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【高齢者向け】動物の名前が入ったことわざクイズ

普段何気なく会話している中でもよく出てくることわざ。

その中には、さまざまな種類の動物が登場しています。

そこで今回は、高齢者の方の脳トレにぴったりな、動物が登場することわざクイズを出題していきます。

クイズは、動物の名前の部分が空白になった穴埋め式です。

たくさんの知識豊富な高齢者の方なら、全問正解かもしれません!

子供の頃から知っていることわざや、普段からよく使っていることわざもあるかもしれませんよ。

このことわざクイズを通して、脳をしっかり鍛えていきましょう。

【高齢者向け】動物の名前が入ったことわざクイズ(1〜10)

〇〇も木から落ちる

〇〇も木から落ちる

ゲートボールがうまいあの人が空振りするなんて、習字のうまいあの人が書き損じるなんて、と意外な失敗におどろいた経験はありませんか?

そんなシチュエーションでよく使われるのが、「〇〇も木から落ちる」ということわざです。

この○○に入る動物は「さる」です。

さるは大変、木登りのうまい動物ですよね。

そんなさるでも時には、木から落ちてしまうのだから、誰でも失敗するという意味のことわざです。

ちなみに、似た意味のことわざには「弘法にも筆の誤り」があります。

能ある〇〇は爪を隠す

能ある〇〇は爪を隠す

ポジティブな意味で使われているのが「能ある〇〇は爪を隠す」ということわざです。

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

正解は「タカ」です。

タカは獲物を捕らえるのに長けた生き物ですが、普段は狩りに使う爪をしまっています。

そのことから、能力があってもそれをひけらかさない人を、タカに例えることわざが生まれました。

また、このことわざには、優れた人は警戒されないように能力を隠すという意味もあるんですよ。

〇〇が豆鉄砲を食ったよう

〇〇が豆鉄砲を食ったよう

めちゃくちゃおどろいた時って、目を見開いてぼうぜんとしてしまいますよね。

その様子をあらわしたのが「〇〇が豆鉄砲を食ったよう」ということわざです。

正解は「ハト」。

つまりおどろいた様子を、ハトの顔に例えていることわざなんです。

ところで、豆鉄砲とはなにか気になる方もいるのではないでしょうか。

豆鉄砲とは、竹製の豆を発射するおもちゃのことです。

つまり、ことわざのハトは、豆をぶつけられたからおどろいていたんですね。

【高齢者向け】動物の名前が入ったことわざクイズ(11〜20)

〇〇に小判

〇〇に小判

古来、日本に伝わることわざが、「〇〇に小判」です。

おそらく、日常生活で耳にする機会も多いのではないでしょうか。

正解は「ネコ」。

ネコは小判の価値を理解できないことから、物の価値が分からない人を指すことわざとして使用されています。

ちなみに、このことわざには、もともとは「ネコに小判を見せる」だったという説や、「犬に小判」だったという説もあるんですよ。

しかし、一番言いやすいので、現在の形になったとされています。

二〇〇を追う者は一〇〇をも得ず

二〇〇を追う者は一〇〇をも得ず

少し難易度が高めのことわざも出題しましょう。

それが「二〇を追う者は一〇をも得ず」です。

まず、入る言葉としては「と」が正解です。

つまり「にと追うものはいっともえず」と読むわけです。

あまりピンとこない方もいますよね。

しかし、漢字に直すとわかりやすいですよ。

「と」は「兎」と書きます。

つまり「いっと」は一羽のウサギを表しているんですよ。

そして、同時に二羽のウサギを追えば、一羽も捕まえられないことから、目標は一つに絞るべきという意味で使用されています。

立つ◯◯跡を濁さず

立つ◯◯跡を濁さず

「立つ◯◯跡を濁さず」。

この〇〇に入る動物はなんでしょうか?

正解は「とり」です。

ここでいう鳥は、カラスやスズメではなく、水鳥を指しています。

少しイメージしてほしいのですが、水鳥が水面から飛び立つ時って、静かで、波一つ立ちませんよね。

その様子が、組織やグループを抜ける際に、荒波をたてずに去ることを意味することわざになりました。

組織やグループなどから脱退する場合だけではなく、誰かが先にゲームを抜けるなどスケールの小さい場面で使用してもOKです。

飛んで火にいる夏の〇〇

飛んで火にいる夏の〇〇

「飛んで火にいる夏の〇〇」は、時代劇でよく耳にすることわざです。

正解は「ムシ」。

いったい、なんの虫なんだと気になりませんか?

実はここでいう虫は、ガのことなんです。

ガは明かりによっていく習性があり、火を見ると飛び込んで死んでしまいます。

そのことから、危険な状況と知っていて、あえて飛び込む様子を指すことわざが生まれました。

ちなみに、初めて使われたのは中国の古い書物の中で「ガが火に赴くがごとし」と記されていたそうです。