認知症高齢者にオススメのレクリエーション
高齢者施設やデイサービスでは、さまざまな高齢者の方がいます。
そのため、高齢者の方の状態に合わせてレクリエーションの内容を考えるのがポイントです。
今回は、認知症がある高齢者にオススメのレクリエーションをご紹介します。
認知症がある高齢者の方は、「楽しく感じられる」「自分の居場所を作る」など、精神面でのサポートが大切です。
また、手軽に取り組めて利用者さん同士の交流につながるレクがオススメです。
この記事を読んで、認知症高齢者の方のレクリエーションを考える際の参考にしてください。
認知症高齢者にオススメのレクリエーション(41〜50)
動物の鳴き声脳トレ

文字で書かれた動物の名前を見て、その動物のなき声がどれかを考えて答えてもらうというゲームです。
動物の名前からどこまですばやくなき声がイメージできるのかという、記憶をつなげていく力が試されますね。
はじめはどの動物がどのようななき声かのチェックからはじめて、そこから文字の表にうつっていきましょう。
しっかりと考えれば答えにたどりつけるからこそ、スピードを意識するのも大切ですね。
文字から考えて声に出すという流れが脳の活性化につながっていきます。
お手軽ボールカーリング

カーリングは冬のオリンピックでも有名になったので知っている方も多いのではないでしょうか。
チーム戦でおこなうゲームで、中心のボールをどちらのチームのボールが近づけたかを競います。
このレクリエーションの準備にはボールを何個か用意するだけ。
それだけで利用者さん同士の交流も深められる楽しいレクリエーションができちゃいます。
座ってできるレクリエーションなので、高齢者の方の心身の状態にあわせて楽しめるのも魅力ですよね。
もしもしかめよでコグニサイズ

数人でおこなうと、さらに盛り上がる体操のご紹介です。
うさぎと亀の競走を歌った、童謡『うさぎと亀』に合わせたコグニサイズです。
歌に合わせて、足踏みや腕を伸ばしたり手拍子を加えていきましょう。
体操ができてきたら、一緒に歌いながら体を動かしていきますよ。
体操を間違えても、明るいメロディーが付いた体操なので笑いに変わりますよ。
実はできる状態よりも、できるように頑張ることが脳の活性化につながります。
間違えてもいいので、挑戦してみてくださいね。
いろいろ体操を加えても楽しめそうですね。
カラオケ

ちょっとした空き時間にも楽しめて、かつストレス発散になるのがカラオケです。
大きな声で歌うのには、他には代えがたい快感がありますよね。
1人で歌う「ヒトカラ」もいいですが、みんなでワイワイ盛り上がるのも楽しそうです。
それからカラオケの楽しみ方として、採点機能のある機種を利用するという方法もあります。
きっとカラオケに行くモチベーションになるはずです。
また、歌声を分析してくれるので、上達したい方にもピッタリですよ。
ガーデニング

心をいやしてくれる趣味にガーデニングがあります。
ガーデニングなら自然に触れ合う事で、日々の喧騒を忘れられるはずです。
また長い期間をかけてじっくり取り組めることや、花が咲いた時や実がなった時に充実感を味わえるのも魅力ですね。
ちなみにお庭がない場合でも、ベランダや玄関先で楽しめますよ。
住まいの環境に合わせて、程よい規模間で楽しんでみましょう!
また、仲間と一緒に取り組んだり、話題作りにつながるのも魅力です。