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【福岡の民謡・わらべうた】懐かしの故郷の調べが伝える歴史と想い

豊かな歴史と文化が息づく福岡の地には、心に響く民謡の調べが今も流れ続けています。

遠賀川の流れ、柳川の掘割、そして中洲のにぎわいまで、この土地で紡がれてきた物語は、世代をこえて歌い継がれる民謡の中に生きているのです。

本記事では、福岡で生まれた民謡、童謡、わらべうたを集めました。

炭鉱労働者の魂『炭坑節』や、武士の誇りを伝える『黒田節』など、福岡生まれでなくても誰もが一度は耳にしている、そんな名曲も。

温かみのある懐かしい旋律に包まれながら、音楽で描かれる福岡の心に触れてみませんか?

【福岡の民謡・わらべうた】懐かしの故郷の調べが伝える歴史と想い(11〜20)

ももやももや

ももやももや/ 恭子さんのわらべうた
ももやももや

福岡をはじめ各地で親しまれている、昔ながらの洗濯風景が目に浮かぶようなわらべうたです。

布を洗濯物に見立て、川の流れの速さに負けじと布を洗う様子を歌った本作に、どこか懐かしい温かみを感じる方もいるのでは?

今の時代に「川で洗濯」を実現するのは、環境問題などもあってなかなか難しいもの……。

しかし、親子で一緒に掛け声を合わせながら、ご自宅で洗濯から干すまでの一連のしぐさを再現することで、家事の大切さや当たり前のように洗濯してもらっていたことへのありがたみを感じられるかもしれませんね。

まがんこ

まがんこ(福岡県のわらべうた)/恭子さんのわらべうた_warabeuta
まがんこ

寒い冬、子どもの冷えた指をさすりながら歌う、親の温かい愛情が伝わってくる福岡県のわらべうたです。

「つらら」を意味する方言が題材となっており、氷柱に見立てた指にぬくもりを届ける情景が、心を和ませてくれます。

この楽曲は口伝えで広まった伝承歌。

保育園や幼稚園では、レクリエーションや触れ合いの時間に歌われています。

家族で優しい気持ちを分かち合いたいときや、寒い冬に家族で寄り添って過ごすひとときにピッタリの1曲でもありますね。

北九州音頭

北九州音頭 (祝・世界文化遺産登録『八幡製鐵所関連施設』 )
北九州音頭

北九州市の誕生を祝い、その未来への希望を歌った音頭調の1曲です。

歌詞には、八幡製鉄所の溶鉱炉や若戸大橋といった産業の象徴から、皿倉山の風景、お祭りのにぎわいまでが生き生きと描かれています。

聴いていると、まるで街を巡る旅に出たような気分になりますね。

1963年、市の誕生とほぼときを同じくして江利チエミさんの歌で世に出た本作は、市の広報的な役割も担っていたのかもしれません。

にぎやかなお囃子にのせて歌われる故郷の風景に、懐かしさをおぼえる方もいるのでは?

博多追分

【フル歌詞付き】博多追分(福岡県民謡)/Kinbikai/Hakataoiwake(Fukuoka Prefecture minyo)
博多追分

博多の港を離れ、玄界灘へと船出する人の切ない心情を歌った1曲。

荒々しい波しぶきを浴びながら遠ざかる故郷を思う姿に、共感をおぼえる方も少なくないはずです。

夜の海に寂しく響く千鳥の鳴き声が、まるで別れの哀愁を代弁しているかのよう。

この楽曲は、地元の伝承グループによって大切に歌い継がれています。

心にじんわりと染みる深い情感が魅力の本作は、故郷が恋しくなった夜、そっと耳を傾けたくなる作品。

大切な街、大切な人を思いながら聴いてみてはいかがでしょうか。

糸島の子守唄

椎の山通れば 福岡県 糸島の子守唄 歌:小河恭子
糸島の子守唄

福岡県糸島地方に伝わる、赤ちゃんをあやすための子守歌です。

椎の実がぽろぽろと落ちる里山の穏やかな情景を歌っており、聴いていると心が和みますね。

子を寝かしつける親の深い愛情が、素朴で優しい旋律の中に溶け込んでいます。

子供を寝かしつけるときにはもちろん、静かな夜に自身の心を落ち着けたいときや、故郷に思いをはせるときにもピッタリの1曲。

優しく心地よい子守歌の調べに、そっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

久留米小唄

城下町として知られる久留米の穏やかな風景と、故郷を大切に思う心を歌った作品です。

三味線が奏でるしっとりとした旋律と、重厚なハーモニーが、聴く人の心に深い郷愁を呼び起こします。

本作を聴くと、福岡に限らず、懐かしい街並みを歩いているような気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

故郷を離れて暮らす方が昔を思い出したり、日本の原風景に触れて心安らぐひとときを過ごしたり……そんなシーンにもピッタリの1曲です。

【福岡の民謡・わらべうた】懐かしの故郷の調べが伝える歴史と想い(21〜30)

博多カッチリ節

博多かっちり節の起源はよくわかっていないそうで、一説には、江戸時代、南岳山東長寺の盆踊で唄い踊られていたともいわれています。

少し、沖縄民謡のような雰囲気もあるのが特徴的です。

お酒の席などで、よく歌われるそうです。