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【2025】カラオケでおすすめの簡単な演歌~女性歌手編

突然ですが、皆さんはカラオケで演歌を歌われますでしょうか。

演歌は言うまでも無く昭和の昔から長きに渡って根強い人気を誇る日本独自のジャンルですし、カラオケでもとても人気ですよね。

高齢者の方々だけではなく、現在は若いリスナーにも注目を集めている演歌ですが、カラオケで歌ってみたいけど難しそう……と感じられている方も多いでしょう。

こちらの記事では、技術的に難しい曲も多い演歌の中でも比較的簡単で歌いやすい女性歌手による演歌の名曲を紹介しています。

男性歌手のカラオケにおすすめの簡単な演歌は他の記事で紹介していますから、そちらも要チェックです!

【2025】カラオケでおすすめの簡単な演歌~女性歌手編(41〜50)

陽炎坂服部浩子

【MV】服部浩子 / 陽炎坂(かげろうざか)
陽炎坂服部浩子

伝統的なジャンルである演歌ですが、長い歴史とともに多少の変化は見せています。

その1つが、節の意識が減ったこと。

昔はしっかりと節の意識があったのですが、現在はポップスの影響を受けてか、流れの良さを意識した演歌が多い傾向にありますよね。

服部浩子さんの名曲『陽炎坂』は、そんな現代の演歌とは違う、昔ながらの構成が特徴です。

こぶしは楽曲のいたるところで登場するのですが、しっかりと節を意識した作品なので、こぶしとこぶしの間に休符を挟めます。

休符を混ぜたこぶしは楽曲に味が増すだけではなく、ボーカルの難易度も低いので、演歌の基礎スキルを高めていきたい方には特にオススメの作品です。

だいこんの花石川さゆり

石川さゆり「だいこんの花」Music Video(full ver.)
だいこんの花石川さゆり

石川さゆりさんにとって、2010年代の幕開けとなった最初の一曲がこちらの『だいこんの花』です。

石川さんと言えばこの方、吉岡治さんの作詞で『波止場しぐれ』などでコンビを組んだ岡千秋さんが作曲を手掛けており、2010年3月にシングルとしてリリースされました。

哀愁を漂わせながらも、前を向いて歩く人生賛歌といった歌詞とメロディ、石川さんらしい伸びやかな高音が際立つ名曲をカラオケで挑戦してみたいという方も多いはず。

音域の幅は比較的広めで、高音と低音部分のメリハリのつけた歌唱を意識してみてください。

こぶしやビブラートはそこまで強調されているわけではないため、演歌初心者の方でも取り組みやすいですよ。

とこしえの旅石川さゆり

石川さゆり「とこしえの旅」Music Video
とこしえの旅石川さゆり

2024年6月にリリースされたシングル曲『とこしえの旅』は、作詞に松井五郎さん、作曲に加藤登紀子さんを迎えて斎藤ネコさんが編曲を担当した石川さゆりさんのシングル曲。

長いキャリアを感じさせる菩薩のような慈愛と落ち着きを感じさせつつ、変わらぬ石川さんの美声に心が洗われるような気持ちにさせられますね。

演歌的な要素を残しつつもJ-POPに近いミディアムバラードといった雰囲気の曲ですから、石川さんもこぶしや強烈なビブラートはせずに切ないメロディを優しく歌い上げているため、演歌が苦手な方でも歌いやすいですよ。

歌詞をじっくりと読みこんだ上で、心を込めて歌うことを心がけてみてくださいね。

命燃やして石川さゆり

『津軽海峡・冬景色』や『能登半島』などのヒットで、すでに若手演歌歌手のスターとして活躍していた石川さゆりさんが1979年にリリースした楽曲『命燃やして』。

前年の『火の国へ』に続いて紅白歌合戦への出場を決めた曲でもあり、カラオケ人気も高い名曲ですよね。

演歌と歌謡曲の間といった雰囲気の曲で、当時21歳の石川さんの歌唱はまだ初々しさが残りますね。

複雑なメロディ展開はなく、歌詞も含めてとても覚えやすい曲ですからカラオケで歌うにはぴったりの曲と言えるでしょう。

演歌はもちろん、昭和歌謡がお好きな方にもぜひ挑戦してもらいたいですね!

波止場しぐれ石川さゆり

1985年にリリースされたシングル曲『波止場しぐれ』は、香川県は小豆島にある土庄港を舞台とするご当地ソングで、第27回日本レコード大賞の受賞や第36回NHK紅白歌合戦での歌唱など、結婚や長女の出産といった経験を経た石川さんにとっては大人の演歌歌手へと成長する転機となった名曲ですね。

1992年には香川県小豆郡土庄町に記念碑が、2012年には作詞を手掛けた吉岡治さんの顕彰碑も小豆島に建立されたことでも知られています。

カラオケでも大人気のこの曲は人情あふれる王道の演歌といった雰囲気で、演歌を歌い慣れている人であれば難なく歌いこなせるでしょう。

盛り上がるごとに少しずつ音が高くなって、ぐっと低い音からまた高くなるメロディで音程を外さないように注意してじっくりと歌い上げましょう!

火の国へ石川さゆり

熊本県出身の石川さゆりさんにとっては、まさに故郷へ錦を飾るようなご当地ソングの名曲ですね!

1978年にリリースされた『火の国へ』は阿蘇山を舞台とした熊本県のご当地ソングで、石川さんはこの曲で同年の紅白歌合戦にも出場しています。

当時20歳になったばかりとは思えない、石川さんの迫力の歌唱も聴き応え十分ですよね。

もちろんカラオケ人気も高い楽曲ですが、阿久悠さんと三木たかしさんという昭和を代表する黄金コンビによる『火の国へ』は演歌的な要素もありつつ、歌謡曲としての色が濃いため昭和歌謡的な感覚で歌えるのではないでしょうか。

いわゆるハチロクのリズムを感じつつ、歌詞の一音一音がしっかりと発声することを意識しながら歌ってみてください。

恋みれん香西かおり

香西かおりさんはヒーカップ唱法という発声法をよく使用します。

この発声法は声を瞬間的に裏返すものなのですが、彼女はこの発声法を用いてこぶしを効かせることがよくあります。

そんな独特のこぶし回しを多く使用した名曲が、こちらの『恋みれん』。

ヒーカップを使ったこぶし回しは、慣れてしまえば簡単で、本作はそれに加えて音程の上下がゆるやかなボーカルラインにまとまっています。

そのため、ヒーカップに慣れている方であれば、問題なく歌いこなせるでしょう。