【高齢者向け】梅の花の工作アイデア
2月のまだ寒い時期からチラホラと咲き始める梅の花。
梅の花を見ると春はもうすぐそこまで来ているな、と思いますよね。
そして控えめだけれどもかわいらしい花、白やピンク、はっきりとした赤い花などどれも心を癒やしてくれます。
そんな春を告げる花、梅の花を工作のテーマにしてみてはいかがでしょうか?
この記事では春にぴったりな、梅の花の工作アイデアをご紹介しています。
折り紙で簡単に折れるものからリースなどの飾れるもの、そしてちりめん細工などの凝ったものまで。
春を心待ちにしながら楽しんでいただければと思います。
【高齢者向け】梅の花の工作アイデア(11〜20)
水引でマカロンストラップ

100円ショップの材料で作る、水引でマカロンストラップのアイディアをご紹介します。
今回はピンク系の色を用意しましょう。
まずは水引を伸ばして扱いやすいようします。
端を整えたら小さめのあわじ結びを作り、梅結びにしていきます。
形が整ったら、接着剤でとめましょう。
丸ピンに鈴とストラップパーツをつけたら、梅結びを重ね、接着剤で貼り合わせていきます。
端を押さえて丸みをつけたら完成です。
手指を使う作業が多いため、脳への刺激が多く得られるはずですよ。
脳トレの効果も期待できるため、オススメです。
押し花カレンダー

季節の花々や植物を閉じ込めた、自然の美しさが楽しめる押し花カレンダーをご紹介します。
自分で摘んだ草花を丁寧に乾燥させて押し花にし、各月のカレンダーを添えることで、優しく彩り豊かな1枚が完成します。
花や植物の種類を変えれば、月ごとの季節感も表現ができますよ。
ラミネート加工すれば長く楽しめるインテリアにもなりますし、ナチュラルで温かみのある作品は、プレゼントにも最適な一品です。
カレンダーに使う押し花を探しに散策したり、押し花やカレンダーを作る過程では、計画的な活動や運動、手指の訓練も兼ねるため、認知機能の低下予防にも効果が期待できますよ。
梅の花

淡い色合いで上品さも感じる梅の花で作る、カレンダーのご紹介です。
丸く小さなかわいらしい形の梅の花は、桜とはまた違った魅力がありますよね。
3月には桃の節句もあるので、おひな様と梅の花を合わせたカレンダーもすてきですね。
高齢者の方も梅の花やおひな様の制作で、季節を感じられそうですよ。
ちなみに、梅は1年で一番早く花を咲かせる種でもあり、厳しい冬に耐えて花を咲かせます。
その生命力の強さから病気をさける花として、長寿を願う縁起の良い花とも言われていますよ。
つるし飾り

ゆらゆらと風に揺れる様子がなんともすてきな、春のつるし飾りをご紹介します。
折り紙とひもだけで作成できるので、高齢者施設での工作レクリエーションにオススメですよ。
無地と柄物の折り紙を用意したらそれぞれ3枚ずつ円形に切り取り、半分に折ります。
無地と柄のものを交互に貼り合わせ、ひもに取り付けたら手まりが完成。
3枚の折り紙を縦半分に折り重ねて貼り合わせ、桜の形になるように鉛筆で線を描いて切りましょう。
開くと左右対称の花になっていますよ。
花びらに切り込みを入れて桜にしたら、ひもに取り付けて出来上がりです。
春の暖かい風を感じながらつるし飾りを眺めると、穏やかな時間が過ごせそうですね。
梅リース

和の雰囲気を楽しめる梅のリースをフェルトで作るアイデアです。
長方形のフェルトに切り込みを入れて、端を丸くカットして花びらの形を作ります。
切り込み部分に糸を通して寄せたら、ひもをカットしたら結びつけて花の形を整えましょう。
ボンドでしっかり接着し、メタリックビーズなどのパーツを飾り付ければ、花のパーツが完成します。
最後に、ウッドリングの上にバランスよく並べて貼り付ければ、美しい梅のリースができあがり。
フェルトの柔らかい手触りを楽しみながら、指先を動かすことで脳の活性化にもつながります。
お部屋に飾るだけで和の風情を感じられる、心温まる手芸です。