大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
今回この記事では大阪にまつわる民謡、童謡を特集しました!
大阪は古くから交通量のおおい海路と河川の合流地点として物流の要でした。
そのため大阪の民謡には淀川の舟歌など古くからの歴史を感じせてくれる民謡があります。
一方であべのハルカスをモチーフにして作られたハルカス音頭など近年の大阪を象徴するような曲も。
「天下の台所」とも呼ばれた大阪の民謡、童謡を聴いて、その長い長い歴史にじっくりひたっていってください!
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大阪の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
大阪市街電車唱歌

七五調の心地よいリズムが、春の大阪を巡る旅へと誘ってくれる1曲。
梅田から始まり、堂島や心斎橋、天保山へと至る当時の名所が次々と歌い込まれ、活気あふれる街の様子が目に浮かぶようです。
路面電車に揺られる人々のわくわくした気持ちが伝わってくるような気がしませんか?
この楽曲は、 1908年に大阪市営路面電車のPRソングとして作られたとされています。
懐かしいメロディーに耳を傾けていると、古き良き「水の都」の賑わいが感じられるはずです。
大大阪地下鉄行進曲德山璉・小林千代子

1933年の大阪市営地下鉄開業時に作られた歌。
作詞は大阪市交通局にあたる大阪市電気局の局長、平塚米次郎さんでした。
当時の市内の交通のメインは路面電車かバスでしたが、地下鉄はそれらよりも平均速度が速いということで、歌の内容も「スピード時代」を讃える内容です。
ふるさと茨木音頭

大阪府茨木市を舞台にした、心躍る創作音頭です。
歌手の林田麻友子さんの歌声が響く本作は、軽快なテンポと親しみやすい節回しが印象的。
聴いているだけで、お祭りの輪の中で自然に体が動き出すような、そんな楽しさがあります。
歌の中には、故郷への深い愛情や、地域の伝統文化を皆で大切に受け継いでいこうという温かいメッセージが。
「茨木フェスティバル」で長年にわたり披露されるなど、地域振興の盆踊り曲として活用されています。
茨木市にゆかりのある方なら、故郷の風景に思いをはせたくなるのではないでしょうか。
五社踊り

大阪府泉佐野市の日根神社で歌い継がれる、地域に根差した祝いの音頭。
その起源は江戸時代にはやった伊勢詣での道中唄にあり、昭和40年に氏子からの公募で名前が決まり、振り付けと共に奉納されました。
太鼓のリズムと、威勢の良いかけ声が一体となった活気あふれる曲調が特徴です。
地域の人々の手で大切に守られてきた、まさに故郷の心が宿る1曲。
大阪の祭りの熱気と人々の温かい祈りに触れてみてはいかがでしょうか。
交野節

江戸時代中期に生まれたとされる、河内地方の伝統的な盆踊り歌です。
「河内音頭」のルーツとしても知られています。
地域ごとに節や踊りが少しずつ違う形で受け継がれてきた歴史があり、その素朴な響きに故郷の原風景を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2018年10月に、オーケストラ伴奏で構成された音源『交野節~石川五右衛門~』が発売。
さらに2025年には「大阪・関西万博」関連の企画で、若者にも届くようアップテンポに編曲された本作が紹介されました。
伝統の音色と現代的なアレンジの両方に触れられる、興味深い1曲と言えるでしょう。


