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大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
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大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

笠置シズ子さんの「大阪ブギウギ」や水前寺清子さんの「岸和田音頭」など、大阪の民謡には活気あふれる街の姿が映し出されています。

心斎橋の賑わい、河内音頭の躍動感、だんじり祭りの熱気。

粋で情熱的な大阪のこころは、世代を超えて歌い継がれる珠玉の楽曲の中に息づいています。

懐かしさと誇りが織りなす、大阪ならではの音楽の世界へ、さあ出かけましょう。

大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)

大阪うまいもんのうた

【手遊び動画】 大阪うまいもんのうた
大阪うまいもんのうた

童謡や、わらべうたとしては“新作”の部類に入るかもしれません。

それが「大阪うまいもんの歌」。

「たこ焼き」「お好み焼き」など、コナモンを中心に大阪名物となっている食べ物が軽快なメロディにのって歌い上げられます。

2番はなぜか「おもろいもん」自慢で、「通天閣」や「吉本新喜劇」などが歌い込まれていますが、“正解”はなくて、さまざまなバージョンがあるようです。

堀江の盆唄

堀江盆唄 堀江盆踊り 初日 2015.08.17
堀江の盆唄

大阪市西区堀江にあった遊郭の盆踊り唄で、かつては芸者たちがあでやかに歌い踊ったようです。

「かんてき割った/すり鉢割った/叱られた/それスイカ…」という歌詞が陽気な曲で盛り上げられ、現代にも伝承されています。

大阪ブギウギ笠置シヅ子

笠置シズ子が「東京ブギウギ」の大ヒットに続いて1948年に発表したナンバー。

歌詞には心斎橋や船場など大阪の地名がふんだんに盛り込まれ、大阪を「ニューヨーク」に例える描写も見られます。

大阪育ちの笠置シズ子にとっては、こちらのほうが歌いやすい曲だったかもしれませんね。

彼女は以降も「名古屋ブギー」や「博多ブギウギ」など多くの「ご当地ブギー」を発表しています。

河内音頭

第35回 八尾河内音頭まつり
河内音頭

「700年の昔から唄い続けた河内音頭、精根こめて唄いましょう」という歌詞もありますから鎌倉時代末期から室町時代初期から始まったのでしょうか。

大阪の北河内・中河内を発祥とする、現代でも大阪を代表する民謡で、大阪では地域を問わず、夏に盆踊りでは定番の曲になっています。

野崎小唄市丸

大東市のご当地ソングともいえるのが、この「野崎小唄」。

同曲は東海林太郎が1934年にレコードとして吹きこんだほか、美空ひばりなど多くの歌手に歌い継がれています。

この歌の歌詞は、同地の寺院・慈眼寺の風習である「野崎詣り」をモチーフにしていますが、野崎詣りは同曲だけでなく人形浄瑠璃や上方落語の舞台や題材にもなっています。

浪速の四季

NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で使われていた曲です。

春夏秋冬の4つの節からなり、大阪の正月、天神祭、月見、銀世界と、四季をおりこんだ楽曲となっていて、大阪での四季の楽しみ方がよくわかる、楽曲となっています。

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