【高齢者向け】窓辺に飾ろう。手作り風鈴のアイデア
風鈴は夏の風物詩の一つで、「ちりんちりん」と涼し気な音が魅力ですよね。
一般的なものはガラスでできた半球状の本体に、ヒモでガラス棒がつり下げられており、風が吹くと音が鳴る仕組み。
これを手作りするとなるとなかなか難しいですが、身近な材料を使って風鈴を作る方法があるんです!
この記事では、ご高齢者の方にオススメの風鈴作りのアイデアを紹介しますね!
施設での工作レクリエーションとして取り組むのにピッタリです。
ただし中には、一部複雑だったり力が必要な工程が含まれるアイデアもあるので、施設職員の方がサポートしながら進めてくださいね。
【高齢者向け】窓辺に飾ろう。手作り風鈴のアイデア(21〜30)
折り紙で作る風鈴

暑い夏を涼しく彩る折り紙風鈴は見た目にもかわいらしく、室内のアクセントにぴったりな工作です。
折り紙を4分の1のサイズになるまで半分に折り、風鈴の形を描いてカットします。
中心に小さな穴を開け、ヒモを通しておきましょう。
あらかじめカットしたパーツを貼り合わせることで、立体的な風鈴が完成します。
色や柄を変えてアレンジすれば個性あふれる作品に。
細かな作業が中心ですが、手先を使うことで脳の刺激にもつながるので高齢者の方にオススメです。
完成した風鈴は風に揺れてやさしい音色を奏でるような気分を味わえ、見ているだけで涼しさを感じられますよ。
紙コップで簡単風鈴

紙コップを使って風鈴を作る方法もあるんですよ。
紙コップをひっくり返した状態で中に鈴をつるすというシンプルな作り方なので、工作が苦手な方でも安心です。
また、力や工具が必要ないのもうれしいポイントではないでしょうか。
できあがった風鈴が真っ白だと味気ない感じがしてしまうので、紙コップに色を塗ったり、折り紙を貼ったりしておきましょう。
完成してからだと作業しづらいので、あらかじめやっておくのがオススメです。
画用紙で作る風鈴

画用紙で作るシンプルな風鈴はかわいい見た目なのでオススメですよ。
材料は画用紙、すず、ビーズ、レース糸だけでOK。
その他にシールやクラフトパンチがあるとよりかわいらしくアレンジできますよ。
手順もとっても簡単で、細長い長方形にカットした画用紙を放射状に貼り付けていき、丸めて球体の形に整えます。
最後にレース糸とビーズを組み合わせて、長方形の画用紙に結んだら球体の部分に貼り付けて完成です!
球体を作るときに集中力がいるので、高齢者の方の脳トレにもオススメですよ。
ステンドグラス風の風鈴

既製品を使って、オリジナルのステンドグラス風の風鈴が作れるんです!
ガラス製の無地の風鈴を用意したら、ガラスペイント用の画材を使って図柄の縁取りをおこないます。
続いて、縁取りの中を塗りつぶしていきましょう。
工程としては以上ですが、丸くて小さい風鈴の本体にガラスペイント用の画材を使って描いていくという慣れない作業になります。
手先のトレーニングはもちろん、想像力もかき立てられて楽しい工作になることまちがいなしです。
紙コップで本格風鈴

紙コップは高齢者施設で使う機会が多いのではないでしょうか?
実はそんな紙コップを再利用して本格的な風鈴が作れちゃうんですよ!
作り方は簡単で、まずは紙コップの底を切って折り紙をのりで貼り付けていきます。
次に折り紙を内側に折り込んで形を整えて、底の部分を残して何度か切り込みを入れます。
続いてバラバラになった折り紙の端を軽くおさえて丸く成形。
最後に長方形の折り紙とひもを結んだパーツを貼り付けてあげれば完成!
簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
クリアカップで作れる風鈴飾り

竹林につるした風鈴の音や向きによって吉兆を占った「占風鐸」が起源とされている風鈴。
今ではすっかり夏の風物詩の1つとなっていますよね。
そこで、透明なクリアカップを使って風鈴を作るのはどうでしょう。
用意する物はクリアカップ、鈴、ひも、短冊。
まずクリアカップに夏らしい装飾をほどこします。
かき氷やスイカ、花火などは定番でしょうか、フェルトペンや色紙を自由に使ってくださいね。
あとはカップに糸を通して鈴と短冊を取り付けるだけでOK。
短冊に夏の俳句を書き込むのもオススメです。
たくさん並べた風鈴も涼しさとおもむきがいっぱいです!
提灯風鈴
提灯と風鈴が一体になったものが、提灯風鈴です。
上部が提灯のような構造なので、飾るとかわいらしい雰囲気になるでしょう。
小さなサイズでは難しいですが、従来の大きさの提灯を用意すれば、見た目がかわいいだけでなく、実際に明かりをともしてもつかえます。
火を使うので注意は必要ですが、これなら外でのレクリエーションでも活躍してくれそうですね。
ちなみに、よく似た風鈴灯というアイテムもあります。
こちらは、スタンドが付いていて、お部屋の中で飾りやすい構造です。