲は、寂しさや孤独にさいなまれる中で、ちらりと見えた街の灯りのように互いの優しさや愛を感じ取ることの大切さを歌っています。

人肌恋しい冬の季節、ぜひ大切な人と一緒に聴いて、お互いの絆や温もりを再確認してみては。

この曲に込められたメッセージは、時代を超えて多くの人の心に響き続けることでしょう。

越冬つばめ森昌子

森昌子さんの代表曲の一つに数えられるこの楽曲。

冬のツバメをテーマに、報われない恋に身を焦がす女性の姿を歌い上げています。

季節外れのツバメの鳴き声を表現した歌詞が印象的ですよね。

絵に描いたような幸せよりも、むしろ燃え尽きるような恋を求める、痛みすら共有したいと願うヒロインの切ない思いに胸を打たれます。

NHK紅白歌合戦で歌唱されるなど、発表から長きにわたって愛され続けているこの曲。

冬の夜に聴くのにピッタリの名曲です。

【高齢者向け】心に染みる冬の名曲。懐かしい歌謡曲や唱歌で温まるひととき(11〜20)

冬の夜唱歌

冬の夜(冬の童謡唱歌)
冬の夜唱歌

『冬の夜』は、冬の情景と家族の温かな団らんを描いた日本の伝統的な唱歌です。

燈火の周りに家族が集まり、父や母が子供たちに話をする様子が歌詞に描かれています。

外の吹雪と家の中の暖かさの対比が印象的ですね。

明治時代に教育の一環として作られたこの曲は、1912年に文部省唱歌として発表されました。

1968年から1969年にかけてNHKの『みんなのうた』で取り上げられるなど、世代を超えて多くの日本人に親しまれてきた冬の名曲です。

音楽の授業などで歌われることの多いこの唱歌を、ご家族みなさまで歌ってみてはいかがでしょうか。

冬の夜のひとときを、心温まるハーモニーでお楽しみください。

風雪ながれ旅北島三郎

北島三郎「風雪ながれ旅」(オフィシャルオーディオ)
風雪ながれ旅北島三郎

冬の厳しさを背景に、ある男の旅と生きざまを描いた心に染み入る1曲です。

北島三郎さんの力強い歌声が、雪降る中で三味線を弾き続ける男の姿を鮮やかに描き出しています。

1980年9月に発売されたこの楽曲は、シングルレコードの累計売上250万枚を記録。

第1回古賀政男記念音楽大賞も受賞しました。

NHK紅白歌合戦では1980年の発表年から数回にわたり歌われ、1981年には大トリを飾るなど、多くの人々の心に響く名曲となりました。

本作は、冬の寒さに負けない人間の強さや、音楽への情熱を感じられる曲。

高齢者の方と一緒に聴くことで、人生の苦労や喜びを分かち合えるかもしれません。

雪椿小林幸子

小林幸子さんの『雪椿』は、1987年6月にリリースされた43枚目のシングルで、小林さんにとって非常に特別な1曲です。

苦労しながらも自分を立派に育ててくれた母への思いをつづった歌詞は、聴く者の心を打つこと必至。

小林さんはNHK紅白歌合戦でこの曲を何度も歌唱し、「宝物」と呼ぶほどの思い入れを持っています。

寒い冬の景色を思わせる歌詞に込められたメッセージに心が温まる冬の名曲です。

霧氷橋幸夫

冬の寒さと失恋の切なさを描いた名曲です。

霧氷のようにはかなく消えてしまった恋への未練と、今でもその人を愛しているけれど、どこにいるのかもわからないという悲しみが胸に迫ります。

1966年10月5日にリリースされた本作は、橋幸夫さんの84枚目のシングルとして発表されました。

第8回日本レコード大賞を受賞し、橋幸夫さんにとって2度目の大賞受賞となりました。

失恋の経験がある方や、大切な人との思い出を振り返りたい方にオススメです。

高齢者の方と一緒に聴くことで、昔を懐かしむきっかけにもなりそうですね。