特にメタルやハードロックといったジャンルがお好きでギターを始めたという方であれば、一度は憧れるであろうフライングVタイプのギター。
Vの字を逆さにした、全体像は矢印のようにも見える独特のシェイプを持つフライングVは1958年、同じく変形ギターとして有名なエクスプローラーとともにギブソン社が発表したものの、当初はあまりにも先鋭的なデザインが不評で全く売れなかったそうです。
今回の記事では、変形ギターの先駆けとしてギターの歴史にその名を残すフライングVタイプのギターを愛用しているプレイヤーを、海外のみならず日本人も含めて集めてみました。
意外なギタリストの名前に驚かれるかもしれません!
ぜひご覧ください。
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もくじ
- 【変形ギターの王道】フライングVタイプを愛用しているギタリスト
- Into The ArenaMichael Schenker
- Mr. CrowleyRandy Rhoads
- Falcon橘高文彦
- Bang A Gong (Get It On)Marc Bolan
- Are You Gonna Go My WayLenny Kravitz
- Lover ManJimi Hendrix
- Detroit Rock CityPaul Stanley
- Eagle Fly FreeMichael Weikath
- KICK IT OUT川島道行
- Dreamer高崎晃
- Rock You Like A HurricaneRudolf Schenker
- Blues PowerAlbert King
- Holy Wars…The Punishment DueDave Mustaine
- Freewheel BurningK. K. Downing
- Tired of WaitingDave Davies
- ImperiumRobb Flynn
- No Standing Still広瀬さとし
- Blowin’ FreeAndy Powell
- Whole Lotta Love (Led Zeppelin Cover)Grace Potter
- Cornelius (小山田圭吾)
- Too Rock For Country, Too Country For Rock And RollLonnie Mack
- 高見沢俊彦
- 木下理樹
- Zakk Wylde
- Johnny Winter
- miwa
- Carlos Cavazo
- Billy Gibbons
- Stevie Ray Vaughan
- Rick Nielsen
- Richie Faulkner
- Keith Richards
- Chris Spedding
- J. Geils
【変形ギターの王道】フライングVタイプを愛用しているギタリスト(1〜20)
Into The ArenaMichael Schenker

スコーピオンズや UFOといった世界的に知られている大物バンドのギタリストとして活躍したドイツ出身のギタリスト。
黒と白の2トーンにリフィニッシュされたフライングVがトレードマークとして知られていますよね。
ドイツのHR/HMバンドというとクラシカルなイメージが強いですが、ペンタトニックスケールを主体としたマイケル・シェンカーさんのオーソドックスな演奏スタイルは、バンドの成功にも大きく貢献しました。
日本でも「神」と称されている、メタルシーンのレジェンドギタリストです。
Mr. CrowleyRandy Rhoads

天才ギタリストとして将来を有望視されながら、ツアー中に起こった飛行機事故により25歳という若さで急性してしまったアメリカ出身のギタリスト。
日本ではメタルの帝王として知られているオジー・オズボーンさんのバンドにおいて初代ギタリストを務め、そのクラシカルなギタープレイは1970年以降のメタルシーンに大きな影響を与えました。
黒いボディーに白のドット柄を施したインパクトのあるフライングVは、現在でもランディ・ローズさんの代名詞として知られていますよね。
生きていれば世界のロックシーンが現在と変わっていたことは間違いない、神格化されているギタリストです。
Falcon橘高文彦

アマチュア時代から速弾きギタリストとして注目を集め、現在も大槻ケンヂさん率いる筋肉少女帯のメンバーとして活躍しているギタリスト。
テクニカルなプレイから叙情的な泣きのギターまで、そのハードロックやメタルからの影響を感じさせる幅広いプレイスタイルは日本のメタルシーンに大きな衝撃を与えました。
トレードマークとなっているフライングVはもちろん、12弦ギターやマンドリンも弾きこなすセンスからは、現在も第一線で活躍していることもうなずけますよね。
日本のメタルシーンを語る上ではずせない、美しくもパワフルなギタリストです。
Bang A Gong (Get It On)Marc Bolan

1970年代に流行したグラムロックの代表格として知られるT・レックスのボーカルギターを務め、2020年にはバンド名義でロックの殿堂入りを果たしたイギリス出身のシンガーソングライター。
日本でも耳にする機会が多い『20th Century Boy』をはじめ、数多くの名曲を残したことでも知られています。
フライングVのイメージが強いギタリストですが、グラムロックという妖艶な音楽性とはルックス面でもサウンド面でも相性が良かったのかもしれませんね。
29歳という若さでこの世をさってしまいましたが、後世のロックシーンに多大な影響を与え続けているミュージシャンです。
Are You Gonna Go My WayLenny Kravitz

特定のジャンルにこだわらない奥行きのある音楽性で、アメリカを代表するミュージシャンとして知られているシンガーソングライター。
レコーディングにおいてすべての楽器を弾くこともあるマルチプレイヤーで、ギター以外でもその才能を発揮しています。
フルオリジナルのフライングVはライブにおいてもトレードマークとなっており、フライングVというギターがメタルギタリストだけのものではないことを証明していますよね。
また、2009年からは俳優としても注目を集めるなど、多方面で才能を発揮しているアーティストです。
Lover ManJimi Hendrix

日本ではジミヘンの愛称で知られ、ロックギタリストをこころざす者であれば知らない人はいないほどの伝説的なギタリスト。
演奏面の技術はもちろんのこと、現在では当たり前になっているエフェクターやライブパフォーマンス面でも革新的な進化に貢献したミュージシャンとして知られています。
また、ストラトの名手として紹介されることが多いですが、実はブルースを弾くときは常にフライングVを弾いていたことから、ジミヘンにフライングVのイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか。
27歳という若さで早世しながらも、世界中のギタリストに影響を与え続けているアーティストです。