【高齢者向け】折り紙で作ろう!ひな祭りの飾りアイデア
ひな祭りのアイテムとして欠かせないのが、おだいりさまとおひなさまですよね。
ひな人形を作るのは、なんだか難しそう……と思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方でも、折り紙なら簡単に作れてしまいますよ。
とくに高齢者の方にオススメで、手先の細やかな作業が多いため手先の運動をしながら脳の活性化にも役立ちます。
折り紙1枚だけで折れるひな人形もあるので、手軽に作れるのも魅力的ですね。
高齢者施設で働くスタッフの方で、折り紙で作れるひな祭り工作を探している方はぜひ参考にしてくださいね。
【高齢者向け】折り紙で作ろう!ひな祭りの飾りアイデア(1〜10)
紙風船でおひな様

折り紙で作った紙風船を使って、おひなさまを作りましょう!
使う折り紙は、おひなさまの着物の柄に合わせて、和柄のものを選ぶのがオススメです。
まず、4×4のマス目ができるように、たて横両方から折り紙を蛇腹に折っていきます。
角が手前にくるように折り紙を置いたら、向こうの端の手前に付いた筋まで折って広げ、一つずつ筋をずらしながら折り目をつけていきます。
最後の角だけ折ったままにした状態を四角全体に施し、柄が表にくるように折り返したら六角形に形成してください。
後は空気を入れて、別の紙で作ったおひなさまの顔などをつければ完成です!
置いて飾れるおひな様

高齢者の方が幼い頃には、七段飾りのひな人形をおうちに飾ってお祝いしていた方もいらっしゃいますよね。
七段飾りのひな人形はとてもすてきですが、置く場所に困ってしまうと理由で飾らなくなった家庭も多いことでしょう。
そこで小さなスペースに置いて飾れるひな人形を手作りしてみませんか?
和柄の折り紙で体を作ります。
最後に折った部分を開くことで立てられるようになりますよ。
黒の折り紙を小さく切ってお顔を作ったら着物を着せてあげましょう。
手先を器用に動かす折り紙は、集中力を高め脳の刺激になるため高齢者の方にオススメです。
楽しく折り紙を作りながら認知症予防に役立ててくださいね。
桃の花リース

桃の花が華やかな、おひなさまのリースを作ってみましょう。
紙皿と折り紙、画用紙、すずらんテープなどを準備します。
紙皿は平たいものを用意してくださいね。
紙皿の中央部分をカッターで切り取ったらすずらんテープを巻いて土台を作ります。
画用紙を卵型に切り出し、柄物の折り紙で着物を作ります。
装飾品は金色の折り紙に形を書いて切り取りましょう。
お顔に口や目、髪の毛を描いて装飾品をあしらいます。
桃の花は1枚の折り紙を折り重ねたものを、曲線を描くように切ったら簡単にできますよ。
完成したパーツをリースに取り付けたら、ゆらゆら揺れるリースの出来上がりです!
【高齢者向け】折り紙で作ろう!ひな祭りの飾りアイデア(11〜20)
ちぎり絵でおひな様

とてもシンプルな作業でできる、ちぎり絵のおひなさまです。
まず、縦長の三角に切った土台に、おひなさまとお内裏さまの顔をのりで付けて、土台を作りましょう。
次に、おひなさまはピンク、お内裏さまは青など、着物に合うカラーの折り紙をビリビリと小さくちぎっていきます。
そして土台にのりを塗り、その上にちぎった折り紙をペタペタと貼っていけば出来上がり。
いろんなカラーや柄の折り紙を使うと、それぞれの個性が出て楽しそうですね!
ひな台

おひなさまを飾る際に必要な、ひな台の作り方を紹介!
まず、折り紙を三角に折って、対角線上の折り目をつけます。
四つの角を中央に向かって折り、真ん中に向かって各辺から一筋折り目をつけます。
その折り筋に向かってもう一度折って、筋をつけてください。
全体に折り筋をつけられたら、対角線上の二つの角だけ折った状態まで折り紙を開き、角を折ったところは手前の一つ目の筋で折ります。
角を折っていない2カ所は、ななめに折り目を付けたうえで、再度真ん中に向かって折ってください。
それぞれの角にのりをつけて固定し、形を整えれば完成です。
二つ作ってのりでつければ、おひなさまとお内裏様両方が並ぶ台ができますよ!
ひな祭りのつるし飾り

おひなさまやお内裏さま、梅やひし形など、ひな祭りにまつわるいろいろな飾りをつなげたつるし飾りは、3月のレクリエーションにもぴったりですよ。
まず、おひなさまを作っていきます。
最初は鶴の折り方と似ていて途中からは少し細かい作業になりますが、一枚で作れるのが楽しいですね。
何種類か折れたら飾りたいように並べて上にひもを置き、貼り付けるところに印を付け、接着剤でしっかり接着していきましょう。
一つだけでは少し寂しい飾りも、つるすと豪華で立派な飾りになりますね!
スティックおひな様

折り紙と、アイスの棒のようなスティックで作れるひな飾りです。
まず、5cm×13cmに切った折り紙1枚、また1cm×5cmに切った折り紙2枚をそれぞれ半分に折り、少しずつずらしてのりで付けます。
次に、それをスティックに巻いて一度型を付け、のりで着物を着せるように貼り付けます。
また、かんざしや扇、冠も折り紙で作っておきましょう。
それらを接着剤で貼って、おひなさまとお内裏さまを作ります。
赤い折り紙でひな壇を作り、スティックを差し込んだら、しっかりと立つ立派なひな飾りの完成です!