【高齢者向け】知識が増える!楽しい雑学クイズ
「この動物はなんだろう」「この歴史上の人物は誰なんだろう」など、高齢者の方でもまだまだ知らないことが多くあるのでは?
そこで今回は高齢者の方にチャレンジしていただきたい、雑学クイズをご紹介します。
知識が豊富な高齢者の方でも「初めて知った」という雑学クイズが出てくるかもしれませんよ。
また、クイズに正解すると向上心につながるので、高齢者施設でのレクリエーションにオススメです。
脳トレになるのはもちろん、雑学クイズにまつわるお話などを含めて、みんなで一緒に楽しんでくださいね。
【高齢者向け】知識が増える!楽しい雑学クイズ(41〜50)
元々朝顔のタネは薬として日本に入ってきました。何の薬だったでしょう?

意外に知られていない話ではありますが、「朝顔の種」はもともと薬として日本に伝わってきました。
ここで問題です。
それは何の薬だったでしょう?
ヒントは「おなかの調子を整える薬」。
実は、朝顔の種は便通を促す「下剤」として使われていたのです。
この驚きの事実に「え?
そうだったの?」と参加者同士の会話も弾みます。
昔の知恵を知ることで、健康や季節の話題も広がり、脳トレにもぴったりです。
花の美しさだけじゃない、朝顔のもう1つの顔を感じられるクイズです。
夏になると現れる蚊。血を吸うのはメスかオス、どちらでしょうか?

いつの間にか蚊に刺されて、かゆくなることもありますよね。
実は、メスの蚊だけが血を吸うそうですよ。
血を吸う理由としては、産卵に必要なたんぱく質を摂取するためなので、オスは血を吸いません。
普段はエネルギー源となる糖分を摂取するため、花の蜜や草の汁などを吸っているそうですよ。
血を吸わないと産卵ができないので、子孫を残すためにメスの蚊は必死に血を吸いにきます。
夏になると現れるやっかいな蚊ですが、血を吸う理由があったようですね。
夏至とはどのような日を指しているでしょうか?

二十四節気の「夏至」。
この時期に暦をめくると目に入ってくる文字です。
皆さんは見たり、聴いたりしたことがあると思いますが、この「夏至」とは、いったいどのような日を指しているかご存じでしょうか?
答えは……「昼の時間が最も長い日」です。
太陽が空高くのぼり、明るい時間がたっぷり続くこの日は、季節のおおきな節目です。
この知識を知ると、夏の季節感がもっと身近に感じられることでしょう。
長い昼間を楽しみながら、季節の移り変わりを感じてみてくださいね。
昔のスイカは現在のスイカと違い、あるものがありませんでした。何がなかったでしょうか?

夏の風物詩スイカ。
今では縞模様が入った丸姿がすっかりおなじみですが、実は昔のスイカには今とはちょっと違い、「あるもの」がありませんでした。
それはなんでしょうか?
「赤くなかった?」「種が多かった?」「甘くなかった?」いろいろな声が聞こえてきそうですね。
答えが分かるまでの間も、みんなであれこれ話しながら楽しめる、夏らしい一問です。
さて、正解はというと……「縦じま模様」です。
今ではすっかり定番の模様も、かつては存在しなかったんです。
時代とともにスイカも見た目も進化してきたんですね。
暑中見舞いの日はいつでしょうか?

最近ははがきでのあいさつは少なくなってしまったかもしれません。
ですが、暑中お見舞い申し上げますと書かれたはがきを見ると「夏が来たな」と思う方もいるのでしょうか?
また、暑中お見舞いは、6月15日が暑中お見舞いの日となっています。
暑中お見舞いを送る期間は二十四節気の小暑である7月7日頃から、立秋の8月7日頃の前日までとされています。
6月15日はどこからきたのでしょうか。
それは、1950年6月15日に郵政省が、暑中見舞用郵便はがきを初めて販売した日だそうですよ。
瓶ラムネの中に入っている、玉の正式名称を何と言うでしょうか?

夏の風物詩でもある、瓶ラムネ。
よく冷えた瓶ラムネを夏の暑い日に飲むと、暑さも吹き飛びますよね。
瓶ラムネと言えば、中にガラスの玉が入っていることが特徴です。
このガラスの玉は正式名称を、エー玉と言いますよ。
瓶のフタに利用できるゆがみみがない規格に合格した玉をA玉と呼んだそうです。
規格に合格しなかった玉を、B玉と呼び遊び道具のビー玉になりました。
瓶ラムネの販売当時たくさんできてしまったビー玉。
ビー玉は、瓶ラムネを販売していたお店で、子供たちに配られたそうですよ。
花火が打ちあがる際に使われる言葉「たまや~」「かぎや~」とは何を指すでしょうか?

夏の夜空に響く「たまやー!」「かぎやー!」という声。
花火大会でよく聞くこのかけ声は昔からの風習ですが、何を意味しているのか皆さんはご存じでしょうか?
実はこの声、単なる掛け声ではなく、由来があります。
江戸時代に花火作りで有名だった職人たちの屋号、それが「玉屋」と「鍵屋」。
どちらの花火が美しいかを競いあうように、観客が声をあげていたのです。
つまり答えは「花火を作っていたお店の名前」。
今も残るこの風習は、昔の職人の技と誇りが受け継がれている証でもあります。
花火の音とともに響く声が聞こえたら、夏の夜がさらに味わい深くなりますね。