【2025】演歌の歴代売上枚数ランキング
演歌にそれほど興味がない、詳しくないという方でも「この曲は聴いたことがある」というくらいに有名な名曲は演歌というジャンルの中に多く存在します。
それこそ国民的なヒットを記録した人気曲もありますし、演歌の中で一番売れた曲はどんなものなのか興味がある方もきっといらっしゃいますよね。
こちらの記事では演歌の歴代売上枚数をリサーチして、最も売れた演歌をランク付けしています。
一度は耳にしたことがある大ヒット曲ばかりですが、一番売れた演歌はどの曲なのか……こちらの記事でぜひ確かめてみてください!
【2025】演歌の歴代売上枚数ランキング(1〜10)
おもいで酒小林幸子

哀愁漂うメロディーに寄り添う切ない歌詞が心に染みる、演歌界の名曲です。
1979年1月に発売されたこの楽曲は、小林幸子さんの代表作として多くの人々に愛され続けています。
有線放送を通じてじわじわと人気を集め、最終的には138.3万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
同年の『ザ・ベストテン』年間ランキングで第1位を獲得し、小林さんは第30回NHK紅白歌合戦に初出場を果たします。
一人酒を飲みながら過去の恋を思い返す女性の心情を描いた本作は、失恋の痛みや忘れられない想いを抱える人々の心に寄り添う曲となっています。
静かな夜に一人で聴くのもよし、カラオケで思い出に浸りながら歌うのもおすすめです。
北国の春千昌夫

北国の春をテーマとした心温まる名曲で、1977年4月に発売されたこちらの楽曲。
故郷への思いを込めた歌詞と、情感豊かなメロディが見事に調和しています。
白樺やこぶしの花、せせらぎなど、北国の春の情景が目に浮かぶような描写が印象的ですね。
千昌夫さんの深みのある歌声が、都会で暮らす主人公の郷愁をより一層引き立てています。
本作は発売後、134週間もオリコンチャートにランクインし続けた大ヒット曲。
累計売上は130.9万枚を記録しました。
故郷を離れて暮らす人や、大切な人を想う気持ちに共感できる方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
さざんかの宿大川栄策

1982年8月にリリースされた大川栄策さんの代表曲。
情感たっぷりの歌声と、しっとりとした情景描写の歌詞が心に染みる名曲です。
大川さんの美声と繊細な節回しが、切ない愛を見事に表現していますね。
リリースから4ヶ月後にはオリコンのトップ10入りを果たし、1983年1月から3週連続で2位を記録。
累計120万枚という驚異的な売り上げを達成し、大川さんの代表曲として今も多くの人々に愛され続けています。
演歌ファンはもちろん、恋愛や人生に悩む方にもおすすめの1曲。
心に響く歌詞と美しいメロディに癒されること間違いなしですよ。
【2025】演歌の歴代売上枚数ランキング(11〜20)
大阪しぐれ都はるみ

北新地を舞台に、愛に傷ついた女性の悲しみと未練を描いた都はるみさんの楽曲ですね。
大阪の地名を巧みに織り交ぜた歌詞が、主人公の切ない心情を際立たせています。
1980年2月にリリースされたこの曲は、オリコン週間シングルチャートで最高2位を記録し、累計売上114.6万枚を突破する大ヒットとなりました。
同年の第22回日本レコード大賞では最優秀歌唱賞を受賞し、都さんのキャリアにおける重要な転換点となりました。
カラオケでも定番曲として人気が高く、大阪の情景や失恋の痛みを感じながら歌える一曲です。
都会の雰囲気を味わいたい方や、恋の切なさを表現したい方におすすめですよ。
孫大泉逸郎

祖父の孫への深い愛情を歌った大泉逸郎さんの代表曲は、1999年4月にメジャーデビューシングルとしてリリースされ、瞬く間に大ヒットを記録した作品です。
祖父の目線から孫の可愛らしさや成長を願う気持ちが素直に表現され、多くの人々の心に響きました。
本作は、大泉さんの初孫誕生をきっかけに制作されたもので、友人の荒木良治さんが作詞を担当。
オリコン演歌チャートで26週連続1位を獲得、累計で112.9万枚のヒットという1990年代の演歌としては社会現象とも呼べるほどの人気を博しました。
CD冒頭には実際の孫の声が収録されており、温かみのある作品に仕上がっています。
家族愛や絆を大切にする方におすすめの一曲です。
港町ブルース森進一

哀愁漂うメロディと言葉選びが心に沁みる、森進一さんの代表曲です!
1969年にリリースされたこの曲は、全国の港町を巡る女性の切ない恋心を描き、大きな反響を呼びました。
発売から2週間あまりでオリコンのベスト10入りを果たし、5週連続1位を獲得。
年間第2位のミリオンセラーとなり、第2回日本有線大賞や第11回日本レコード大賞最優秀歌唱賞に輝きました。
同年の紅白歌合戦では、森さんがこの曲でトリを務める大役も。
旅先や港町を訪れた際に聴くと、より一層胸に響くこと間違いなしの名曲ですね。
矢切の渡し細川たかし

天性の歌声と抜群の歌唱力で知られる細川たかしさんのこの曲は、1983年2月にリリースされた19枚目のシングル。
江戸時代から続く「矢切の渡し」を舞台に、駆け落ちする男女の心情を描いた哀愁漂うメロディと情緒豊かな歌詞が特徴的な楽曲です。
オリコン週間チャートで3週連続1位を獲得し、第25回日本レコード大賞も受賞。
TBS系列のテレビドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』の挿入歌としても使用され、大きな注目を集めました。
細川さんの力強い歌唱で表現される二人の強い絆と覚悟が、聴く人の心に深く響く名曲。
累計で102.5万枚の売上をマークした本作は、人生の岐路に立つ方々にぜひ聴いていただきたい一曲です。