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【変形ギターの王道】フライングVタイプを愛用しているギタリスト

特にメタルやハードロックといったジャンルがお好きでギターを始めたという方であれば、一度は憧れるであろうフライングVタイプのギター。

Vの字を逆さにした、全体像は矢印のようにも見える独特のシェイプを持つフライングVは1958年、同じく変形ギターとして有名なエクスプローラーとともにギブソン社が発表したものの、当初はあまりにも先鋭的なデザインが不評で全く売れなかったそうです。

今回の記事では、変形ギターの先駆けとしてギターの歴史にその名を残すフライングVタイプのギターを愛用しているプレイヤーを、海外のみならず日本人も含めて集めてみました。

意外なギタリストの名前に驚かれるかもしれません!

ぜひご覧ください。

【変形ギターの王道】フライングVタイプを愛用しているギタリスト(21〜30)

Too Rock For Country, Too Country For Rock And RollLonnie Mack

Lonnie Mack – Too Rock For Country, Too Country For Rock And Roll
Too Rock For Country, Too Country For Rock And RollLonnie Mack

アメリカのシンガーソングライター、ロニー・マックはブルース・ロックやロカビリーを奏でるアーティストとして知られており、彼もフライングVを愛用していました。

思わずステップを踏みたくなるような軽快なブルースやロカビリーをベースにした彼の演奏スタイルでは、アーミングを使用することが多かったそう。

オーソドックスなフライングVにはトレモロアームが装着されていませんが、彼のシグネチャーモデルにはビグスビーのトレモロユニットが装着されていました。

メタルで使用されるフライングVとはまた異なる魅力を感じる楽器ですね。

木下理樹

木下理樹 – TEENAGE LAST (full album)
木下理樹

日本のオルタナティヴ・ロックバンド、ART-SCHOOLのギターボーカル木下理樹のメインギターはフライングVです。

リズムを刻む太いサウンドが印象的ですね。

レーベル移籍とメンバー交代が激しいバンドです。

miwa

miwa 『360°』Short Ver.
miwa

フライングVはテレキャスターやレスポールなどと比べると、小さく軽いため、女性のミュージシャンで愛用する人も多いです。

miwaさんもエレキギターはフライングVを愛用。

149センチの小柄な彼女にぴったりです。

Zakk Wylde

OZZY OSBOURNE – “No More Tears” (Official Video)
Zakk Wylde

オジー・オズボーンのギタリストとして、人気ギタリストの仲間入りをし、その後プライド&グローリーやブラック・レーベル・ソサイアティなどのバンドで活動をしているザック・ワイルド。

絶世の美少年でしたが、今はムキムキのマッチョギタリストに進化しています。

ザックワイルドモデルのフライングVまであるのに、演奏動画を発見できませんでした。

Carlos Cavazo

Quiet Riot – Cum On Feel The Noize (Video Version)
Carlos Cavazo

彼の名前自体はそれほど有名でないかもしれませんが、その演奏を聴けば「このギターね」と思うはず。

彼ことカルロス・カヴァーゾは、1980年代にクワイエット・ライオットに所属していて、あの大ヒットナンバー「カモン・フィール・ザ・ノイズ」でもギターを弾いていました。

整然としたキャッチーなソロが印象的でしたよね。

Johnny Winter

Johnny Winter – Be Careful With A Fool
Johnny Winter

ホワイトブルーズのビッグネーム、ジョニー・ウィンター。

ファイヤーバードのイメージが強いギタリストですが、若い頃はフライングVを愛用していました。

ルドルフ・シェンカーはジョニー・ウィンターに憧れてフライングVを買ったとか。

Stevie Ray Vaughan

天才ブルースマン、スティービー・レイ・ヴォーン。

ホワイトブルーズ、パワーブルースの雄としてこれからという時にヘリコプター事故で帰らぬ人となってしまいました。

ストラトのイメージが強いギタリストですが、フライングVでテレビ出演していた映像が残っています。