認知症高齢者にオススメのレクリエーション
高齢者施設やデイサービスでは、さまざまな高齢者の方がいます。
そのため、高齢者の方の状態に合わせてレクリエーションの内容を考えるのがポイントです。
今回は、認知症がある高齢者にオススメのレクリエーションをご紹介します。
認知症がある高齢者の方は、「楽しく感じられる」「自分の居場所を作る」など、精神面でのサポートが大切です。
また、手軽に取り組めて利用者さん同士の交流につながるレクがオススメです。
この記事を読んで、認知症高齢者の方のレクリエーションを考える際の参考にしてください。
認知症高齢者にオススメのレクリエーション(31〜40)
タオルで日常生活動作

タオルを使って、日常生活動作のトレーニングをしてみましょう。
日常の生活を維持するために必要最低限の活動をさし、活動する能力を評価するための指標の日常生活動作。
日常生活動作が低下すると、身体の健康の悪化や自立性がなくなるなどの影響が出てくさそうです。
タオルを使ったお手軽にできる体操でトレーニングをしていきますよ。
手先を使ってタオルを小さくたたんだり、上半身や足元や背中を洗うイメージの動きで筋力トレーニングに。
脳の活性化にも期待がもてるそうですよ。
バランスゲーム

指先を使いながら。
バランスをとるために頭も使う、バランスゲームをご紹介します。
用意するものはヘルメットとトレイ、お手玉です。
ヘルメットは別のもので代用できますよ。
ヘルメットの上にトレイをのせて、その上にお手玉を置いていきます。
一カ所に傾かないように、全体のバランスを見て置いていくことがポイントですよ。
置く時にゆっくり置くのか、素早く置くのか、どの位置に置くのかと考えながら指先から肩までの上肢の動きと、考えて判断する脳の活動は、脳トレとして認知機能の低下予防に効果が期待できますよ。
シンプルながら、毎回展開が変わるので、飽きずに楽しめますよ。
ピタっとボール

テーブルでできるボールを使ったゲームのご紹介です。
テーブルの片方の端から、点数と粘着側を上にしたテープを設置します。
点数を設置した反対側のテーブルの端から、高齢者の方にゴムボールを転がしていただきましょう。
うまくボールが点数の近くにいくと、接着面のテープで止まる仕掛けです。
転がす方から遠いところで、高得点にするとゲームが面白くなりますよ。
ゴムボールをつかんで転がすことで、指や手のトレーニング効果があります。
楽しみながら、手や指を鍛えられそうですね。
ピンポン玉うつし

気軽に楽しめる、手先を使うゲームをご紹介します。
紙皿にピンポン玉よりも少し大きめの穴をあけて、割り箸を裏面に貼り付けます。
紙皿の縁にビニールーテープなどを貼り付けて、補強してもいいかもしれません。
平らなカゴやトレイなどにピンポン玉を入れて、作った割り箸の付いた紙皿ですくいましょう。
誰がはやくピンポン玉をすくえたかや、誰が多くピンポン玉をすくえたかを競っても楽しめそうですね。
もちろん、お一人で集中しておこなえるゲームですよ。
ペットボトルキャップつかみゲーム

ペットボトルのキャップを使った、指先を使うゲームのご紹介です。
紙コップにつかんだペットボトルのキャップを入れていきます。
ですが、ペットボトルのキャップをつかむのは、洗濯バサミを使います。
洗濯バサミを扱うにはある程度力も必要です。
洗濯バサミを使うだけで、指先を器用に動かす巧緻性も高めることができるそうですよ。
指先を使って脳トレ効果だけではなく、指や手の力も鍛えていきましょう。
ゲームにすることで、楽しみながら高齢者の方も、トレーニングができるのではないでしょうか?
ぜひお試しくださいね。