【高齢者向け】七夕の雰囲気を盛り上げる壁飾り。アイデアまとめ
高齢者施設での工作レクは、四季を感じられるように季節に合わせた制作がオススメです。
その中でも壁飾り工作は、手先を動かすリハビリにつながり、周りの方とのコミュケーションを深められるきっかけにもなるでしょう。
今回は7月の一大イベント、七夕の壁飾りアイデアをご紹介します。
七夕にはかかせない彦星様や織姫様、笹飾りや天の川などをモチーフにした壁飾りのアイデアをたくさん集めてみました。
この記事を参考に、高齢者の方々と一緒にすてきな壁飾りを作ってくださいね。
【高齢者向け】七夕の雰囲気を盛り上げる壁飾り。アイデアまとめ(41〜50)
笹竹と短冊
七夕の壁面飾りにオススメなのが、笹竹と短冊です。
実際の竹はなかなか入手できないことも多いので、手軽に作って七夕の気分を味わいましょう。
画用紙や折り紙で竹を作ったら、細長く切った折り紙を短冊にして、高齢者の方に願いごとを書いてもらってくださいね。
願いごとを書いてもらった短冊を作った竹の周りに貼れば、七夕の風景が完成します。
高齢者の方に自分だけでなく、周りの人の願いごとも見てもらって、会話に花を咲かせてもらいましょう。
紙衣

折り紙で作る着物をモチーフにした飾り付け、仙台七夕まつりの「7つ飾り」と呼ばれるものの一つで、厄除けや裁縫の上達の願いが込められています。
着物が重なるように折り目を付けていく工作なので、指先の動きがしっかりと鍛えられるところもポイントですね。
どのような折り紙を使うかで完成品の印象も変わるので、色のチョイスでオリジナリティを出していきましょう。
あらかじめ模様がデザインされた折り紙を使えば、着物の雰囲気がお手軽に演出されるのでこちらもオススメですよ。
網飾り

折り紙や色画用紙を使って網飾りを作って壁面飾りにしてみましょう!
作り方はとても簡単、しっかりと折りたたんだ紙に右からと左から、それぞれが交互になるように切り込みを入れて広げれば網飾りができあがります。
気をつけるポイントはハサミで切り込みを入れる時に切り落としてしまわないこと、広げるときはゆっくりと広げること。
破れてしまわないように慎重に。
切り込みを細かくすれば見た目にも豪華な網飾りが作れます。
いろんな色で作ってカラフルな天の川を表現してみるのもいいですね。
織姫と彦星

七夕、といえば物語の主人公である織姫と彦星は外せませんよね。
彦星はお団子ヘアのような、織姫はてっぺんがハート型になったような髪型が特徴的でそのあたりを細かく表現してみましょう。
衣装も着物とはまた違う、彦星は奈良時代の聖徳太子のような着物、織姫はふわりとした羽衣をまとった姿が印象的です。
織姫と彦星を中心として、周りに天の川や笹の葉をデコレーションしてみると壁飾りの雰囲気がぐっと七夕らしく、表現に奥行きがでます。
鶴

星にまつわるエピソードが多い七夕は、星が輝く華やかなイメージが強いイベントですよね。
そんな日本における華やかな場面で定番のモチーフといえば、鶴は欠かせない動物ではないでしょうか。
長寿の願いも感じられる鶴のモチーフを取り入れて、七夕を華やかに飾り付けましょう。
鶴の飾りといえば折り鶴が定番で、折り紙の細かい工程が、指先の運動としてもピッタリですね。
1つの折り鶴ではシンプルな置物なので、他の装飾との組み合わせを考えてみるのもオススメですよ。
短冊
七夕にはお願いごとをそれぞれに書いた短冊を飾る、という高齢者施設も多いと思います。
笹に短冊を結びつけて……というのもいいですが短冊を壁一面に配置、それを壁面飾りにするのもオススメです。
短冊は長方形のそのままの紙……というのではちょっとさみしいので短冊を一工夫してみるのはどうでしょうか?
カラフルな色画用紙を使ったり、星型を切り抜いてみたり、短冊に折り紙などで貼り絵やマスキングテープでデコレーションしてみても。
かわいい短冊が並ぶ壁面飾りはなんだか心もウキウキとしそうです。
おわりに
七夕にピッタリな壁飾りのアイデアを紹介しました。
昔ながらの七夕飾りとして定番のモチーフから、パンダといった珍しくてかわいらしいモチーフまでさまざまでしたね。
それぞれのモチーフにはさまざまな作り方がありますので、難易度も考慮しながら高齢者の方と一緒に作ってみてくださいね!