【高齢者向け】脳の活性化につながる楽しいなぞなぞ
なぞなぞには不思議な魅力がありますよね。
正解が分かるまで考え続けたくなる、そんなワクワク感を高齢者の方と一緒に楽しんでみませんか?
今回は、日常生活の身近な言葉をテーマにした、ユーモアでいっぱいの簡単なぞなぞをご紹介します。
一緒に考えると自然に会話も弾んで、笑顔があふれる時間になりますよ。
答えが分かった時の「なるほど!」という発見の喜びを、ぜひ皆さんで共有してくださいね。
頭の体操なぞなぞ(11〜20)
1時と3時の間にだけ見えるきれいなものはなんでしょう?

問題文から導き出される言葉をイメージしつつ、それを同じ音の言葉へと言い換えていく問題ですね。
時間に関する答えが出てきそうな問題文ということで、時計やその時間の風景などがイメージされると思いますが、そこからどのように発想を飛ばしていけるか、柔軟な考え方が大切ですね。
同じ音でありつつ違う言葉にイメージを変えていく工程によって、しっかりと考えて脳を働かせましょう。
1時と3時の間は2時、きれいなものということで「虹」が答えの問題ですね。
たぬきの宝箱は、どんな箱でしょうか?

問題文のイメージではなく、言葉の響きに注目して、そこにかくされた意味を考えていく問題です。
宝箱をイメージするのではなく、たぬきがどのような意味を持ったヒントかを考えることが重要なポイントですね。
動物の名前、ひとつの言葉として考えがちなたぬきを、「た」と「ぬき」にわけて、「た抜き」へと言い換える柔軟な発想が大切です。
「タカラバコ」という言葉から「タ」を抜くということで「カラバコ」、「空箱」が答えとなる問題です。
40階建てのビルが火災になり、慌ててビルの中にいたお客様が窓から飛び降りました。しかし、ケガ一つしていなかったそうです。なぜでしょうか?

問題を読むだけでは、40階の高さから飛び降りたイメージをしてしまうなぞなぞですね。
ケガをしていなかった人を中心に考えてしまいそうですよね。
ですが問題文では「40階から飛び降りた」とは言っていないところが、重要ポイント。
高さの低い1階の窓から飛び降りたなら、ケガをせずに避難できますよね。
子供が8人でかくれんぼをして遊んでいました。4人見つけましたが、見つかっていない子供は何人でしょうか?

算数の引き算問題のようですが、なぞなぞの面白いひっかけ問題です。
全員を合わせて8人でかくれんぼをしているということは、鬼も含まれています。
見つかった子供が4人と鬼の子供を合わせると5人。
8人から5人を引いた3人が、まだ見つかっていない子供の人数です。
ついつい鬼の人数を忘れて「4人」と答えてしまいそうですね!
日本では二十歳になるとお酒や、タバコを吸えます。では、自動車は何歳から乗れるのでしょうか?

答えは0歳です。
運転しなければ、車には0歳から乗れますよね。
この問題を素直に考えると、車の運転免許を取得できる年齢を考えてしまいそうですが、問題では「乗車できる年齢」を質問しています。
ですので答えは運転免許取得の年齢ではなく0歳が正解。
なぞなぞを通して、家族とドライブをしたことを思い出し、語り合う時間を設けてもいいですね。