高齢者にオススメのお月見工作
9月と言えば十五夜、お月見ですね。
お月様をながめながら、すすきやお団子を飾って過ごすという風習が昔からの定番。
そんなお月見をデイサービスや高齢者施設でも満喫するために、今回は高齢者の方にオススメのお月見工作をご紹介します。
壁飾りやリースにランタンなど、お月見にピッタリな工作アイデアをたくさんそろえてみました。
季節ごとのイベントを楽しむことは、高齢者の方の心身の健康につながります。
お月見の工作で何を作ろうか悩んでいる方は、ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。
もくじ
高齢者にオススメのお月見工作
お月さまランタン

夜にやさしいあかりを届けてくれる、ランタンの工作アイデアです。
こちらは風船を膨らまし、その上にうす紙を貼っていきます。
高齢者の方と作業するなら、事前に膨らませた風船を用意しておきましょう。
また、水溶き接着剤と星や顔などのパーツも事前に切り出しておいてくださいね。
準備が整ったら膨らませた風船を動かないよう固定し、ハンドクリームを全体に塗ります。
うす紙を適度な大きさにやぶって、接着剤を使って切り出したパーツとともに貼り付けていきましょう。
上部には何も貼らず、あけておいてくださいね。
貼り終わったら一晩乾かして、風船を割って取り出し、取っ手を付けたら完成です。
お月見のリース

壁やドアなど、さまざまなところに飾れるかわいいお月見のリースを作ってみましょう。
リースの土台から飾りまで全て折り紙で作ってもいいですし、土台は真ん中をくり抜いた紙皿や、ドーナツ状に切った厚紙で作り、飾りに折り紙や画用紙で作ったパーツを使うというのもオススメです。
お月様やうさぎ、すすき、お月見だんごなど、お月見と聞いてイメージできるものをパーツとして作り、貼っていきましょう。
また、キラキラの折り紙やシールなどもうまく活用しながら、仕上げていってくださいね。
どこかに引っ掛けたりしやすいように、ひもなどをつければ完成です。
お月見ウサギ

お月見といえば、うさぎは欠かせない存在ですね。
というわけで、UVレジンを使ってお月見うさぎを作ってみましょう!
こちらの制作にはレジン液とUVライト、ピンセットと円形に硬化させるためのモールドなどが必要です。
100円ショップで取り扱っているお店もあるので、よければ探してみてくださいね。
作業の流れとしては、モールドに薄くレジン液を塗り固め、ウサギのパーツを作っていきます。
細かい作業で最初は難しいかもしれませんが、少しずつ進めてみてくださいね。
パーツが完成したらレジンを使って組み合わせます。
最後に着色すれば、かわいいお月見ウサギの完成です。
お月見団子 壁面飾り

本物のお月見だんごを飾るのが難しい場合でも、壁面飾りであれば場所をとらずにお月見の光景を楽しめますよ!
画用紙でお月見だんごや、だんごを乗せる三方の形を切り出して壁に貼っていきましょう。
少し立体的な形にしたい場合は、おだんごの部分を綿や丸めたお花紙にするのもいいかもしれませんね。
お月見だんごの周りには、同じように画用紙で切り出した月やすすき、うさぎなども貼ってにぎやかなお月見の様子を表現してみてくださいね。
お月見壁かけ飾り

秋の夜長には欠かせないイベントであるお月見の風景を切り取った、壁にかけられる飾り付けです。
真ん中をカットした紙皿をベースにして、装飾を加えていくだけのシンプルな工作ですね。
まず紙皿には黒い色を付けて、そこにスパンコールや黄色の折り紙を丸く切り取った月を貼り付けて夜空を表現します。
あとはお月見には欠かせない団子やうさぎを配置して、つりさげるためのひもを取り付ければ完成です。
月が上った夜空をどのように彩るか、何を配置すればお月見の楽しさが伝わるのかを自分なりに考えてみるのもおもしろそうですね。
厚紙と和紙で作る お月見団子

お月見のイベントに役立つ、三方とお団子を作ってみましょう。
どちらも型紙があるので、まずはそちらをダウンロードしてくださいね。
型紙がダウンロードできたら、三方のパーツを厚紙で切り出し、和紙に貼り付けていきます。
全てパーツができたら組み立てましょう。
お団子は霧吹きで湿らせたティッシュを丸めて乾かし、上から接着剤を使ってちりめんを貼り付けます。
組み立てた三方にフチを赤く塗った和紙を敷き、お団子を乗せたら完成です!
三方の飾り穴を作るのにパンチを使いますが、なければ黒い丸をペンで描いてもOKですよ。