大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
今回この記事では大阪にまつわる民謡、童謡を特集しました!
大阪は古くから交通量のおおい海路と河川の合流地点として物流の要でした。
そのため大阪の民謡には淀川の舟歌など古くからの歴史を感じせてくれる民謡があります。
一方であべのハルカスをモチーフにして作られたハルカス音頭など近年の大阪を象徴するような曲も。
「天下の台所」とも呼ばれた大阪の民謡、童謡を聴いて、その長い長い歴史にじっくりひたっていってください!
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大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
貝掛音頭

大阪の泉州地方、貝掛地区で大切に歌い継がれている盆踊りの音頭です。
戦後に一度途絶えてしまいましたが、1990年に地元有志の手によって見事に復活。
笛と太鼓の長い間奏を挟む7・7・7・5調の調べは、踊りの輪と呼吸を合わせるかのようです。
曲が持つ温かい響きには、故郷の伝統を守り抜こうとする人々の心が宿っているような気がしませんか?
2008年3月には阪南市の無形民俗文化財に指定。
夏に開かれる貝掛納涼祭りでは、今も地域の人々が輪になって踊る光景が見られます。
大大阪地下鉄行進曲德山璉・小林千代子

1933年の大阪市営地下鉄開業時に作られた歌。
作詞は大阪市交通局にあたる大阪市電気局の局長、平塚米次郎さんでした。
当時の市内の交通のメインは路面電車かバスでしたが、地下鉄はそれらよりも平均速度が速いということで、歌の内容も「スピード時代」を讃える内容です。
大阪ブギウギ笠置シヅ子

笠置シズ子さんが『東京ブギウギ』の大ヒットに続いて1948年に発表したナンバー。
歌詞には心斎橋や船場など大阪の地名がふんだんに盛り込まれ、大阪をニューヨークに例える描写も見られます。
大阪育ちの笠置シズ子さんにとっては、こちらのほうが歌いやすい曲だったかもしれませんね。
彼女は以降も『名古屋ブギー』や『博多ブギウギ』など多くの「ご当地ブギー」を発表しています。
浪速の四季

NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』で使われていた曲です。
春夏秋冬の4つの節からなり、大阪の正月、天神祭、月見、銀世界と、それぞれの風物詩が織り込まれています。
大阪での四季の楽しみ方がよくわかる曲ですね。
よもの景色を

聴けばぬくもりが感じられる、長く大阪で親しまれてきた遊び歌です。
春の訪れを喜び、梅の枝でさえずるうぐいすを眺める……そんなのどかな情景が目に浮かぶようです。
また、うぐいすの鳴き声と法華経を重ねた言葉遊びには、昔の人々ならではの洒脱な感性が光っていますね。
本作を聴いていると遠い昔、町に響いていた子供たちの無邪気な声が聞こえてくる気がします。
おんごく

夏の夕暮れ、大阪の町を子供たちが列をなして練り歩く光景が目に浮かぶような、懐かしいわらべうたです。
作者不詳の伝承歌で、1990年に大阪府教育委員会が刊行したアルバム『大阪府の民謡』に貴重な歌声が記録されています。
賑やかな「天下の台所」のイメージだけではない、路地裏に響いていた子供たちの歌声に、大阪のもう一つの顔を発見する方もいらっしゃるかもしれませんね。
古き良き故郷の心を感じさせてくれる1曲です。
大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
ちょちちょちあわわ

乳児に対してする、手遊び歌です。
大阪ほか、いろいろな土地でも歌われています。
手をぐるぐる回すところはかいぐりかいぐりと表現されたり、語感が楽しくて、子供が喜びそうな感じです。
こういった、なつかしくて美しい日本の歌はいつまでも語り継がれて残っていてほしいですね。


