【高齢者向け】お月見の壁面アイデア
十五夜とも呼ばれるお月見には、美しい満月を楽しみたいという高齢者の方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、室内でも楽しめる、お月見の壁面アイデアを紹介します。
お月見には欠かせないススキ、お月見団子、満月などのパーツの作り方や、そのパーツを使った壁面アイデアなど、壁面作りに役立つアイデアを集めました。
高齢者施設などでお月見の壁面を作りたい時には、ぜひお役立てくださいね。
利用者の方と一緒に作るのもオススメです。
【高齢者向け】お月見の壁面アイデア(1〜10)
十五夜お供えうさぎ

十五夜といえば、月やお月見団子、すすき、そして日本のみならずさまざまな国で月に住むと言い伝えられているうさぎですよね!
夜空に浮かぶ明るい月や、花瓶に挿したすすきとききょう、お花紙で立体感を出したお月見団子、型紙に合わせてカットしたうさぎを壁や台紙に貼り付ければ、あっという間に十五夜の風景の完成です。
これだけでは華やかさに欠けると感じた場合は、まわりに秋のお花であるコスモスをちらすのもオススメですよ!
ススキ

9月におこなわれる十五夜。
月を眺めながら、農作物の収穫を月に感謝する行事です。
お団子や里芋をお供えして、家族と過ごす高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
十五夜のお供え物に、大切な物がもう1つありますよ。
それは、ススキです。
ススキは、神様が宿る場所だと信じられていたそうです。
クラフト紙や両面色が付いた折り紙で作るのがポイントです。
折って、ススキの形にカットします。
もちろん、ススキの穂の部分もハサミで細かく切れ目を入れて作ってくださいね。
カレンダーの十五夜の作品に、ススキも作って一緒に飾るとさらにすてきに仕上がりますよ。
お月見とすすき
お花紙で作るすすきのやわらかい雰囲気がすてきな、お月見の風景を再現した壁面飾りです。
お花紙を丸めてしわをつけ、穂先となる部分に細めに切り込みを入れます。
それを割り箸に巻き付けてのりづけし、同じお花紙を細くカットした葉っぱのパーツを茎部分に付ければ、ふさふさの穂先が美しいすすきの完成です。
茶色や黄色、淡いピンクなど何色かで作っておくと、暗い雰囲気になりすぎないのでオススメです!
お月見団子やうさぎ、月のパーツとともに飾り、日本の秋を堪能しましょう。
たぬき

月とたぬきは、実は深い関わりがあるそうですよ。
たぬきは月が出ている夜に集まり、おなかを太鼓のように打ち鳴らし、おどると言われているそうです。
お団子や里芋などがお供えされた十五夜の夜にも、にぎやかなたぬきの踊りがおこなわれているかもしれませんよ。
9月のカレンダーの制作にも、たぬきを取り入れてみましょう。
折り紙でたぬきを折ってカレンダーに貼って飾ってみてくださいね。
制作しながら童謡の『証城寺の狸囃子』を思いだす高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
お月見うさぎのバレリーナ

チュチュを身につけたかわいらしいうさぎたちが月を見ながら舞う、なんともかわいらしい様子を描いた壁面飾りです!
うさぎのチュチュ部分に使われているのは、2枚重ねのお花紙。
じゃばら折りして中央をとめ、角を落とすようにカットしてからやさしく広げ、うさぎのパーツに貼り付けます。
黒の画用紙とお花紙を使って、お月さまで踊るうさぎのパーツも用意し、コスモスやすすき、お花見団子などと一緒に台紙に貼り付ければ、月夜の風景の完成です!
お月見セット

お月見からイメージされる、さまざまなグッズを組み合わせて作る立体的な飾り付けです。
大きな月や三宝に積まれたお団子、ススキやききょうが入った花瓶などがわかりやすいかと思います。
立体感が演出しやすいのは植物のパーツで、広がりを意識して植物を作って花瓶に茎の部分だけを固定するのがオススメです。
どのように立体感を出すかにこだわってもいいですし、お月見からイメージされる他のグッズを考えてみるのもおもしろそうですね。
お月見を吊るし飾り

十五夜にちなんだモチーフを集めた、秋にピッタリのつるし飾りです!
お月見団子やうさぎ、秋に咲く代表的なお花であるりんどう、紅葉などを、それぞれ折り紙や千代紙で作り、ひもにくくりつけます。
壁面に月とすすきを貼っておき、その前につるせば、遠近感が出てよりすてきな飾りに仕上がりますよ。
高齢者の方に秋を連想するモチーフを自由に作っていただき、つるして飾るのもオススメ!
ぜひ、大勢で秋の話題で盛り上がりながら作ってみてくださいね。