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福島の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

福島の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
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福島の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

祝い事の席で唄われる会津松坂、供養の心が込められたじゃんがら念仏踊り、常磐炭坑の記憶を伝える唄。

福島の民謡や童謡には、人々の暮らしと祈りが深く刻まれています。

野口雨情さんや額賀誠志さんが描いた童謡には、懐かしい故郷の風景が息づいています。

羽黒節や高田甚句、相馬土搗唄など、世代を超えて歌い継がれる福島の音色の数々を、あなたも心に響かせてみませんか?

福島の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)

牧場の朝NEW!

『牧場の朝』は福島県鏡石町にある岩瀬牧場をモデルにして歌詞が書かれたと言われています。

歌詞は朝を迎え霧が立ち込める牧場の風景を音や光の風景を交えながら、牧場で働く人や羊たちの様子と共に描かれています。

広い牧場に朝が来て今日が始まる様子が書かれている歌詞で小学生の教科書にも掲載されています。

牧場はどんな動物がいるかな?

と子供たちに聞いたり、牧場で働く人はどんなお仕事をするかを伝えることで曲のイメージがしやすくなるかもしれませんね。

すばらしき福島作詞:令和一郎/作曲:古関祐而

福島市出身の作曲家、古関裕而さんのメロディに、現代の詞が吹き込まれた心温まるご当地ソングです。

福島の阿武隈川や飯坂温泉、吾妻連峰などの名所が織り込まれた歌詞が、郷土への深い愛情を表現しています。

2021年に公開されたこの曲は、NHK連続テレビ小説『エール』で古関夫妻がモデルとなり注目を集めた流れのなかで誕生。

震災からの復興に取り組む福島県民の方々や、遠く離れて暮らす福島出身者、そして美しい福島の魅力に触れたいすべての方々に聴いていただきたい、郷土愛あふれる応援歌です。

相馬馬子唄斎藤はじめ

相馬地方から白河などの馬市へ1頭や2頭ではなく、10頭以上の馬を引きながら唄われた民謡です。

朝早くから山の景色がどこを見ても霧ばかりという静かな状況が目に浮かんできますが、神経質な馬を何十頭も引く技は凄いと言わざるえませんね。

しゃぼん玉とんだ愛甲ミカ

さまざまな誰でもが知っている野口雨情氏の出身は茨城県なのですが、波瀾万丈な人生において温泉で有名な福島県いわき市湯本で暮らした事がありました。

今でも存在する老舗旅館の若女将と茶飲み友達となって、その後童謡の「よいよい横丁」を書き上げました。

これは温泉街の狭い道の中で朝・昼・晩と形を変えるお月さまを見て作られた詩なのですが、URLでは見つからず、野口雨情記念館があるいわき市湯本の中で聴ける1曲を選びました。

三春盆踊唄村田賢治

福島県田村郡三春町に伝わる盆踊り唄で、三春という名前の由来は梅・桃・桜が一度に咲き、三つの春が同時に見られる事からつけられました。

三春盆唄は別名「三春甚句」とも呼ばれ、発祥は越後の甚句が会津に伝わり、いわき地方へと伝わってきました。

三春盆踊りは県内でも最も盛んで8月の盆の時期には三春各地で踊られています。

昔は朝まで盛大に踊っていた時期もあったそうです。

羽黒節ten ten

山形県にも羽黒山がありますが、こちらの民謡で唄われているのは、福島県相馬市と宮城県丸森町の県境に位置する「羽黒山」(はぐろさんです。

奈良時代には特定の日時に若い男女が集まり、歌垣(うたがき)という古代からの習俗があり、お互いの口説き文句となったそうです。

五七調で自分の気持ちを表現し、相手に伝わる恋文ができなければ、モテなかったという事ですね。

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