【高齢者向け】9月のカレンダー作り。オススメのモチーフまとめ
認知症を患っている高齢者の方の多くにあらわれる見当識障害では、季節や日付が分からなくなってしまいます。
季節を取り入れられるカレンダー制作は、季節を感じながら手指のリハビリをおこなえるため高齢者の方のレクリエーションにオススメ。
9月と言えばお月見やトンボ、コスモスなどを思い浮かべる方が多いでしょうか。
ほかにも思い浮かべたものを発表していただくと盛り上がりそうです。
9月がテーマのモチーフですてきなカレンダーを制作してくださいね。
もくじ
【高齢者向け】9月のカレンダー作り。オススメのモチーフまとめ
たぬきNEW!

月とたぬきは、実は深い関わりがあるそうですよ。
たぬきは月が出ている夜に集まり、おなかを太鼓のように打ち鳴らし、おどると言われているそうです。
お団子や里芋などがお供えされた十五夜の夜にも、にぎやかなたぬきの踊りがおこなわれているかもしれませんよ。
9月のカレンダーの制作にも、たぬきを取り入れてみましょう。
折り紙でたぬきを折ってカレンダーに貼って飾ってみてくださいね。
制作しながら童謡の『証城寺の狸囃子』を思いだす高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちぎり絵 お月見うさぎNEW!
https://www.tiktok.com/@saisyouan/video/7405565247655841041お月見は日本に古くからある風習の1つですよね。
そこで、9月のカレンダーにちぎり絵でお月見とうさぎを作ってみましょう。
ちぎった紙を台紙に貼り付けるちぎり絵は、指先を使うので脳トレにもつながりそうですね。
9月のお月見は、十五夜、中秋の名月などと呼ばれ、9月15日の満月のときにおこなわれます。
秋の収穫祭として親しまれるようになり、豊作祈願から里芋をお供えしたことから芋名月と呼ばれました。
高齢者の方も、9月のお月見のことはお詳しいかもしれません。
お月見のお話をしながら作ってみてくださいね。
ウサギの餅つきNEW!

9月の十五夜の日を歌った童謡『うさぎ』にもあるように、お月見にはウサギのイメージがありますよね。
たしかに、満月のときの月の表面の模様が、ウサギがお餅をついている様に見えますね。
9月のカレンダーも、ウサギの餅つきの折り紙作品でつくってみましょう。
かわいいウサギの折り紙作品に、作りながら高齢者の方からも笑みが見られそうですね。
作りながら周りの方とお月見のお話で盛り上がるかもしれませんよ。
満月のお月さまやススキなども折り紙でつくってカレンダーに貼り付けてみるのもオススメです。
コスモスととんぼNEW!
https://www.tiktok.com/@karitasunosato/video/7295353076678954247種類によって違いはありますが、9月頃に見頃を迎えるコスモス。
畑一面に色とりどりのコスモスが咲いているところを、見たこともあるのではないでしょうか?
コスモスは、俳句の秋に属する季語になっていたり、記念日が9月にあります。
秋や9月がイメージできるコスモスを、カレンダーに取り入れると高齢者の方にも季節を感じていただけそうです。
折り紙や画用紙をコスモスの形にカットして、カレンダーの台紙に貼り付けましょう。
さらに、秋を代表する昆虫のトンボも作り一緒に飾ると一層、秋の雰囲気を感じられる作品が完成しますよ。
リンドウNEW!

秋を代表する花の1つであるリンドウ。
濃い青い花名が有名ですが、ピンクや白や白と青が花びらの縁に入ったものもありますよ。
カレンダーにも、折り紙のリンドウ作品を折って飾り付けてください。
リンドウは茎に、お花が集中して咲くので、折り紙でも多めに折って飾ってみてくださいね。
折り方が複雑な部分は、周りの方がサポートして折ってみましょう。
折り紙がお好きな高齢者の方なら、楽しみながら作れそうですね。
リンドウが咲き誇っているように見えるすてきなカレンダーが完成しますよ。
十五夜の折り紙カレンダーNEW!

9月といえば中秋の名月とも呼ばれる、十五夜がありますね。
折り紙で十五夜をイメージした作品をつくり、カレンダーにしてみましょう。
うさぎ、ススキ、お団子などが十五夜から連想できますね。
また、芋名月の名前をもつ十五夜にちなんで、里芋も折ってみてはいかがでしょうか?
折り紙作品を折りながら、ご家庭でお月見をした思いでも一緒に思いだす高齢者の方もいることでしょう。
思い出話に花が咲くかもしれませんよ。
夏が終わり、秋の訪れをカレンダーの制作によって感じられそうですね。