【高齢者向け】ゲームから工作まで。紙コップレクリエーションまとめ
高齢者施設で企画するレクリエーションの準備は、職員さんにとって負担になることもあるでしょう。
日々の業務をこなしながら準備をするのは大変ですよね。
今回はそんな方にオススメな、紙コップを使ったレクリエーションをご紹介します。
準備物が少なく手軽なだけではなく、運動面でも認知面でもさまざまなメリットがある紙コップのレクリエーションは、軽くて柔らかい素材なため、高齢者の方が怪我をするリスクも少なく、安全に行えますよ。
ぜひ、日々のレクリエーションに取り入れてくださいね!
【高齢者向け】ゲームから工作まで。紙コップレクリエーションまとめ(21〜30)
動く扇風機

手はさまざまなセンサーが備わっている「第二の脳」と言われています。
手先を使うことで得られる刺激が脳へ伝わり、脳の血流の増加や、活性化がされることで、認知機能の低下予防に効果期待できるという研究結果があります。
そこで今回は、手指を使う工作「うごく扇風機」のアイディアをご紹介します。
まずは紙コップの一部を切り取り、プロペラと胴体を作ります。
ペットボトルキャップに穴をあけ、つまようじと輪ゴム、ビーズを使ってとめましょう。
胴体とくっつけ、ゴムとつなげたつまようじをねじると、弾性が働きプロペラがまわる扇風機の完成です。
棒&紙コップゲーム

大人数で楽しめる介護予防レクリエーションをご紹介します。
用意するものは紙コップと細長い棒。
ラップの芯や段ボールなどで作ってくださいね。
円や横並びになって、棒の先に紙コップを載せたらスタート!
紙コップを落とさないよう気を付けながら、隣の人に回していきましょう。
慣れてきたら数を増やして難易度を上げていってくださいね。
こちらのレクリエーションでは手先の細かい動きや、腕を大きく振る動きが含まれているので、腕のトレーニングとしてもオススメ。
同時に落とさないように考えながら動作をするため、脳の刺激にもなります。
楽しくおこなう介護予防レクリエーションとして取り入れてみてくださいね!
フワフワかき氷

夏の風物詩として知られており、気分も涼しくなるフワフワかき氷は高齢者の方にもおすすめの簡単工作です。
紙コップにクレヨンで氷やお店の名前など、自由に文字や模様を描いていきます。
紙コップの上に綿をふんわりとのせて氷のような形を作ります。
仕上げに綿の表面を絵の具で赤や緑、青など好みの色に着色すれば本物のかき氷のような作品が完成。
絵の具の水加減や色の混ざり具合によって、さまざまな味を表現できるのも楽しみの一つです。
指先を使った細やかな作業が脳の刺激にもなり、季節を感じながら創作を楽しむ時間を過ごせます。
見た目も華やかで、飾るだけで涼しさを演出できるアイデアです。
タケノコ掘りゲーム

春の味覚の1つであるタケノコ。
高齢者の方であればタケノコ掘りに出かけた経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事ではタケノコ掘りゲームをご紹介します。
必要ものは新聞紙と紙コップのたった2つ!
新聞紙を丸めて棒を作ったら、その先端に紙コップを付けます。
テーブルにもタケノコに見立てた紙コップを置いたら準備万端。
紙コップには絵を書いたり、イラストを貼るとより雰囲気が出ますよ。
棒をタケノコにかぶせていくと、面白いように取れます。
先に5本とった方が勝ち、などのルールを決めると盛り上がりそうですね。
楽しみながら腕や肘、肩などの訓練にもなりますので、高齢者施設などでもオススメですよ。
紙コップ鯉のぼり

紙コップを利用して、鯉のぼりを作ってみましょう。
紙コップはあらかじめ色が付いたものを使うと、作るのが楽ですよ。
白い紙コップの場合は、紙コップに折り紙を貼り付けてみてくださいね。
折り紙や紙テープを、切ったりちぎったりして紙コップに貼り付けます。
これでうろこの部分が作れ、ちぎって作ったうろこだと鯉のぼりに個性が出ますね。
丸シールで目を付けたり、短冊状にした折り紙で作った尾ひれを付けたりします。
モールやヒモを頭の方に付けて、ストローに結んで完成です。
ストローが付いているので、花瓶などにさしてテーブルの上にも置けますよ。
施設に飾る事で、高齢者の方に季節を感じていただけそうですね。