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大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

今回この記事では大阪にまつわる民謡、童謡を特集しました!

大阪は古くから交通量のおおい海路と河川の合流地点として物流の要でした。

そのため大阪の民謡には淀川の舟歌など古くからの歴史を感じせてくれる民謡があります。

一方であべのハルカスをモチーフにして作られたハルカス音頭など近年の大阪を象徴するような曲も。

「天下の台所」とも呼ばれた大阪の民謡、童謡を聴いて、その長い長い歴史にじっくりひたっていってください!

大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)

五社踊り

令和元年ゆ祭 五社音頭踊り奉納
五社踊り

大阪府泉佐野市の日根神社で歌い継がれる、地域に根差した祝いの音頭。

その起源は江戸時代にはやった伊勢詣での道中唄にあり、昭和40年に氏子からの公募で名前が決まり、振り付けと共に奉納されました。

太鼓のリズムと、威勢の良いかけ声が一体となった活気あふれる曲調が特徴です。

地域の人々の手で大切に守られてきた、まさに故郷の心が宿る1曲。

大阪の祭りの熱気と人々の温かい祈りに触れてみてはいかがでしょうか。

交野節

#万博音頭 交野節編~輪踊りバージョン【公式】
交野節

江戸時代中期に生まれたとされる、河内地方の伝統的な盆踊り歌です。

「河内音頭」のルーツとしても知られています。

地域ごとに節や踊りが少しずつ違う形で受け継がれてきた歴史があり、その素朴な響きに故郷の原風景を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2018年10月に、オーケストラ伴奏で構成された音源『交野節~石川五右衛門~』が発売。

さらに2025年には「大阪・関西万博」関連の企画で、若者にも届くようアップテンポに編曲された本作が紹介されました。

伝統の音色と現代的なアレンジの両方に触れられる、興味深い1曲と言えるでしょう。

槙尾山幟上げ音頭

槇尾山幟上げ音頭/和泉市仏並町
槙尾山幟上げ音頭

明治初期に大阪府和泉市で生まれた民謡の一つ。

槙尾山のお寺で御開帳がある際に、人々が幟を掲げながら歌い歩いた道中歌が始まりなのだそうです。

伊勢音頭系統の陽気なリズムに威勢のいい掛け声が重なり、巡礼の一行の賑やかな様子が目に浮かびます。

歌詞には名産のみかんや当時の景色、情景が織り込まれており、楽しさの中に地域への思いが息づいている内容。

大阪の長い歴史と、そこに生きた人々の祈りの声に耳を澄ませたい時にぴったりの1曲かもしれません。

横山音頭

【大久保区納涼盆踊り】~伝統の横山音頭~大阪・熊取町!
横山音頭

熊取町で親しまれている盆踊り歌です。

浄瑠璃や歌舞伎を取り入れた唄で、歌詞には巡礼者の旅や別れの物語が織り込まれており、昔の人々の暮らしに思いを馳せてしまいます。

伝承者の河合一良さんによって『河内音頭』の軽快な節回しが加えられるなど、時代とともに踊りやすいテンポへと変化してきた、この音頭。

伝統を守りながらも多くの人に楽しんでもらおうという温かい心が、本作の魅力になっているのかもしれません。

樫井さんや踊り

大阪府泉佐野市で大切に受け継がれている、熱気に満ちた盆踊り歌です。

やぐらの上で鳴り響く力強い太鼓のリズムに合わせ、短いフレーズをくり返しながら夜を徹して踊り明かすのだそう。

もともとは大坂夏の陣における樫井の戦いで傷を負った将兵を元気づけるために踊られたと言われています。

世代をこえて人々を繋ぐ祭りの熱気、故郷への深い愛情が曲の中にあるよう感じられますね。

泉佐野市の指定無形民俗文化財です。