大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
笠置シズ子さんの「大阪ブギウギ」や水前寺清子さんの「岸和田音頭」など、大阪の民謡には活気あふれる街の姿が映し出されています。
心斎橋の賑わい、河内音頭の躍動感、だんじり祭りの熱気。
粋で情熱的な大阪のこころは、世代を超えて歌い継がれる珠玉の楽曲の中に息づいています。
懐かしさと誇りが織りなす、大阪ならではの音楽の世界へ、さあ出かけましょう。
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大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)
大大阪地下鉄行進曲德山璉・小林千代子

1933年の大阪市営地下鉄開業時につくられた歌。
作詞はなんと、現在の大阪市交通局にあたる大阪市電気局の局長、平塚米次郎氏でした。
当時の市内の交通のメインは路面電車かバスでしたが、地下鉄はそれらよりも平均速度が速く、歌の内容も「スピード時代」を讃える内容となっています。
紺屋のネズミ

子供の腕を使って遊ぶ、手遊び歌のような歌です。
同じような手遊び歌で歌詞の違うものが他の地方でも見られます。
言葉は違っても、子供を楽しませようとする親の気持ちは共通しています。
違う歌詞は地方ならではの風習や環境が垣間見るようでおもしろいですね。
いっぽんばしこちょちょとも少し似ている感じです。
岸和田音頭水前寺清子
1972年、岸和田市制50周年を記念して作られたのが「岸和田音頭」です。
歌詞の中には岸和田城やだんじり、木材商いや牛滝温泉といった、地元の人にとって馴染み深いものが多く登場します。
水前寺清子の力強い歌声で歌われる、明るい音頭です。
ちょちちょちあわわ

乳児に対してする、手遊び歌です。
大阪ほか、いろいろな土地でも歌われています。
手をぐるぐる回すところはかいぐりかいぐりと表現されたり、語感が楽しくて、子供が喜びそうな感じです。
こういった、なつかしくて美しい日本の歌はいつまでも語り継がれて残っていてほしいですね。
中の中の小仏

「かごめかごめ」と同様の遊びで,子どもたちが手をつないで輪をつくり,その輪の中に目隠しをした小仏(地蔵あるいは小坊とも)が1人入り,まわりを子どもたちがはやしことばを歌いながらめぐり,歌が終わってかがんだところを小仏がその1人をつかまえ名を当て,当てられたものが小仏となる、という遊びで歌われる歌です。
あなたの胸に わたしの胸に

大阪市の市制70周年を記念し、大阪市と大阪市教育委員会が「大阪市民の歌」として選定した、大阪市の市民愛唱歌です。
かつては大阪市役所の終業メロディとしても使われていたことがあります。
芦野宏と三浦尚子のデュエットによるレコード盤も製造されました。