ゴスペル初心者のための練習曲
ゴスペル初心者の方へ向けた、練習に適した曲を集めてみました。
ゴスペルとは、アメリカ発祥の、キリスト教プロテスタント系の宗教音楽であり、福音という意味も持ちます。
教会で歌われるような、独特の発声法は、多くの歌い手が憧れたり、模倣したりするものなのではないでしょうか。
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ゴスペル初心者のための練習曲(1〜10)
HALLELUJAHQuincy Jones

原曲はあまりにも有名なヘンデルの「ハレルヤ」ですが、これはクインシー・ジョーンズさんが力を注いだスーパープロジェクトのゴスペルアレンジ曲です。
出だしから力強いコーラスで、曲が進んでいくと四声に分かれての追っかけやコーラスが圧巻です。
Gonna be a lovely dayKirk Franklin

ビル・ウィザーズさんの「Lovely Day」をカーク・フランクリンさんがカヴァーしたものです。
あなたのことを考えると世界はすべてうまくいく。
素敵な日々になるだろう、という内容の曲です。
ヒップホップやポップスの要素が含まれていて、アーバン・コンテンポラリー・ゴスペルという新しいジャンルになります。
Souled outHezekiah Walker

私のすべてを神様にささげます、という内容です。
牧師でもあるヘゼカイア・ウォーカーさんが「魂」のSoulと「売り切れ」のSoldを組み合わせてSouled「魂は(神に捧げたため)売り切れ」という言葉を作りました。
体を動かさずにはいられない局です。
ゴスペル初心者のための練習曲(11〜20)
Every PraiseHezekiah Walker

力強く心に響くハーモニーと明快なメロディーラインが魅力的なゴスペルナンバーです。
アメリカのゴスペル界を代表するヘゼカイア・ウォーカーさんが、神への賛美と感謝の思いを込めて歌い上げる本作は、2013年6月にアルバム『Azusa: The Next Generation』に収録され、ゴスペルラジオチャートで26週連続1位を記録しました。
洗練された4/4拍子のリズムと親しみやすいコーラスワークが印象的で、ゴスペルに馴染みのない方でも自然に口ずさめる親近感のある仕上がりとなっています。
礼拝の場はもちろん、日常生活の中で心を落ち着かせたいときや、前向きな気持ちになりたいときにもおすすめの一曲です。
We Lift Our Hands In The SanctuaryKurt Carr

心を揺さぶる力強いハーモニーと温かみのある歌声で人々を魅了する米国のカート・カーさん。
ライブアルバム『Awesome Wonder』に収録された本作は、聖域での賛美をテーマに、素朴な祈りの気持ちを壮大なスケールで表現しています。
伝統的なゴスペルにR&B、ジャズ、ソウルの要素を織り交ぜた独自のスタイルで、聴く人の心に直接語りかけてくるような親しみやすさが魅力です。
2000年9月、カリフォルニア州イングルウッドのFaithful Central Bible Churchで録音されたこの作品は、ゴスペル音楽のコンピレーションアルバム『WOW Gospel 2003』にも収録され、幅広い層から支持を集めています。
シンプルな歌詞と覚えやすいメロディーで、ゴスペルに興味を持ち始めた方にぴったりの1曲です。
I Need You NowSmokie Norful

圧倒的な歌唱力とソウルフルな表現力を持つアメリカのゴスペルシンガー、スモーキー・ノーフルさんの心を揺さぶる祈りの歌。
切実な願いを込めたメロディーラインと、丁寧に紡がれるピアノの音色が心に染み入ります。
2002年5月にリリースされたアルバム『I Need You Now』に収録された本作は、ご自身の体験から生まれた深い祈りの形。
Billboard Hot 100で96位を記録するなど、ゴスペル界を超えた反響を呼び、2014年には映画『Freedom』でシャロン・リールさんがカバーしました。
シンプルながら力強いメッセージと親しみやすいメロディーは、ゴスペルを始めたい方の入門曲としてもおすすめです。
Take Me to the King feat. Kirk FranklinTamela Mann

神への想いと魂を揺さぶる力強い歌声が、深い感動を呼ぶスピリチュアルなバラード。
アメリカ・テキサス州出身のタメラ・マンさんが、ゴスペル界の重鎮カーク・フランクリンさんをフィーチャリングに迎えて制作した心に響く名曲です。
2012年6月にリリースされたアルバム『Best Days』の収録曲として、ビルボード・ゴスペル・ソング・チャートで19週連続1位を獲得。
2023年にはアメリカレコード協会からダブル・プラチナ認定を受けるなど、高い評価を得ています。
穏やかなピアノの旋律から始まり、次第に壮大なスケールへと広がっていく本作は、シンプルながらも美しいメロディーラインが印象的。
優しく寄り添うような歌声は、心の支えを求める人々の心を包み込んでくれることでしょう。